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平成13年度観光の状況に関する年次報告

第3章 国際観光振興の施策

第8節 ●国際航空と外航海運の充実等

2 国際航空路線網の充実等


平成13年11月現在,我が国23都市と世界40か国2地域10都市との間で,我が国航空企業8社(日本航空,全日本空輸,日本エアシステム,日本アジア航空,ジャルウェイズ,エアーニッポン,エアージャパン,日本貨物航空)と外国航空企業67社により国際航空ネットワークが形成されており,国際定期運航便数は週間約2,100便に及んでいる。
国際航空については,平成13年には,米国やカナダ,中国,ギリシャ等20か国・地域と航空当局間協議を行った。
なお,平成14年4月18日に供用開始された成田空港暫定平行滑走路に伴う内外企業の新規乗り入れや増便に係る協議は概ね終了し,ヴィエトナム,モンゴル,パプアニューギニアの企業の成田空港への新規乗り入れが実現することとなった。
首都圏での国際航空旅客需給が逼迫している一方,羽田空港は沖合展開により24時間運用が可能となったものの深夜早朝の時間帯はほとんど活用されていない状況であった。そこで,「羽田空港は国内線の,成田空港は国際線のそれぞれ拠点空港である」ことを基本としつつ,羽田空港において深夜早朝時間帯での国際旅客チャーター便及び国際ビジネス機の運航を認めることとした。
具体的には,13年2月16日より,23時から6時までの時間帯において運航が開始された。このような国際チャーター便は3月末までに130便運航されており,高い利用率で推移している。
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