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2009/8/5 第214号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・事務次官会見要旨(8月3日)
2現場レポート
「みなと神戸に外国人観光客を!」
~同志社大学との協働プロジェクトで訪日外客数アップを目指す~
3政府広報番組のご案内
・二地域居住の推進(8月8日、ラジオ放送)
4募集してます
・気象講演会「伊勢湾台風から50年、数値予報業務50年」(気象庁)
★用語解説:E10対応車
燃料としてガソリンにエタノールを10%まで混合したものを使用することが
できる自動車です。このような自動車を実用化することは、バイオエタノールの
普及を進め、CO2排出量の低減に寄与します。
なお、通常のガソリン車は、エタノールを3%まで混合したガソリンの使用が
可能です。
◆現場レポート
○みなと神戸に外国人観光客を!
~同志社大学との協働プロジェクトで訪日外客数アップを目指す~
(神戸運輸監理部総務企画部企画課)
“我が国の経済社会発展に不可欠な重要課題”と位置づけられている「観光
立国実現」には、将来の観光産業を担う人材の育成が不可欠です。
そこで神戸運輸監理部では、今年4月、観光を政策面から担うことのできる
人材の育成を目的に、同志社大学の実践型・参加型学習プログラム「プロジェ
クト科目」を活用し、同大学との協働で全国初となる、観光政策人材育成プロ
ジェクト「観光政策の最前線~みなと神戸訪日外客数アッププロジェクト~」
をスタートさせました。
外国人観光客満足度NO.1(※)の京都に学ぶ学生たちに、京都との比較分析・
京都観光の底力を活かして、みなと神戸の外国人観光客アップのための方策を
提言してもらおうという企画です。
※2006-2007日本政府観光局(JNTO)調べ
多数の応募から選出された積極性と行動力では誰にも負けない2~4回生、
7学部9学科の元気いっぱいの学生たちは、“どうすればみなと神戸を外国人
で賑わせることが出来るか”、京都に学ぶ学生だからこそ出来る提案をしよう
と真剣に取り組んでくれました。
去る7月14日(火)には、本プロジェクトの最終講としての施策発表会が
開催され、3班に分かれた14名の学生が、産学民官の観光関係者や報道関係
者等約50名を前に、みなと神戸を外国人観光客で賑わす策を提言しました。
(プロジェクト詳細:
http://wwwtb.mlit.go.jp/kobe/kankoujinzaiikusei.html)
1班は、「観光交通の活性化と国際交流都市の復活へ!」をテーマに、京都
の例を活かし、シティループバスの停留所名に、その観光地を連想させる名前
を入れる事や観光客の流れを意識したルート設定の必要性から、産学民官で
交通を考える委員会の立ち上げを発表。産学民官で外国人観光客誘致と交流を
継続的に考える場の創出と交流の場の提供が出来る大学コンソーシアムの神戸
港周辺誘致を提言しました。
2班は、神戸の港・夜景という強みを徹底的に押し出し、人が集まる仕掛け
を創るため、「みなとの資源を活かした魅力づくり」をテーマに、屋形船や
実現可能性を考慮したカジノ船、リーズナブルに楽しめる宿泊クルーズ船等
「色んな船で賑わう神戸港の創出」と、港湾に神戸の異国情緒を活かした世界
の食や音楽が集まる「ワールド・ビレッジの創造」を提案しました。
3班は、「全世界へ発信!!みなとまち神戸を知ってもらおう!」をテーマ
に、外国サイトで“神戸”が検出されないことから、京都の情報発信のあり方
を分析し、神戸ビーフが名前の由来である神戸大使のNBAバスケットボール
プレイヤーのコビー(KOBE)・ブライアント選手の活用、京都でも利用され
ているYou Tubeによる情報発信等で費用対効果を意識した“神戸”周知策、そ
して観光を下支えする現地の情報におけるおもてなしについて提言し、産学民
官の連携で神戸が大きく変わることを訴えました。
当運輸監理部では、今回頂いた貴重な施策をベースに、関係者の皆様と連携
し、その実現に向けた取り組みを進め、みなと神戸の外国人観光客数アップに
つなげていきたいと考えています。
「二地域居住」とは、都市部に住む人々が、別荘とは違ったかたちで、状況に
応じた居住地(地方部)等を往き来し、地域の方々と交流しながら生活を営んで
いくスタイルのこと。こういった暮らし方によって人生の幅が広がる一方、これ
を受け入れる地方にとっても、地域の活性化に繋がるものとして期待されていま
す。今回は二地域居住の先進的な取組についてご紹介します。
◆募集してます
○気象講演会「伊勢湾台風から50年、数値予報業務50年」(気象庁)
今年は、未曾有の災害をもたらした伊勢湾台風から50年という節目にあた
ります。気象庁では、これを機会に台風情報について一層ご理解いただくため
の講演会を8月20日(木)に開催します。
講演会では、テレビでおなじみの気象キャスター 高田斉氏を迎えて、台風
情報をわかりやすく伝えるための工夫など「情報を伝える専門家」としての観
点から、また、東北大学大学院 岩崎俊樹教授には、台風予測を支える「数値
予報」と呼ばれる技術の発展の歩みと将来について講演いただきます。気象庁
からも、台風防災に関する気象庁の取り組みについて予報課長が紹介します。
講演会の参加申込みは8月16日(日)まで。皆様のご応募を心よりお待ち
しています。