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2008/09/18 第3号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
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などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◆国土交通セミナー ※毎週木曜日掲載
防災、気象など生活に役立つ身近な知識をわかりやすく解説します。
○「天候の急変から身をまもるために」(気象庁予報部予報課)
今年(平成20年)7月28日、神戸市灘区の都賀川が急に増水し、都賀川の
親水公園で遊んでいた方々が流されて亡くなりました。また、8月5日、東京都
豊島区雑司が谷の下水道管内の水位が急に上昇し、作業員の方々が流されて
亡くなるという痛ましい事故が発生しています。いずれも、急に降り出した
局地的な大雨が関係していると見られています。
気象庁は、大雨災害防止のために大雨警報・注意報などを発表しています。
局地的な大雨は積乱雲(雷雲)によりもたらされるもので、その発生や発達の
起こりやすい気象条件になるかを数百キロメートルの範囲について予想する
ことは可能です。しかし、それより狭い領域に絞り込んで、「いつ」「どこで」
「どの程度」の雨が降るかをピンポイントで予想することは、現在の気象予報
技術では難しいことから、このような局地的な大雨について十分な時間的な余裕
を持って注意報や警報を発表することは難しいのが現状です。
局地的な大雨が発生しやすい時には、気象庁は、雷注意報で急な雨の強まりに
注意を呼びかけたり、天気予報文では「ところにより雷」などと表現しています。
また、テレビやラジオで放送される天気予報の解説で「急に雨が強まることが
あります」「雨の降り方によっては水辺などで急に増水するおそれもあります」
などのコメントがされる場合があります。このようなときは、急激な天気変化に
伴う危険性があることを示しており、雨が突然降り出したり、降り出した雨が
急に強まる可能性がありますので、空が急に暗くなる、雷が鳴るなど、身のまわり
の気象変化に注意していただくことが重要です。
また、局地的な大雨による事故や災害から身を守るためには、家を出る前に天気
予報や注意報・警報の発表内容を確認いただくだけではなく、戸外でも可能な範囲
で最新情報を収集することが求められます。携帯電話で局地的な大雨に関する情報
提供サービスを実施している民間気象事業者があり、こうしたサービスを利用する
ことも有効です。詳しい情報は、気象庁のホームページでお知らせしていますので、
ご利用ください。
◆新着情報[9月18日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○工期面での下請けへのしわ寄せの防止-建設業法令遵守ガイドラインの改訂-
○リコール届出(スバル レガシィ 5,383台)
○第2回「局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策検討委員会」の開催について
○貸切バス事業者の安全性等評価・認定制度検討委員会(第1回)の開催について
○自動車保有関係手続のワンストップサービスの利用促進に関する感謝状の授与について(★記事解説)
○成田空港周辺の団結小屋等に対する使用禁止命令について
○交通政策審議会 港湾分科会 第4回防災・保全部会の審議について
○平成20年都道府県地価調査(土地・水資源局地価調査課)
◆用語解説
○自動車保有関係手続のワンストップサービス
自動車を保有するには多くの手続きや税・手数料の納付が必要になります。
それらの煩雑な手続きを、それぞれの窓口へ出向くことなく、インターネットを
使ってパソコン上で一括して申請できるのがこのサービスです。
現在、サービスを利用できるのは、東京、愛知、大阪など10都府県ですが、
順次、対象地域を拡大していく予定です。
対象地域では、新車の新規検査登録を申請することで、新しく購入した自動車の
登録に必要な、以下の手続きを行うことができます。
[1]警察署へ申請する自動車の車庫証明に関する手続き(保管場所証明申請・保管場所標章交付申請)
[2]運輸支局等へ申請する自動車の検査登録に関する手続き(新規検査登録申請)
[3]都道府県税事務所へ申告する税に関する手続き(自動車税申告・自動車取得税申告)
※利用可能な都道府県、車種等に制限がありますので詳しくは
◆政府広報番組のご案内
○キク!みる!(9月19日(金)フジテレビ 22:52~23:00 放送)
テーマは「低炭素社会づくり行動計画(二酸化炭素排出の少ない交通
輸送網)」。『ESTモデル事業実施地域』として選定されている三郷市
(埼玉県)の取り組みを紹介。つくばエクスプレス開業に併せ、パス交
通ネットワークの再編、バス共通ICカードの導入、交通モード相互の
情報提供システムの整備や自転車道の整備により、マイカーの使用を減
らして公共交通網の利用を促す「交通環境づくり」のご紹介です。
◆募集しています!
○平成20年度 エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者の募集(エコシップマーク)
国土交通省では一般貨物の輸送に関し、環境への負荷が少ない「省エネ」
「CO2削減」に効果のある輸送方法(海運・鉄道利用)に転換するなどの、環境
を考えた貨物輸送に関する政策「モーダルシフト」を進めています。
特に、海上輸送のモーダルシフトは、今までの貨物輸送の方法を大量輸
送が可能な海運に転換し、CO2の排出削減を抑えようとするものです。
※トラック輸送に対し、CO2排出量を1/3~1/5削減することが可能です。
平成20年7月「エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会」を設置し、
環境に優しい海運の利用促進を図るため、「エコシップマーク」の使用を通じ
て、船舶を利用したモーダルシフトのアピールすることとしました。荷主
企業や物流事業者を対象とした「平成20年度のエコシップ・モーダルシフト
事業優良事業者」の募集を行っています。募集期間は平成20年9月8日~26日。
◆行事案内
○秋の全国交通安全運動を実施します!!
9月21日(日)から9月30日(火)の10日間、秋の全国交通安全
運動が実施されます。全ての座席でシートベルトやチャイルドシートの正
しい着用を徹底するなど、交通安全に努めましょう!
また、運動期間中の9月30日(火)は「交通事故死ゼロを目指す日」です。
交通事故死ゼロを目指し、自動車ユーザーの皆様をはじめとして、一人ひと
りが交通安全に心がけましょう!
【平成20年秋の全国交通安全運動】
【交通事故死ゼロを目指す日】