「1者応札・1者応募」に係る改善方策について

「1者応札・1者応募」に係る改善方策について

                                                                              
平成21年3月
国土交通省                                                                               
「1者応札・1者応募」に係る改善方策について
 国土交通省では、平成19年12月の随意契約の改革措置に基づき、企画競争など、より競争性の高い契約方式に移行していくとともに、応募要件を見直すなどにより、民間参入の拡大を図ってきているところであるが、一般競争入札や企画競争を実施した結果、1者応札・1者応募となっているものについて、応札者を増やし実質的な競争性を確保するため、以下のとおり改善方策を進めているところである。

1.発注者支援業務等における競争性の一層の向上について
 平成21年度の発注者支援業務等における競争性の一層の向上を目的として、民間事業者へのアンケート結果も踏まえつつ、応募要件の緩和、契約条件の見直し、準備期間の確保、情報提供の拡充、総合評価落札方式の試行の拡大といった更なる改善策を講じている。
http://www.mlit.go.jp/common/000027322.pdf
(第6回公正入札調査会議の資料4-1、4-2及び4-3)

2.企画競争の見直しについて
 企画競争について、更なる競争性及び透明性の向上を図るため、以下のような改善策を講じている。
平成18年11月の「企画競争の実施について」の通知の改正(PDF形式)
(1) 競争参加資格要件について業務実績の対象となる機関を拡大するとともに、技術者の業務経験を過去5年から過去10年に延ばすこと、一定金額以上の案件については十分な公示期間を確保することなどにより、新規参入の拡大を図り、競争性を向上させる。
(2) 企画競争の実施予定情報の記載内容について、「業務名」のみならず、「業務の概要」を追加するとともに、結果の公表について、現状は評価得点の合計のみを公表しているものを各評価項目毎に公表することにより、参加者への情報提供を充実させ、透明性を高める。
(3) 専門的、技術的見地から特に意見を聴く必要があると判断した場合に、公正中立な立場での学識経験者で構成する第三者委員会を設置できることとする。

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