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2009/6/15 第178号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(6月15日付け)
2政策クローズアップ
「第2回日中ハイレベル経済対話」
3お知らせ
・航空保安大学校「オープンキャンパス2009」開催
・審議会議事録等の掲載情報
◆政策クローズアップ
○「第2回日中ハイレベル経済対話」
6月7日(日)、東京において、第二回日中ハイレベル経済対話が開催
されました。
日中ハイレベル経済対話は、2007年4月、温家宝総理訪日の際に、
安倍総理(当時)より提案し、合意されました。「戦略的互恵関係」(※)
を具体的に展開するため、両国間の経済関係の最高責任者が胸襟を開いて
対話を行うものです。
※相反する国益があることを認め合った上で、利害が共通する分野で
協力関係を進展させること。
日本側からは、議長の中曽根弘文外務大臣、与謝野馨財務大臣・内閣府
特命担当大臣(経済財政政策・金融)、二階俊博経済産業大臣、斉藤鉄夫
環境大臣、石田祝稔農林水産副大臣、そして金子一義国土交通大臣が出席
しました。
中国側からは、王岐山国務院副総理(議長)、楊潔チ(よう・けつち)
外交部長、張平(ちょう・へい)国家発展改革委員会主任、陳徳銘(ちん
・とくめい)商務部長等合計14名の部長及び副部長クラス、さらに、工
業情報化部、中国銀行業監督管理委員会、中国証券監督管理委員会、中国
保険監督管理委員会等の幹部が出席しました。
今回の会合では、日中経済の相互依存関係がますます高まり、地域及び
国際社会において重要な責任を担いつつある現状を踏まえ、世界経済金融
危機への対応、貿易・投資、気候変動を含む環境・省エネルギー及び地域
及び国際経済に関して、双方の経済担当閣僚による率直な意見交換が行わ
れ、相互理解が促進されました。
国土交通省関係については、まず、気候変動問題において、主要セクター
の一つである交通分野の重要性にかんがみ、日中間での意見交換や協力の
強化等、未来志向の国際連携を強化することを提案しました。中国側から
は、幅広い分野において二国間の協力を強化する必要性が強調されました。
防災分野においては、まず、中国側より四川大地震の復興支援に関する
謝意が述べられました。また、「耐震建築人材育成プロジェクト」等の防
災及び災害復興面での協力を強化していくこととなりました。
物流分野においては、日中間の関係省庁の局長レベルの政策対話を、早
ければ年内を目途に設置し、貿易手続を含む物流分野の協力と交流を強化
していくことを提案し、中国側から賛成の意が表されました。
さらに、新型インフルエンザの新規発症者の減少等を踏まえ、中国等か
らのビジネス・観光での訪日を歓迎する旨を表明しました。
今後とも、今回の合意等を踏まえ、更に中国との協力関係の強化を図っ
て参ります。
◆お知らせ
○航空保安大学校(大阪府泉佐野市)「オープンキャンパス2009」開催
今年も7月26日(日)にオープンキャンパスを開催します。
航空管制官、航空管制運航情報官、航空管制通信官、航空管制技術官を目
指す高校生・大学生等を対象に、航空保安大学校の概要紹介や受験内容の説
明などを実施します。また、「航空保安業務とはどんな仕事だろう?」と疑
問・興味のある方は是非この機会に、これからの進路選択の参考にいかがで
しょうか。
なお、実習体験については参加募集期間は6月19日(金)~7月8日(水)
まで、申込み方法はメールのみ。詳細は航空保安大学校ホームページ(
http://www.kouho-dai.ac.jp/)
をご覧ください。ご来校をお待ちしています。