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平成21年度 観光施策

第4章 観光旅行の促進のための環境の整備

第4節 観光地における環境及び良好な景観の保全

1 観光地における環境の保全



  (1) 循環型社会の形成の推進

観光地における散乱ごみ対策等環境保全の観点からも、廃棄物の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進、廃棄物処理施設の整備促進等を図る。特に、平成21年度からは、焼却処理に伴い生じるエネルギーの有効利用を行う高効率なごみ発電施設等について積極的な支援を行っていく。

  (2) 観光分野における「地域循環圏」形成の取組の推進

循環型社会形成推進基本法に基づき昨年3月に閣議決定された第2次循環型社会形成推進基本計画では、地域の特性を生かしつつ、循環資源の性質に応じて最適な規模の「地域循環圏」の形成を推進することとしている。
観光分野における取組事例としては、例えば、ホテルの食品残さを堆肥化し、それで栽培した農作物をホテルのメニューに採用する取組等が挙げられる。
平成21年度には「地域循環圏」形成のための地域計画策定に向けて、調査検討を行うとともに、先進的な取組をモデル事業として支援する「循環型社会地域支援事業」を実施することとしている。
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