国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成21年6月3日

MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
                         2009/6/3 第170号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
                      
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
  ・人事異動(6月3日付)
 2現場レポート
      地域と連携した自然再生事業 ~石狩川下流当別地区~
 3お知らせ
  ・6月は「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼルクリーン・
   キャンペーン」の強化月間です
  ・審議会議事録等の掲載情報
 4政府広報番組のご案内
   不正改造車両の排除(6月5日放送)

◆新着情報[6月3日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○国土審議会第1回広域自立・成長政策委員会の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudo05_hh_000014.html
○国土審議会土地政策分科会企画部会中長期ビジョン策定検討小委員会
(第5回)の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/land02_hh_000038.html
○平成20年度不動産リスクマネジメント研究会報告の公表について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/land03_hh_000053.html
○第4回「土砂災害・全国統一防災訓練」について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000160.html
○自動車運送事業に係る交通事故要因分析報告書(平成20年度)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000019.html
○リコールの届出について(ホンダ モンキー 他)
  http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall09/recall_.html
○少数台数のリコール届出の公表について(平成21年5月分)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000336.html
○日本とオーストラリア東岸都市間におけるUPR方式の試行運用の開始に
 ついて
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab13_hh_000022.html
○車両管理業務談合事案に係る再発防止対策検討委員会の設置及び第1回
 会議の開催について
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo06_hh_000023.html 
【国土交通省人事異動(平成21年6月3日付け)】
  http://www.mlit.go.jp/about/h21jinji.html

◆現場レポート
○地域と連携した自然再生事業 ~石狩川下流当別地区~
       (北海道開発局石狩川開発建設部計画課)
 石狩川はその源を大雪山系の石狩岳(標高1967m)に発し、旭川市街を流
下して石狩平野に入り、日本海に注いでいます。その長さは全国第3位の
268km、流域面積は全国第2位の14,330km2で北海道全体の6分の1の面積に
相当する一級河川です。
 石狩川下流域はかつて湿地が広がる原野で、川は縦横に蛇行し、毎年のよ
うに洪水氾濫があり、地下水位が高いために農耕地として適さない状況にあ
りました。ちなみに石狩川という名称は、アイヌ語で「非常に曲がりくねっ
た川」を意味する「イ・シカラ・ペツ」に由来しています。
 長い年月をかけた捷水路(しょうすいろ※)事業や石狩川の改修事業や農地
開発により、徐々に農地や市街地としての利用が進み、現在では札幌市を始
め北海道の人口の約半数を占める北海道の社会、経済、文化の中心となって
います。
 ※捷水路:河川が蛇行して大きく曲がりくねって水の流れにくい区間で新
  たに近道(河道)を作って、川の水が流れやすくしたものです。
 石狩川の改修事業は、洪水被害の軽減や土地開発等流域の発展に大きく寄
与する一方で、湿原や森林が減少し、川の流れや河岸が単調化するなど、河
川環境が大きく変化しました
 このため、石狩川開発建設部は河川環境の機能の回復を目指し、札幌市に
程近い石狩川と当別川の合流点に位置する当別地区において自然再生事業を
実施しています。平成20年3月に「石狩川下流当別地区自然再生実施計画
書」が、専門家、地域住民の代表、NPO、行政関係機関から構成される「石
狩川下流当別地区自然再生ワークショップ」により取りまとめられ、河道の
多様化、湿地・草地環境の形成、樹林環境の形成により生物の生息環境の再
生を目標にするとともに、自然と共生する地域社会の形成、地域社会の学び
の場の形成による地域社会への貢献を目指しています。
(川づくりへの取り組み(自然再生実施計画書 他): http://www.is.hkd.mlit.go.jp/09kawazukuri/03ags/index.html
 当別地区では地域の積極的、自主的な参加によって自然再生事業を進めて
おり、そのために必要な(1)地域との情報の共有(2)調査・計画・施工
段階への参画(3)モニタリングにおける連携(4)環境管理における連携
を進めています。昨年度は自然再生事業により形成した湿地の鳥類、トンボ、
カエル等の調査及び自然観察会、自然再生植樹、鳥類観察会等、NPOが主体と
なって様々な取り組みが行われました。
 今後、ワークショップでは、自然再生事業が完了した後の当地区の維持管
理や利活用について、議論していく予定です。
 明治43年(1910年)第1期拓殖計画の根幹事業として石狩川の治水事業が
始まり、平成22年に石狩川は治水100年を迎えます。今後も北海道開発
局では、安全で質の高い社会基盤づくりと北国の豊かな自然を生かした水と
緑あふれる地域づくりを地域のみなさんと一緒に行っていきます。
 
 北海道開発局石狩川開発建設部: http://www.is.hkd.mlit.go.jp/
 
◆お知らせ
○6月は「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼルクリーン・キャンペー
 ン」の強化月間です
 自動車が国民生活に十分定着した移動・輸送手段となっている一方、暴走行
為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱す
とともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因ともなっていま
す。またディーゼル車のエアクリーナ・エレメントの点検・清掃・交換の未整
備は大気汚染への影響が大きいとされており、点検整備を呼びかけるものです。
 毎年6月を運動の強化月間として、様々な運動を全国的に実施いたします。
また強化月間中、警察等関係機関の協力を得ながら全国で167回の街頭検査
を実施します。
 報道発表資料: http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000015.html 

【審議会議事録等の掲載情報】
○国土審議会 第4回 首都圏整備部会
  http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s103_shutoken01.html
 
◆政府広報番組のご案内
○不正改造車両の排除
 放送番組:「峰 竜太のナッ得!ニッポン」 
 放送日時:6月5日(金)21:30~22:00(BS朝日)
      6月7日(日)11:00~11:30 再放送
 深夜の不正改造車両の街頭検査に密着。どのような不正改造車があるのか?
どのような自動車が不正改造に当たるのかを紹介していきます。ゲスト出演は
関東運輸局東京運輸支局 御代田首席陸運技術専門官。不正改造の事例や、正
しい自動車の点検の仕方について詳しく解説します。
 政府広報オンライン: http://www.gov-online.go.jp/pr/media/tv/nattoku/index.html
 

ページの先頭に戻る