特定行政庁建築主務部長あて
記
地域
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水平震度の数値に乗ずる数値
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旧
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新
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北海道南東部(根室市、釧路市等)
青森県東部(八戸市等)
岩手県
宮城県
福島県東部(福島市、いわき市等)
茨城県
栃木県
群馬県
富山県西部(富山市等)
石川県のほぼ全域
福井県
鳥取県東部(鳥取市等)
徳島県東部(徳島市等)
香川県東部
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〇・九
(〇・一八)
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一・〇
(〇・二〇)
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北海道東部(網走市、北見市等)
大分県南部(大分市等)
熊本県東部(熊本市等)
宮崎県
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〇・八
(〇・一六)
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〇・九
(〇・一八)
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鹿児島県の南西諸島
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〇・八
(〇・一六)
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一・〇
(〇・二〇)
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沖縄県
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(注)
(〇・一〇)
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〇・七
(〇・一四)
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くいの種類
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くい材料の強度等
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継手による低減率
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長さ径比による低減率
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備考
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コンクリート強度
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コンクリートの許容応力度
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長期応力に対する許容応力度
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短期応力に対する許容応力度
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場所打ちコンクリートぐい
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コンクリートを水又は泥水がある状態で打設するもの
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180kg/cm2以上
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コンクリート強度の1/5かつ50kg/cm2以下
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長期応力に対する許容応力度の2倍
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(L/D−60)%
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コンクリートを水又は泥水がない状態で打設するもの
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コンクリート強度の1/4かつ60kg/cm2以下
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ペデスタルぐい
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かくを有しないもの
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180kg/cm2以上
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コンクリート強度の1/5かつ50kg/cm2以下
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(L/D−60)%
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かくを有するもの
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コンクリート強度の1/4かつ60kg/cm2以下
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振動詰め鉄筋コンクリートぐい
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400kg/cm2以上
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65kg/cm2以下
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○溶接継手
5%/個所
○ボルト式継手
10%/個所
○充填式継手又はほぞ継手
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溶接継手又はボルト式継手
(L/D−60)%
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遠心力鉄筋コンクリートぐい
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400kg/cm2以上
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75kg/cm2以下
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溶接継手又はボルト式継手
JIS製品又はJIS同等品 (L/D−70)%
JIS製品又はJIS同等品以外 (L/D−60)%
充填式継手又はほぞ継手 (L/D−50)%
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遠心力プレストレストコンクリートぐい
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A種
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500kg/cm2以上
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105kg/cm2以下
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JIS製品又はJIS同等品
(L/D−80)%
JIS製品又はJIS同等品以外
(L/D−70)%
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プレテンションぐいに限る
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・最初の2個所まで
20%/個所
・3個所目から
30%/個所
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B種
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100kg/cm2以下
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C種
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95kg/cm2以下
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鋼ぐい
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鋼管
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(鋼材)
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(L/D−100)%
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断面 ○
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H型鋼
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1600kg/cm2以下かつ局部座屈を考慮した値とする。
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長期応力に対する許容応力度の1.5倍
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(L/D−70)%
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断面 H
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(参考)
![]() (5) 基礎ぐいの先端の有効断面積について
基礎ぐいの先端の有効断面積は、くい先端部分の実断面積をとることを原則とするが、先端開放のくいについては開端ぐいの閉そく効果を考慮して次の式の値をとることができるものとする。
イ 鋼管ぐいの場合
2≦H/dI≦5の場合
AP=0.04πdH
5≦H/dIの場合
AP=0.2πd2
ロ 鉄筋コンクリートぐいの場合
2≦H/dIの場合
AP=0.25πd2
これらの式においてH、dI、AP及びdは、それぞれ次の数値を表すものとする。
H 支持層への根入れ長さ(単位 メートル)
dI 基礎ぐいの内径(単位 メートル)
AP 基礎ぐいの先端の有効断面積(単位 平方メートル)
d 基礎ぐいの外径(単位 メートル)
(6) 鋼ぐいの肉厚等について
イ 防食措置を行わない鋼ぐいの断面積の算定に当たっては、腐食しろを考慮するものとする。
ロ 腐食しろは、地盤の腐食性試験で求められる年間腐食しろに八〇(上部構造の耐用年限が明らかな場合にはその年数)を乗じた数値以上とし、腐食性試験を行わない場合にあっては、二ミリメートル以上とするものとする。ただし、閉端鋼管ぐいについては外面の腐食のみを考慮すればよいものとし、開端鋼管ぐいについては内面の腐食しろを〇・五ミリメートルとすることができるものとする。
ハ 鋼くいの肉厚はH型ぐいについては一〇ミリメートル以上とし、鋼管ぐいについては九ミリメートル以上とするものとする。
(7) 摩擦ぐいを群ぐいとして設ける場合の取扱いについて
摩擦ぐいを群ぐいとして設ける場合には、くい間隔等によって群ぐいの中の一本のくいの支持力は次式によることになるので単ぐいの支持力より小さくなることがあり、よって、この場合は十分に留意して安全性の確保を図るものとする。
Rac=1/n{A(qa−
![]() )+(1/3)ψLS} (長期)
Rac=1/n{A(q′a−
![]() )+(2/3)ψLS} (短期)
これらの式において、Rac、n、A、qa、
![]() 、ψ、L、S及びq′aは、それぞれ次の数値を表すものとする。
Rac 群ぐいの効果を考慮したくいの許容支持力(単位 トン)
n くいの本数(単位 本)
A くい群の外側のくい表面を結んだ面で囲まれた多角とうの断面積(単位 平方メートル)
qa くい群下端面を基礎荷重面とみなして、告示第二の表(一)項により計算した長期応力に対する地盤の許容応力度(単位 一平方メートルにつきトン)
![]() くい群下端面上に作用するくいと土の単位面積重量(単位 一平方メートルにつきトン)
ψ くい群の外側のくい表面を結んだ面で囲まれた多角とうの周囲長さ(単位 メートル)
L 土に埋まるくいの長さ(単位 メートル)
S くいに接する土の平均せん断抵抗(単位 一平方メートルにつきトン)
q′a くい群下端面を基礎荷重面とみなして、告示第二の表(一)項により計算した短期応力に対する地盤の許容応力度(単位 一平方メートルにつきトン)
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別添〔省略〕 |
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