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2009/6/9 第174号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2地域情報スクエア
豊かな観光資源と幽玄の世界を堪能(新潟県佐渡島)
3募集してます
・公開シンポジウムの開催(気象庁)
◆新着情報[6月9日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
◆地域情報スクエア
○豊かな観光資源と幽玄の世界を堪能(新潟県佐渡島)
新潟港から佐渡の両津港までは、カーフェリーで2時間半あまり。ジェット
フォイルなら約1時間です。
佐渡は、古くは伊豆や壱岐とともに流罪のうち最も重い刑である遠流(おん
る)の島として、主に政治犯が流刑に処せられました。その中には、日蓮宗の
開祖・日蓮聖人や能楽の大成者・世阿弥といった文化人や知識人、貴族などが
多く、彼らによって都の文化がさまざまな形で伝えられ、今に残る佐渡の文化
・芸術・芸能などの基盤となりました。
特に能は、世阿弥が佐渡に流されたことと、能楽師出身の佐渡奉行・大久保
石見守長安が能楽を奨励したことから、佐渡に根付き伝承されてきた代表的な
芸能です。酒と旅と自然を愛し、数多くの紀行文を残した高知出身の文人・大
町桂月(1869~1925)が、「鶯や十戸の村の能舞台」と歌に詠んだほど、かつ
ては島内に200を超える能舞台があったそうです。今も30以上の能舞台が
現存しており、演能が行われています。
島内の能舞台では初夏から秋にかけて能舞をみることができます。特に毎年
6月は能月間となっており、島内各地の能舞台では、かがり火を焚いて薪能が
が演じられるほか、世阿弥ゆかりの寺・正法寺では、灯されたろうそくの明か
りの中で舞う「ろうそく能」が行われるなど幽玄の世界を堪能することができ
ます。
地元の観光協会では、世阿弥の足跡を訪ねる観光プランをはじめ、本物の能
舞台で能・仕舞や狂言を体験できる観光プランもご用意しています。
夏へと向かうこれからの季節、島のあちこちで淡い光をはなちながら蛍が飛
び交いはじめ、島はカンゾウ、ぼたん、アジサイなど色とりどりの花に包まれ
ます。豊かな観光資源に恵まれた佐渡の芸術文化に触れる旅はいかがでしょう。
◆募集してます
○公開シンポジウムの開催(気象庁)
気象庁は、より良い気候情報による安全・安心・持続可能な社会を目指し、
「気候情報に関する東京会議(7月6~8日)」を開催し、国際的な気候変動
対策に関する新たな枠組み作りに向けて、幅広く意見を求めます。
会議最終日である7月8日(水)には、公開シンポジウムを開催します。
シンポジウム参加の募集〆切は6月30日(火)です。
詳しくは気象庁ホームページをご覧ください。