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2009/12/2 第293号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(11月27日)
2現場レポート
「海運の安全」と「定時性確保」へ!
~秋田港外港地区静穏度向上プロジェクト~
3募集してます
・VJC魅力ある日本のおみやげコンテスト2010候補商品の募集開始(観光庁)
◆現場レポート
○「海運の安全」と「定時性確保」へ!
~秋田港外港地区静穏度向上プロジェクト~
(東北地方整備局秋田港湾事務所)
秋田港は、古くから日本海における海上の要所として発展し、昭和26年に
重要港湾に指定されました。近代港湾としての本格的な整備は、昭和40年に
秋田湾地区新産業都市の指定を受けてからです。近年では環日本海物流交流の
ゲートウェイとして外貿コンテナ船や内航フェリーの定期航路も就航し、物流
の効率化が図られています。
ところが、秋田港の外港地区は、冬季の日本海から吹き付ける季節風による
長周期波の影響を非常に強く受けます。長周期波とは、波の高さは小さいもの
の、いわば海面全体がゆっくりと上下する波のことで、非常に大きなエネルギ
ーを持ち、係留する船舶を大きく揺らします。このため、安全性の問題、物流
コスト上昇の問題、運航の定時性・安定性の問題等、船舶関係者だけでなく、
国民生活にも大きく影響しています。
年々、取扱量が増えているコンテナ貨物やフェリー等の定期航路の定時性を
確保するためには、船舶が年間を通じて安定的に岸壁に係留できるよう、冬季
の長周期波対策を含む静穏度向上対策が必要となっています。
秋田港では、長周期波に対する静穏度向上プロジェクトと称して、コストを
勘案しつつ事業を進めてきました。長周期波に対しては、防波堤の適正配置に
加え、港内で多重反射する長周期波のエネルギーを低減する消波構造の傾斜堤
を港内に適正配置することで、消波効果が発揮されます。傾斜堤の構造は、コ
ストを抑制できる割石等で形成します。現状での効果検証では、概ね良好な消
波効果が認められています。
当事務所では港湾、航路、港湾に係る岸壁の整備、保全等に携わっており、
現在、秋田港の外港地区1号岸壁及び2号岸壁の早期の静穏度向上を図るため、
第1南防波堤、外港前面消波、緑地護岸前面消波、緑地護岸直角消波、北防波
堤の整備を重点的に推進し、安全で定時性のある航路の確保を目指しています。
◆募集してます
○VJC魅力ある日本のおみやげコンテスト2010候補商品の募集開始(観光庁)
観光庁では、おみやげを通して日本の魅力を海外に伝え、日本への来訪を促
進するために「ビジット・ジャパン・キャンペーン魅力ある日本のおみやげコ
ンテスト2010」を開催し、外国の方から見た魅力的な日本のおみやげを選定す
ることとしました。
商品の募集は、
「TRADITIONAL JAPAN(トラディショナルジャパン)部門」(※1万円未満)
「COOL JAPAN(クールジャパン)部門」(※1万円未満)
「LUXURY JAPAN(ラグジュアリージャパン)部門」(※1万円以上)
の3部門で行います。なお、コンテスト受賞商品につきましては、成田、関西、
中部及び羽田の各空港で展示販売する予定です。
詳細は以下の「ビジット・ジャパン・キャンペーン魅力ある日本のおみやげ
コンテスト2010」ウェブサイト(
http://www.vjc-omiyage2010.com/)をご覧
ください。皆様のご応募お待ちしています。