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平成16年度 観光の状況に関する年次報告

第2章 観光の現状

第1節 国民の観光の動向

5 国民の旅行等に関する意識の動向



  (1) レジャー・余暇生活に関する意識の動向

内閣府「国民生活に関する世論調査」(平成16年6月)によると、国民の「レジャー・余暇生活」に対する満足度は55.8%で、男女とも「満足」するものが半数を超えている。性・年齢別に見ると男女とも20歳代が満足度の割合が高くなっている(表2-1-16)
国民が今後の生活で重点をおきたい分野は「レジャー・余暇生活」を挙げる者が33.8%と最も多く、以下「所得・収入」、「資産・貯蓄」と続いている(表2-1-17)
前回調査と比較してみると、「資産・貯蓄」については前年より増加しているものの、その他はやや減少傾向となっている(表2-1-18)

表2-1-16 現在の生活に対する満足度 -レジャー・余暇生活-




図2-1-17 今後の生活の力点




表2-1-18 今後の生活の力点(推移)




  (2) 旅行に対する潜在需要

(財)社会経済生産性本部の調査によれば、国民の余暇活動の潜在需要を参加希望率から実際の参加率を引いた数値でみてみると、第1位は性・年齢を問わず「海外旅行」が最も高く、第2位が「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉等)」となっている。このように、観光旅行に対する潜在需要は多様な余暇活動のなかで依然として高いことがうかがえる。

図2-1-19 余暇活動の潜在需要



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