大臣会見

赤羽大臣会見要旨

2021年3月12日(金) 08:45 ~ 08:49
衆議院分館
第18委員室前
赤羽一嘉 大臣

閣議・閣僚懇

 私の方から報告はございません。

質疑応答

(問)最近問題になっている総務省の接待に関してお尋ねします。
今、問題になっているのは総務省、また、農水省ですけれども、国民は、他の省庁は大丈夫なのだろうかという疑念を当然持たれると思います。
改めて、大臣御自身、国土交通省の所管企業から、国民の疑念を招くような接待を受けたことがないかどうかという点、また、今回の問題を受けて、省内の副大臣、政務官、幹部に対し、何か引締めの指示や調査の指示、通達を出しているか、2点お答えいただけますでしょうか。
(答)私は、国民の皆さまから疑念を招くような会食や会合、大臣規範にかかるようなことに応じたことはありません。
また、国土交通省においては、日頃から職員に対し、新規採用時や管理職の昇任時の研修等において、公務員倫理に関する講義を行い、しっかりとその内容を把握させ、遵守を求めております。
また、今回の事案を受けて、全職員に対し、事務次官名でメッセージを発信し、幹部職員を中心に改めて倫理規定の内容の再確認と遵守の徹底を求めたところです。
国土交通省は所管が広いので、しっかりと襟を正し、疑念を持たれることがないよう、きっちりとやっていきたいと思っております。

(問)新型コロナの水際対策についてお伺いします。
一部報道で、政府が入国者数を1日2000人に制限するとの方針を示し、また、国土交通省が、国内の航空会社に対し、搭乗者数を1週間当たり3400人、海外の航空会社に対し、1便当たり100人に制限するよう要請したとの内容が出ています。
国土交通省として、国内外の航空会社にどのような要請を出されたのか、また、その狙いについて教えてください。
(答)3月5日に行われた政府の第57回新型コロナウイルス感染症対策本部において「水際対策強化に係る新たな措置(9)」が決定されておりますが、その対策の1つとして、検疫の適切な実施を確保するため、日本に到着する航空機の搭乗者数を抑制し、入国者数を管理することとされたところです。
これを受けて、検疫の確実な実施を図るため、検疫を所管する厚生労働省と連携しつつ、国土交通省から航空会社に対し、到着旅客数を抑制することを要請しております。
具体的には、最近の利用動向等を踏まえ、トランジット客は除いた数でありますが、1便当たりの搭乗者数を100人以下とする等の要請を行っております。
入国者総数については、検疫の確実な実施を確保する観点から、防疫措置の強化の実施状況等を踏まえ、適切に抑制されるものと考えておりますが、当面、日本人や再入国者を含め、入国者の総数を、平均1日当たり約2000人に抑制することとされております。
 

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