国土交通省メールマガジン

国土交通省メールマガジン 平成20年10月23日

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                                                  2008/10/23 第26号
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◆国土交通セミナー
○輸出入・港湾関連の申請手続きが便利になりました
              ~ 次世代シングルウィンドウ稼働 ~
  一つの行政手続きで、いくつもの窓口に出向かなければ(申請しなければ)
ならない・・・日常生活でそのような不便を感じたことはありませんか?今回は、
日本の経済やみなさんの暮らしを支えているモノの輸出入に関する手続きを
便利にする取り組みをご紹介します。
 海に囲まれた日本では、海外との間で輸出入される貨物の99.7%は港を経由
して運ばれています。その船や貨物が日本に来る時には、船がつく岸壁の予約
申請(座席予約みたいなものです)や、船が港へ入ったという報告(入港届)、
貨物を輸入していいかの申請(輸入申告や検疫手続)など、日本の安全・安心を
守るため、船の安全な運航のため、港の利用状況の把握のため、様々な手続き
が必要になります。また、その手続きごとに、例えば公共岸壁の予約申請は
港湾管理者、輸入申告であれば財務省(税関)、検疫手続であれば農林水産省や
厚生労働省というように、担当する行政機関が複数に分かれており、そのため
に、いくつもの窓口に出向かなければ(申請しなければ)ならない・・・・といった
状況になっていました。
 国土交通省を含む関係省庁では、これまでも申請項目を少なくして手続きを
効率化したり、パソコンから電子申請できるようにしたり、電子申請をシング
ルウィンドウ化(複数の手続きを1回の入力・送信で行うことを可能とするこ
と)したりと、申請手続きの改善に取り組んできました。
 しかし、これまでの取り組みでは、業務そのもののBPR(Business
Process Re-engineering:業務の効率や生産性を改善するために、業務内容、
業務の流れ、組織構造等を分析し、最適化すること)よりもシステム間の連携
を優先したため、必ずしも申請者にとって、使いやすいものにはなりませんで
した。例えば、入港届を関係省庁に提出する場合、電子申請の窓口システムが
いくつもあり、そのシステムごとに申請者のIDや申請画面・申請方法が異な
るため、申請者は必要に応じてシステムを使い分けていました。
 そこで、今回、これまでの取り組みをさらに進め、輸出入・港湾関連手続き
の電子申請窓口の完全一元化を達成する次世代シングルウィンドウが10月12日
に稼働を開始しました。
 次世代シングルウィンドウでは、各システムごとに異なっていた申請者の
IDや申請画面、申請方法、入力コードなどを統一し、問い合わせ窓口(ヘル
プデスク)も一元化しました。また、BPRを進め、これまで14もあった船の
入出港に関する業務を「入港前」、「入港時」、「港内移動時」及び「出港時」という
タイミングごとに、4業務に集約するとともに、繰り返し使用する船の情報
(船長や重量など)を共有化するなど、申請者の利便性の向上を図りました。
 国土交通省では、今後も、電子申請の対象手続きを追加するなどして、輸出
入・港湾関連手続きの改善への取り組みを引き続き進め、日本の港湾における
利便性の向上を図り、国際競争力の強化につなげていきたいと考えています。
 輸出入・港湾関連手続きの申請をされる船会社などの方で、まだ電子申請を
されていない方は、是非、便利になった『次世代シングルウィンドウ』を使っ
た効率的な手続きを実感してみてください。
  次世代シングルウィンドウ(府省共通ポータル)
    http://www.fusho-portal.com/
  ※システム利用のお申し込みは、下記まで。
   「輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社」 http://www.naccs.jp/

◆新着情報[10月23日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○貨物利用運送事業法の危険品の取扱いについて
  http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu03_hh_000001.html
○改善対策の届出について
  http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall08/recall_.html 
○平成20年度地域づくり表彰審査結果について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city04_hh_000007.html
◆募集しています
○緊急地震速報一周年記念講演会を開催します
 平成19年10月1日に始まった緊急地震速報の一般提供から一年が経過しまし
た。気象庁では、『情報から始まる防災~緊急地震速報をより減災に役立てる
ために』をテーマに記念講演会を開催します。
 入場は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
 
 日時 平成20年12月1日(月)13:30開演  
 場所 (財)科学技術館サイエンスホール(東京都千代田区北の丸公園2-1)
 定員 400名
 
 詳しくは以下のページをご覧ください。
    http://www.jma.go.jp/jma/press/0810/10a/kinenkouen.html

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