国土交通省メールマガジン

国土交通省メールマガジン 平成21年3月13日

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                                2009/ 3/13 第117号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
 2編集長だより


◆新着情報[3月13日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○高速道路料金の引下げの実施について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000059.html

○平成20年度第5回公的不動産の合理的な所有・利用に関する研究会
(PRE研究会)の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/land03_hh_000036.html

○黒部市におけるバイオマス利活用の取組への支援について(★用語解説)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000055.html

○平成20年度(第3回)新世代下水道支援事業の採択について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000056.html

○第3回トラック輸送適正取引推進パートナーシップ会議の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000011.html

○自動車に係る安全・環境基準の国際調和活動のより一層の推進について
国連で合意
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000026.html

○平成21年度自動車事故対策費補助事業の公募開始について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha05_hh_000006.html

○第5回世界水フォーラムにおいて 特別セッション「舟運:持続可能な
将来に向けて」を開催します
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000012.html

○基幹的広域防災拠点(東扇島地区)で初めての支援物資運搬訓練を実施
します。
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port07_hh_000014.html

○日本・香港航空当局間協議の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000057.html

○北朝鮮からの試験通信衛星発射情報を受けた国土交通省における対応状況
について(第2報)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu04_hh_000004.html

★用語解説:バイオマス
 薪、木炭、おが屑、もみがら、さとうきびの絞り粕、生ゴミ、家畜の糞尿
など、化石燃料を除いた再生可能な生物由来の有機エネルギーや資源のこと。
CO2の発生が少ない自然エネルギーとして注目されています。


◆編集長だより「政策を説明すること」
                               広報課長 渋谷 和久

 高速道路料金の引き下げについて、「地方部は休日上限千円」が3月28日
から開始予定と先週お伝えしましたが、本日、正式に発表しました。ところが、
11日(水)の新聞で、「一部はシステム改修が間に合わず二重徴収になる」
と報道されたことから、今週後半はこの件に関する問い合わせ等に追われまし
た。

 今回の割引について、私たちも広報の観点から反省すべき点があると感じて
います。「施策」について説明する際に、「何がいつからどうなる」というこ
とを正確にお伝えすることはもちろん必要ですが、その背景にある「政策目的」、
つまり「なぜこうするのか」をしっかりと説明することが大切だと思います。

 「地方部は休日上限千円」は、需要を呼び起こし、地域の活性化につなげる
ということを大きな目的として実施されるものです。ただし、生活道路でもあ
る一般道が混むことは望ましくないので、「乗り放題(乗り降り自由)の千円」
ではなく、高速道路を降りない限り、上限千円、ということにしています。

 また、東京や大阪などの大都市圏は、もともと環状道路の整備が遅れている
ため、交通が都心に集中する傾向にあり、通常でも料金が別体系になっていま
す。今回の割引で、「休日上限千円」の対象から大都市圏を除いたのは、その
ような理由からです。

 しかし、例えば浜松から福島まで行こうとすると、東名から首都高、東北道
を経由するのが一般的ですね。そのような場合、大都市圏を通過することから、
現在の料金システム上はいったん「地方部」を降りてしまうことになり、東北
道の加須ICで再び「地方部」に乗ったという扱いになります。これが、大都
市圏を通過する前後で通算して上限千円となるのは必要なシステム改修を経て
4月29日になる予定です。

 それでも、本来11,850円のところ、3月28日からは3,950円と
なるわけですから(4月29日以降は2,950円)、ご理解を賜りたいと思
います。

 各高速道路会社等で、本日、割引の特設ページを立ち上げましたので、ぜひ
ご覧ください。 http://www.jehdra.go.jp/goannai.html

 本日、クラブの記者さんたちに割引の詳細な内容を説明させていただきまし
たが、皆さん「意外に複雑だなあ」とおっしゃっていました。たしかに、区間
や曜日、時間によって割引内容が異なります。長時間走行したような場合は、
一番安くなる計算をすることにしています。そのような計算は、ETCを利用
した場合でないと現実には困難です。割引で料金所渋滞が発生することは望ま
しくないので、割引適用はETC限定とさせていただいています。新たにET
Cを購入される方への助成キャンペーンも昨日スタートしました。http://www.highway.or.jp/

 今回の割引、多くの方々にご活用頂くことで経済対策として意味あるものに
なります。利用者の方々が混乱することのないよう、広報活動に力を入れてい
きたいと思います。

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