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平成13年度観光の状況に関する年次報告

第1章 観光の現状はどうなっているか

第2節 ●国民の旅行に対する意識,経済環境の動向

2 自由時間関連支出と旅行関連支出の推移


自由時間関連支出は,近年減少傾向にある。自由時間関連支出の消費支出に占める割合は23%前後で推移し,また,旅行関連支出の自由時間関連支出に占める割合は16%台で推移している(表1-2-6)。

表1-2-6 自由時間関連支出の推移



旅行関連支出の1世帯当たりの13年の年間支出額は,宿泊費8万7,034円,(前年比6,729円減,7.2%減),交通費4万9,943円(同1,622円減,3.1%減),旅行用かばん購入費822円(同66円減,7.4%減)の合計13万7,799円(同8,417円減,5.8%減)となっている(図1-2-7)。

図1-2-7 旅行関連支出の推移



旅行関連支出の推移を見ると,平成4年までは順調に伸びてきたが5年以降は概ね横ばいで推移した後,12,13年と減少傾向にある。
また,旅行関連支出を過去の支出状況と比較して見ると,13年の旅行関連支出合計額は,交通費,宿泊費,旅行用かばん代のいずれも減少し,平成元年の水準近くまで落ち込んできている。
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