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第III部 平成25年度に講じようとする施策
第8章 観光旅行の促進のための環境の整備
第3節 観光旅行者の利便の増進
1 高齢者、障害者、外国人その他の観光旅行者が円滑に旅行できる環境整備
(1) ユニバーサルデザインの考え方に基づく観光の促進
ユニバーサルツーリズムに適した商品等の認定制度の検討、協議会等による受入体制強化、具体的な効用の検証やシンポジウムを通じた普及啓発等により、ユニバーサルツーリズムの更なる定着・普及を図る。
(2) レンタサイクルの利用促進
自転車通行空間を整備するとともに、歩道等の道路空間にレンタサイクルの駐車場等を確保することで、利用促進を図る。更に、にぎわい・交流創出のための道路占用許可の特例制度等も活用し、道路空間におけるレンタサイクルの駐車場等を確保することで、利用促進を図る。
(3) 公共交通事業者等による情報提供促進措置の促進
交通機関における多言語による情報提供に関しては、事故等でダイヤが乱れた際の対応等、外国人旅行者の一層の利便向上を図るため、情報提供促進実施計画の記載項目の見直し等の検討を行う。また、平成24年12月に設立した「全国「道の駅」連絡会」と連携し、各地域における「道の駅」での観光等情報提供の内容充実を図る。
(4) 道路における案内表示の充実など外国人観光旅行者への対応
道路の案内表示が、外国人旅行者にも分かりやすい表示内容となるよう、交差点名称等の案内標識の外国語表記の適正化を図る。また、目的地や経路を旅行者に対して分かりやすく案内するため、表示内容の連続性確保等の課題に対して、道路案内標識の表示内容の点検をした上で、表示内容の適正化を図る。
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