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2008/10/02 第12号
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◆国土交通セミナー ※毎週木曜日掲載
防災、気象など生活に役立つ身近な知識をわかりやすく解説します。
○海のイメージの著名人は「加山雄三」が依然トップ
この夏初めて、全国の15歳から69歳までの男女1,000名を対象に、海に
関する意識調査が行われました。
海からイメージする著名人については、39.3%の人が加山雄三を上げ、
第2位のサザンオールスターズ(17.5%)を大きく上回り、依然「海と
いえば 若大将」のイメージが根強いようです。そのほか、TUBE
(11.0%)、桑田佳祐(7.5%)となっています。
調査では、男女とも7割以上の人が海が好きと答えましたが、若年層
(10代)では他の年代に比べてその割合が低く、逆に「嫌い」と答えた
人の割合が高くなっており、実に約半数が1年間に一度も海に行ってい
ないと回答しています。
このことから、若年層にとっての海に対する明確なイメージや吸引力
が薄れてきていることが伺えます。
また、60.2%が日本にとって、海運が重要と認識しているものの、貿
易量に占める船舶輸送の割合など海運にかかわる知識は不足しており、
特にその傾向は若年層で顕著でした。
このように、四面を海に囲まれた日本にとって、海は重要な役割を果
たしているにもかかわらず、その恩恵については、広く国民に認識され
ているとはいえません。
一方で、海運業、造船業などの海事産業では、少子高齢化の到来により、
若年労働力の確保が課題となっており、海や海の仕事の魅力や重要性を国
民に認識してもらう取り組みが求められています。
平成19年7月に施行された海洋基本法には、「国は海洋について国民の
理解や関心を深めるために必要な措置を講ずること」が明記されています。
また、平成19年12月の交通政策審議会海事分科会部会答申においても、
船員志望者の裾野拡大を図るためには、まず、多くの児童・生徒さんたち
に海の魅力や海の職場の重要性について認識を深めてもらうことが必要と
指摘されています。
国土交通省と海事関係団体等は、昨年10月に「海事産業の次世代人材育
成推進会議」を設置し、青少年に感動とロマンを与えるような強力な海事
広報活動を推進することとなりました。推進会議では、「行動計画」を策
定し、海や海の仕事の魅力を広く国民に伝えるための活動を行っています。
◆新着情報[10月2日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
◆行事案内
○『ひろげよう 育てよう みどりの都市』
~10月は都市緑化月間です(10月1日~31日)~
都市において緑あふれる生活環境を確保し、豊かさとゆとりを実感できる
生活を実現するためには、都市公園などの整備を積極的に進めるとともに、
地域住民や関係諸団体の積極的な参加と協力による緑地の保全や緑化の推
進といった総合的な都市の緑化施策を展開することが必要です。
「都市緑化月間」では、都市における緑の保全や創出、都市公園の整備、
街路樹の整備や育成などを推進し、住民参加による緑豊かな美しいまちづく
りを実現させるためのイベントが行われます。
報道発表(9/25):
http://www.mlit.go.jp/report/press/city10_hh_000012.html
※都市緑化月間に伴うイベント情報(入園無料デー♪10/4(土)~10/5(日))