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平成18年度観光政策

第4章 観光産業の育成・高度化に向けた取組

第3節 教育関連機関等における人材育成

2 観光を担う人材育成への取組



  (1) 旅行業における人材育成の促進

旅行に同行する添乗員は顧客満足を引き出すために重要な役割を担っているが、優秀な添乗員を安定的かつ継続的に確保することは、旅行業界にとって重要な課題の一つとなっている。このため、旅行業関係者等により構成する実行委員会において、添乗を主たる業務としている者を対象にモチベーションの向上等を目的とした表彰制度(ツアーコンダクター(旅の演出家)・オブ・ザ・イヤー(仮称))の新設が検討されており、これを支援することとしている。

  (2) 観光カリスマ塾の実施

次世代の地域の観光振興を担う人材育成を図るため、「観光カリスマ塾」を開催する。

  (3) 観光経営人材の育成

学識経験者及び観光政策や観光関連産業に直接携わっている実務家等で構成する「観光マネージメント高度化のための人材育成検討会」を開催し、観光立国を担うこれからの人材像とその育成の在り方について検討を行う。
「集客交流(観光)経営人材育成事業」として、観光プランニングに必要な経営技術とサービス実務双方に精通した専門人材の育成に向けた教育プログラムの開発を行う。さらに、開発した教育プログラムについて観光サービスの現場との適合性の確認や大学等の高等教育機関等での試行を行い、大学等における教育コースの立上げ支援を行う。
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