MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2008/10/22 第25号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◆政策クローズアップ
○平成20年度補正予算の成立
現在の日本経済は、国内の景気回復力が弱い中で、アメリカのサブプラ
イムローン問題に端を発した世界経済の成長鈍化と世界的な資源・食料価
格の高騰の影響を正面から受け、厳しい局面に立たされています。
特に地方部は非常に厳しい状況に置かれており、建設業の倒産件数が増
加し、地域・雇用にも深刻な影響が出ています。また、原油高に伴い、離島
航路等の「地域の足」の維持が困難になるとともに、トラック事業者等の
運送業者も大きな打撃を受けているところです。
先週10月16日の参議院本会議において、平成20年度補正予算が成
立しました。
こうした状況に対処するため、8月29日に「安心実現のための緊急総合
対策」がとりまとめられたところであり、今回の補正予算は、「生活者の
不安の解消」、「住まいと防災対策」、「中小企業等の活力向上」などを
柱として、この総合対策を早期に実施するために編成したものです。
国土交通省関係については
(1)物価上昇の影響を受ける離島の生活支援として、離島航路の維持・確保
のために33億円
(2)省エネ・新エネ技術の抜本的導入促進として、官庁施設の一層のグリー
ン化の推進などに49億円
(3)住まいとまちの再設計として、優良住宅取得支援制度の拡充などに210
億円
(4)防災対策として、地震・集中豪雨等による災害の防災等や老朽化に対応し
た巡視船艇・航空機の緊急整備、燃料不足の補填などに3,485億円
(5)中小・零細企業等への支援として、中小建設業、トラック事業、地方バス
事業への支援などに91億円
総額3,872億円を計上し、緊急性や政策効果の高い施策に対応しています。
国土交通省としては、地震等による災害の復旧・防災対策、燃料負担の大き
い運輸業者への支援など経済対策に盛り込まれた関係施策を着実に実施してい
きます。
◆用語解説
○CM(コンストラクション・マネジメント)方式
米国で多く用いられている建設生産・管理システムの一つです。
中立性を保ちつつ発注者の側に立って、設計・発注・施工の各段階で、
設計の検討や工事発注方式の検討、工程管理、品質管理、コスト管理など
の各種のマネジメント業務の全部または一部を行うものです。
CM方式を活用することで、発注者の体制・能力の質的・量的補完、コ
スト構成の透明化が進むといわれています。
◆行事案内
○「YOKOSO!JAPANトラベルマート2008秋」
大規模商談会。国内各地からの出展者と海外の旅行会社やメディアとの
間で、訪日ツアー造成のための商談や情報収集を効率的・効果的に行える
機会である商談会を下記のとおり開催します。訪日外国人1,000万人達成
を目標とする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の着実な成果達成に
向けて、海外からの参加者を迎え大々的にオープンです!
※今週の「現場レポート」は、お休みさせていただきます。