観光白書の刊行に当たって
皆さんこんにちは。
観光は、地域経済の活性化や雇用機会の増大等による国民経済の発展、国や地域を越えた交流による相互理解の増進といった意義を有しており、観光立国の実現は、我が国の21世紀の国づくりの柱と言えるものです。
このため、近年、「観光立国推進基本法」の成立、「観光立国推進基本計画」の策定、昨年10月の「観光庁」の発足など、国を挙げての体制整備が行われるとともに、各地域においても観光振興を目指す動きが活発化しています。
観光庁発足後初の観光白書である本書においては、国民の観光旅行の動向を取り上げ、若者、家族、団塊世代等に焦点を当て、観光旅行に対する意識や旅行行動に影響を与える要因について分かり易く紹介しています。また、観光立国に係る中長期的戦略として、2020年に訪日外国人2,000万人を実現するため、戦略の意義、それに向けて取り組むべき施策の方向性を紹介しています。
最後に、本書が皆様に広く活用され、お役に立つことが出来れば幸いです。
国土交通大臣・観光立国担当大臣
金子 一義
国土交通大臣・観光立国担当大臣 金子一義
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