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平成13年度観光の状況に関する年次報告

第4章 国内観光振興の施策

第2節 ●旅行の多様化,低廉化

3 運賃の多様化等航空輸送サービスの向上


国内航空運賃については,平成12年2月より施行された改正航空法において,認可制から事前届出・変更命令制へ移行したことにより,航空会社の経営判断による自由な運賃・料金の設定・変更が可能となった。これを受け航空各社は,12年4月以降,往復割引運賃等の各種割引運賃を設定するなど,運賃・料金の更なる多様化・低廉化の動きが進んでいる。
なお,11年6月より,有識者による「航空輸送サービス懇談会」を開催し,利用者が自らの判断により自由かつ的確な選択を行うことを可能とするために運輸省(当時)及び航空会社が行うべき情報公開の在り方や,差別的な運賃・料金等に対する変更命令の発出に係るガイドラインについて検討を行い,11年10月に検討結果の取りまとめを行った。それに基づき,12年9月より,運輸省(当時)のホームページ上などにおいて,航空輸送サービスに係る情報公開を行っている(図4-2-1,図4-2-2)。

図4-2-1 運賃体系の現状について




図4-2-2 国内航空運賃(平均運賃)の推移(大手3社)



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