国土交通省メールマガジン

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009/ 1/ 8　第73号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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◇目 次◇
　１新着情報
　　・本日の報道発表
　２国土交通セミナー
　　「過疎集落の生活の安定・経済活力の確保を目指して」
　３行事案内
　　・気候講演会『知って防ごう地球温暖化』開催のご案内

◆新着情報［１月８日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
○社会資本整備審議会住宅宅地分科会（第２１回）の開催について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000013.html

○国家公務員宿舎を活用した離職者への緊急的支援について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo07_hh_000001.html

○国土交通省CALS/EC推進本部幹事会（第１回）の開催について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000034.html

○防火設備（樹脂製窓）の性能試験における不正受験等について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000068.html

◆国土交通セミナー
○過疎集落の生活の安定・経済活力の確保を目指して
～過疎集落に「将来も住み続けたい」が約９割、過疎集落研究会を設置～

　国土交通省では、６５歳以上の高齢者人口が５０％以上の集落を含む一定
の地区を、全国から２０地区選定し、平成２０年８月から９月にかけて、各
地区の世帯主等を対象にした「日常生活に関するアンケート調査」を実施しま
した。平成２０年１２月５日にその中間報告を発表したところです。

　このアンケート調査と同時に、住民の方々が地区の地域づくりについて話
し合うワークショップを各地区で数回開催しました。このワークショップに
は、地元の自治体職員のみならず、国交省職員も参加して、現地を踏査する
とともに住民の方々から直接話を伺いました。ワークショップに参加した住
民は、全国で延べ1000名を超え、国交省職員も延べ約50名が参加しています。

  本調査の実施については、地区の住民の方々や地元自治体の職員の方々に
は大変お世話になりました。特にワークショップは住民の方々が多く集まれ
る土日に開催されることが多く、多大なご協力をいただきました。

　さて、アンケートの結果ですが、まず、回答者である世帯主の約４割が75
歳以上の高齢者となっており、約６割が年金受給者となっています。日々の
移動手段として主要な役割を担っていると思われる車の運転についてたずね
てみると、「世帯のなかに車の運転をする人がいる」とする世帯主は約７割で
すが、一方で、一人暮らし女性の８割以上は車の運転をしないという結果と
なりました。また、官庁の業務や都市部の生活ではほぼ必須となっているイ
ンターネットの普及率は、日常的に利用する人がいる世帯は１６％と、低水
準でした。

　生活の上で困っていることについてたずねてみると、通院、救急医療、買
い物など生活関連サービスに関することが多く、次いで農林産物への獣害や
雇用機会の不足といった経済活動に関することを挙げる世帯主が多くなって
います。

　一方で、９割近くの世帯主が現住地での暮らしの維持・継続を望んでおり、
その理由としては多くの世帯主が現在の生活様式の維持や地域への愛着を挙
げていました。

　こうした結果も踏まえ、国土交通省では有識者からなる「過疎集落研究会」
を設置し、第１回の研究会を１２月５日に開催しました。集落の住民生活の
安定施策や、中長期的な視点から持続可能な地域経済を実現するための施策
を検討し、今春を目途にとりまとめを行いたいと考えています。第２回は
１月下旬の予定です。議事は公開となっていますので、お気軽に傍聴してい
ただければと思います。

アンケート調査の結果： http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudo03_hh_000011.html
過疎集落研究会の資料等： http://www.kokudokeikaku.go.jp/council/demopulation.html

◆行事案内
○気候講演会『知って防ごう地球温暖化』開催のご案内

　今では、「地球温暖化」という言葉を耳にしない（目にしない）日がない
くらい、地球温暖化に対する社会の関心は高まっています。気象庁では、地
球温暖化を含む地球環境問題の観測・監視やその予測に力を入れています。

　このたびその活動の一つとして、気候講演会を大阪で開催することといた
しました。講演会では、地球温暖化と近畿地方で見られる変化に関する情報
や、地球温暖化がいきものや私たちの健康に及ぼす影響、また地球温暖化対
策につながる「暮らし方」についてのお話を予定しています。

　どうぞ皆様ふるってお越し下さい。（応募期間：１月１６日(金)必着）

　　開催日時：１月２４日（土）14時～16時30分（開場13時30分）
　　会　　場：海遊館ホール(大阪市港区海岸通１ http://www.kaiyukan.com/access/index.htm）

※応募方法等詳細はこちらをご参照ください
　　→　http://www.jma.go.jp/jma/press/0811/27a/kouenkai_osaka.html