MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2009/ 5/18 第158号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(5月18日付)
2国土交通セミナー
平成20年度「国土交通白書」
3募集してます
・新たな温室効果ガス削減環境事業モデルの新規募集
4お知らせ
・平成21年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
◆国土交通セミナー
○平成20年度「国土交通白書」
先月、平成20年度の国土交通白書「私たちの暮らしを支える国土交通行政
の展開~厳しい経済状況下で暮らしを守り活力づくりに挑む~」を公表しまし
た。
昨年来、世界景気の減速を背景に我が国の経済社会情勢が厳しくなっている
中、国土交通省では、ひとりひとりの方が、日々の暮らしを安心して少しでも
豊かで快適に送れるような社会を実現していくべく、まず暮らしの中でみなさ
んが感じ求めていることに真摯に向きあうことが大切だと考えています。
そこで、今回の白書では、第1)部では暮らしと生活環境について現状と課題
を分析し、暮らしに関わるニーズを把握した上で、国土交通行政の展開につい
て今後の方向性と主要な施策を紹介しています。分析にあたっては、価値観等
の多様性や環境変化に留意するとともに、できる限り、一人ひとりの暮らしの
視点に立つよう心がけました。また、第2)部では、国土交通行政の動向を政策
分野ごとに報告しています。
例えば、A子さん(首都圏在住の33歳。会社勤め、夫と子供と3人暮らし)
という仮想の人物を考え、育児と仕事の両立に苦労していたり、また、住まい
や外出のしやすさの面で環境が不十分であるなど、子育て中の母親としての
不満を想定しています。また、C子さん(過疎地域在住の82歳)を考えた場合、
病院が遠かったり町へ出るにも足がないなどの不満が想定されます。このよう
に、ライフステージやおかれた環境の異なる仮想の人物の声に耳を傾けて暮ら
しを見つめ直すと、さまざまな課題が見えてきます。
また、白書では、国土交通省が実施した「暮らしに関する意識調査」の結
果を分析・掲載しています。
お住まいの地域における暮らしや生活環境について、重要だと思うことを
意識調査で尋ねたところ、子育て世帯では、「子どもの遊び場や保育所など
子育てのための施設やサービス」や「公園や水辺・親水空間の整備」などが
特に重要だという結果が出ています。また、高齢者では、「病院や診療所な
どの施設や医療サービス」、「地域のバリアフリー」など高齢化にともない
必要になることに加え、「自然災害等に対する防災体制」、「治安のよさや
防犯体制」など安全・安心に関することも、他の世代より一段高く重要視さ
れています。また、「公共交通(鉄道、バス等)の利便性」に対する満足度
を尋ねたところ、三大都市圏では、54.6%であるのに対し、地方圏では、
23.2%と非常に低くなっています。
◆募集してます
○「新たな温室効果ガス削減環境事業モデル」の新規募集
低炭素社会を目指すなかで、温室効果ガスを排出する建設業、運輸業、不動
産業など国土交通省所管事業を行う民間事業者等を対象として、環境に配慮し
た人・モノの輸送等「経済活動」上の先進的提案を広く募集します。
応募された提案の中から、優れた事業モデルを選定し、事業化等に向けた支
援を行い、環境事業モデルとして推奨、普及促進等を図るものです。
なお、提案は、先進的・モデル的な取組であるとともに、持続的な活動の定
着を目指すものとします。募集期間は5月29日(金)まで。詳しくはこちら
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo10_hh_000026.htmlをご覧ください。