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2009/ 5/26 第164号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(5月15日、19日)
・事務次官会見要旨(5月18日)
2地域情報スクエア
貴重な植物あり!~世界の南限地と言われています~
(国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市))
3お知らせ
・審議会議事録等の掲載情報
4募集してます
・未来に残そう青い海!~図画コンクールのご案内(海上保安庁)~
◆地域情報スクエア
○貴重な植物あり! ~ 世界の南限地と言われています ~
(国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市))
樹林、草地、砂丘、海浜、湧水地など複数の特色ある自然条件を生かした
様々な行事や、季節の花畑の数々が彩る当公園は、8月のロックコンサート
“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”開催とともに認知度を向
上させているところですが、今日ご紹介したいのは公園の貴重植物です。
入梅時期6月に咲く「オオウメガサソウ」という草花をご存じですか?全高
10~15cm、イチヤクソウ科の多年草で梅に似た花をつける「ウメガサソ
ウ」より大きい事からこの名になりました。日本では北海道と東北の一部、茨
城県北部に生育するといわれ、環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種、
世界の南限地茨城県でも絶滅危惧種とされており、アカマツなどの林の砂地に
自生しています。イチヤクソウ科の植物は共生する菌根菌を持つため条件を整
えることが難しく栽培は困難とされています。
自生している松林を含めた自然環境の保護をしていかなければ、オオウメガ
サソウの群落は衰退してしまうため、自生地は入園者が普段は足を踏みいれる
ことのないよう保護区域とし、開花時期に立ち入り人数を制限した「特別公開」
を実施しています。19年度は総数658人、20年度は総数1,154人の
方に見学していただくことができました。
(
http://www.hitachikaihin.go.jp/contents/001_event/index1_3.htm)
公園にはほかにも貴重な動植物が生育しています。砂地にはスカシユリやハ
ナハタザオ、シロヨモギなどの海浜性植物が生育していますが、砂丘の減少に
伴い保護を迫られており、球根や種子による増殖を試みています。未開園地区
の湧水地には、オゼイトトンボ、ホトケドジョウが確認されています。
また、今週末5/30(土)には「大草原の花火と音楽 一万発のHANABIイ
リュージョン」も開催予定ですので、是非一度、おいでください。
◆募集してます
○未来に残そう青い海! ~図画コンクールのご案内(海上保安庁)~
海上保安庁は、6月1日(月)から30日(火)までの1ヶ月間を「平成21年度
海洋環境保全推進月間」とし、海事・漁業関係者等を対象として講習会や、
訪問指導を、一般市民を対象としては、日常生活が及ぼす海洋環境への影響
についてなどを学ぶ「海洋環境保全教室」を実施します。
また、小中学生を対象に、図画コンクールの募集を開始します。優秀作品
については海洋環境保全ポスターや当庁印刷物に使用させていただきます。
たくさんのご応募をお待ちしています。