平成15年度観光の状況に関する年次報告
第5章 観光交流空間の形成
第8節 観光レクリエーション施設等の整備
1 オートキャンプ場・旅行村・施策等
施策概要
■自然体験滞在拠点の整備
国立・国定公園の優れた自然の中において,家族連れ等が自然体験等を通じて自然とふれあい,自然から学ぶ機会が得られるような場を創出し,あわせて自然保護に対する理解・認識を深めていくための整備を阿寒湖畔地域等の20地域において行った。
■都市公園におけるオートキャンプ場の整備
広域化,多様化するレクリエーション需要に対応するため,国営公園や大規模公園等において,野外活動の拠点となる質の高いオートキャンプ場や滞在型の体験学習施設などの整備を推進している。
■北海道オートリゾートネットワーク構想関連施設の整備
本格的なオートキャンプ場を核として複合的なレクリエーション施設を北海道内に配置することにより,新しいリゾートづくりを目指す「オートリゾートネットワーク構想」の推進を図るため15年度では5箇所で事業を推進した。なお,15年度は約32万人が利用している。
■国民休暇村の整備
国立・国定公園の自然環境の優れた休養適地に低廉で健全な宿泊施設を始め,自然に親しむための各種の施設を総合的に整備するものであり,平成15年度末現在36か所が整備されている。なお,平成15年度は約430万人が利用している。
■国民保養温泉地の指定
温泉利用の効果が十分期待され,健全な保養地として大いに活用される場を「温泉法」に基づいて環境大臣が指定した温泉地である。平成16年3月末現在91か所が指定されている。
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