MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2008/11/18 第43号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◆地域情報スクエア
○鎮魂と希望の光 ~神戸ルミナリエ~
「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災における犠牲者の鎮魂の意を
込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して、大震災の起こ
った1995年の12月に第1回目が開催されました。14回目となる今年は12
月4日(木)~15日(月)の12日間開催されます。このイベントは、毎年400
万人以上の来場者を集め、すっかり神戸の冬の風物詩として定着しました。
この「神戸ルミナリエ」は、さまざまなデザイン様式の木製アーチに、色
とりどりの電球を配置し、立体的な芸術空間を浮かび上がらせるもので、
中世イタリアの祝祭装飾が起源であるとされています。
現在はイタリア南部など、ヨーロッパの各地で見ることができ、毎年
テーマを変え、その年のテーマ(今年は『光のインフィニート』(無限の
意味))に沿ってデザインし、それに合った部材をイタリアから運び込み、
イタリアの職人と日本のスタッフにより組み立てられています。
会場は、神戸市の中心にあたる三ノ宮の旧居留地から、東遊園地までの
約400mで、直線道路上に配置する光の回廊「ガレリア」、その終点の
東遊園地に展開する光の壁掛け「スパッリエーラ」で構成されています。
最近、これらの大規模なイベントの実施においては、安全性が強く要請
されていますが、この「神戸ルミナリエ」においても警備にかける費用は
増大する一方で、地元企業の協賛金は減少の一途をたどっており、ここ数
年、毎年のように実施を危ぶむ関係者の声がマスコミで取り上げられてい
ます。そこで、継続を願う多くのボランティアが立ち上がり、「一人100円
募金」が昨年から始められ、多くの人がこの募金箱に、百円、五百円と入れ
ていく姿が目立ちました。
14回目の実施を迎え、既に「鎮魂の意味は薄れ、観光用のイベントに
なった。」との市民の声もありますが、阪神・淡路大震災で亡くなられた
6千4百余もの方々の「鎮魂の灯り」としてルミナリエを見に来られた人
それぞれの心の中で、何かを感じて頂ければと思います。
※神戸ルミナリエ組織委員会オフィシャルホームページ
http://www.kobe-luminarie.jp/flm-00.htm
◆新着情報[11月18日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○リコールの届出について
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall08/recall_.html
○交通政策審議会第33回港湾分科会の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/port03_hh_000013.html
【大臣会見要旨】
○金子大臣会見要旨(平成20年11月14日付)
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin081114.html
【事務次官会見要旨】
○春田事務次官会見要旨(平成20年11月13日付)
http://www.mlit.go.jp/report/interview/jikan081113.html
◆行事案内
○「平成20年住生活総合調査」にご協力ください。
住生活の安定や向上に係る総合的な施策を推進するうえで必要となる
基礎資料の作成、居住環境を含めた住生活全般に関する実態や、居住者
の意向・満足度等を総合的に調査するため、平成20年12月1日現在で、
全国一斉に「平成20年住生活総合調査」が実施されます。
この調査は、国土交通省、県、各市町が協力して実施するもので、5
年毎(前回は平成15年)に実施、今回で11回目となります。平成20年調査
では、10月1日現在に実施された「住宅・土地統計調査」(総務省実施:
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/gaiyou.htm)の回答世帯
の一部、約10万世帯を調査対象として、11月下旬に統計調査員証を持っ
た調査員がお伺いします。皆さまのご協力をお願いいたします。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000008.html