国土交通省メールマガジン
ホーム
>
国土交通省メールマガジン 平成21年2月4日
国土交通省メールマガジン 平成21年2月4日
MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2009/ 2/ 4 第91号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2現場レポート「空の安全を支えるプロを育てる」
◆新着情報[2月4日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○建設業における内部統制のあり方に関する研究会(第二回)の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000040.html
○住宅・建築物への木材利用の促進、長寿命の木造住宅・建築物の普及等を
目的とした「住宅・建築物における木材利用促進フォーラム」(仮称)の設立
大会が開催されます
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000050.html
○地域木造住宅市場活性化推進事業の公募(平成21年度)について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000051.html
○長期優良住宅先導的モデル事業※の提案の募集(平成21年度第1回)の開始
について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000020.html
○平成20年度第2回「安全かつ効率的な国際物流施策推進協議会」開催に
ついて
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000020.html
○第2回「自律移動支援プロジェクト評価委員会」及び評価委員による現地
体験の実施について(★用語解説)
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu06_hh_000007.html
○建築行政における昇降機等に係る事故への対応について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000070.html
○社会資本整備審議会建築分科会第13回建築物等事故・災害対策部会の開催について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000071.html
★用語解説:自律移動支援プロジェクト
国土交通省が、平成16年から進めているプロジェクトで、ITを活かし
たユビキタス技術を活用し、「移動経路」「交通手段」「目的地」などについて、
身体的状況、年齢、言語等を問わず、「いつでも、どこでも、だれでも」情報
を入手することができる環境を構築することにより、すべての人が快適かつ
安全に安心して移動することができる社会の実現を目指しています。
◆現場レポート
○空の安全を支えるプロを育てる
(航空保安大学校岩沼研修センター)
ここ岩沼研修センターは、前身である航空保安大学校岩沼分校として、昭
和49(1974)年4月に開校、平成14(2002)年、現在の名称に変更されました。
管制科、運用科、無線科、システム科の各教官部門と総務課、研修課、技
術課の事務部門があり、約6万平米の敷地に、延べ床面積約1万2千平米の
校舎のほか、実験局舎、体育館(兼講堂)、研修生寮(全寮制)、食堂など
が設けられています。
東隣はパイロットを養成する独立行政法人航空大学校、西隣に海上保安学
校宮城分校、電子航法研究所岩沼分室と三機関に挟まれるように建っており、
この辺りはいわば文教地区のような感じになっています。
昨年4月に羽田から関西空港近くのりんくうタウンに移転した、航空保安
大学校の本校では、新人に対する航空保安業務の基礎教育を行っていますが、
当研修センターでは、既に現場に配置され訓練中の職員や高度な業務に従事
しようとする職員を対象に、より一層専門的で高度な研修を実施しています。
このため、航空交通管制部や空港等で運用されている管制、通信、無線、
情報処理などの航空保安システムと同等の施設を備え、現場に帰れば即戦力
となるよう安全意識に撤した実践的な訓練を行っています。隣接する仙台空
港の敷地内にも訓練用VORTAC(無線標識施設)、ILS(計器着陸装置)
など各種の無線航行援助施設を備えています。
また、現在、研修の効率化を目指したeラーニングの採用や新たなコース
の開設など研修体制の改革についても検討し、具体的な作業も進めています。
短いもので2週間、長いもので10週間と職種ごとにさまざまな研修コースが
あり、年間延べ70コース、延べ800人を超える研修生が全国各地から入れ替
わり立ち代わり入校し修了していきます。
仙台空港ターミナルには、平成19年3月から名取を経由する仙台空港鉄道
が開通し、空港利用者には便利になりましたが、その反面、空港の反対側に
ある当研修センターの研修生にとっては、岩沼、館腰、仙台駅などと結ぶバ
ス路線が廃止又は減少したため、土日など町への外出が不便になっています。
勉強するにはこの上ない環境とも言えなくもありませんが、悩ましいところ
です。
笹かま、牛たん、はらこめしなどの名物と共に、塩釜港からあがる新鮮な
魚介類などおいしいものが多く、空は青く澄みきっています。このすばらし
い環境の下、当研修センターは、引き続き航空の安全・安心を目指し、質の
高いプロフェッショナルを育てて参ります。
※参考:航空保安大学校ホームページ
http://www.kouho-dai.ac.jp/