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2009/8/19 第224号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2現場レポート
海の環境を勉強しよう! ~体験学習と自由研究のお手伝い~
(九州地方整備局 熊本港湾・空港整備事務所有明・八代海海洋環境センター)
3募集してます
・パブリックコメント(意見募集)
◆現場レポート
○海の環境を勉強しよう! ~体験学習と自由研究のお手伝い~
(九州地方整備局 熊本港湾・空港整備事務所有明・八代海海洋環境センター)
当センターでは、有明海と八代海の環境保全に関する調査・研究のほか、市
民参加型の環境学習の場として、啓蒙活動やパネル・模型等の教材による見学
・学習を行っています。
<干潟体験学習>
干潟体験学習は、小学校の総合学習の時間を利用し、普段触れることが少な
い干潟や生き物の観察を通して、干潟の役割を学習し、海域環境について理解
を深めてもらおうと、平成16年から毎年開催しているもので、今年は、6月
26日(金)と7月8日(水)、近隣の小学校を対象に開催しました。
6月26日(金)は、熊本市立中島小学校6年生(児童39人、先生2人)、
7月8日(水)は、熊本市立小島小学校6年生(児童37人、先生2人)が参
加。事前の干潟の安全確認や児童の誘導、着替えなど身の回りの世話、生き物
や海の環境についての説明など、当センターの職員が各13~14人、延27
人でサポートに務めました。
海水と水道水を使った簡易水質試験(パックテスト(PH・COD))では、海水
と水道水の水質の違いを確認し、簡単に水の汚れを測ることができることを学
びました。
また、干潟では、カニ・貝、ヤドカリ、エビ、穴ジャコのほか、生きた化石
といわれているミドリシャミセン貝などを泥だらけになりながら一生懸命探し
ていました。残念ながら、多くの児童が目標にしていた穴ジャコは一匹も採れ
ませんでしたが、めずらしいミドリシャミセン貝を見つけた児童もいました。
児童からは、「知らない生き物もたくさんいてびっくりしました。」「カニ
を捕まえたのが楽しかった。」「とても楽しかった。次は家族と来たいです。」
「パックテストは貴重な体験でした。」「ミドリシャミセン貝が見られたのは
よかった。」「干潟の生き物を大切にしようと思った。」「干潟を掘るといろ
いろな生き物が出てくるのが面白かった。」「思っていたより有明海はきれい
だった。」「海にはたくさん生き物がいたので自然を大切にしようと思った。」
「マメコブシガニを見つけた時は興奮しました。」など、たくさんのうれしい
感想が寄せられました。
<夏休み自由研究のお手伝い>
また、海域環境への関心や興味を持ってもらおうと、小学生の夏休み期間を
利用して、「夏休み自由研究のお手伝い」を平成18年度から実施しています。
当センターの職員が講師となり、海の生き物や海水などを使った「海」に関
するさまざまな実験を行っています。夏休みの自由研究に一役買うと同時に、
センター内にある模型や展示パネルを使った当センターの事業PRも行ってい
ます。
今年度は、「海ってなんでしょっぱいのか?」をテーマに「海水から塩をつ
くり顕微鏡を用いて観察する」実験を7月28日(火)と8月7日(金)に開
催しました。来週8月24日(月)には、「海の水を調べてみよう」をテーマ
に、インクや野菜を使った浮力の実験などを予定しています。
ぜひ、親子で楽しみながら、海に関する知識を深めていただきたいと思いま
す。ご来館をお待ちしています。