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2010/1/22 第324号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(1月19日)
2編集長だより
「八ッ場ダムに行ってきます」
3募集してます
・パブリックコメント(意見募集)
4お知らせ
・「雇用創出企業」ウェブサイトの公表
◆編集長だより
○八ッ場ダムに行ってきます
広報課長 平田 徹郎
今では日本中の人が「八ッ場」と書いて「やんば」と読むと知っています
が、これだけでも世の中の大きな変化だと思います。
昨年9月16日の就任後直ちに前原大臣は、群馬県の八ッ場ダムの建設中止を
表明されました。
人口減少社会、急速な少子高齢化、莫大な国の長期債務を前にして、税金の
配分を大きく変えなければならず、日本の公共事業のあり方を見直す中で、で
きるだけダムにたよらない治水への政策転換を進めるという考え方に基づくも
のです。
大臣の矢継ぎ早の指示を受けて、新政権発足1週間後の9月23日には大臣の
八ッ場ダム視察が行われ、河川局、関東地方整備局とともに私も随行してきま
した。当日は、上空には3,4機の取材ヘリコプターが舞って、プロペラの爆音
で説明者の声もよく聞こえないような状況下で、大臣一行を追いかけて100人
以上の記者やカメラマンが重い機材を抱えて、吾妻川の石ゴロゴロの河原を走
っていました。
ダムサイトの設置予定地は吾妻川渓谷の景観の素晴らしいところですが、こ
の間にコンクリートの壁を建設しますという話を聞くと、改めてダムの巨大さ
に素朴に驚きました。残念ながら、この日は住民の方々との意見交換会は実現
しませんでした。
あれから季節は巡り、年も改まって1月24日に、住民の方々との意見交換会
が実現することになりました。
大臣から、第一に政権交代に伴う政策変更において住民の方々には何も瑕疵
がないにもかかわらず、混乱とご迷惑を掛けたことに対するお詫び、第二に何
故こういう政策変更に至ったのかということについての説明、第三に住民の
方々に許して頂けるならば、ダムを中止した場合の生活再建策についてお話し
する予定です。
他方、国土交通省では、今後の治水対策のあり方に関して意見募集を行って
います。
◆お知らせ
○「雇用創出企業」ウェブサイトの公表
経済産業省では、「雇用創出企業」の魅力を発信するためのウェブサイトを構築、
本日22日(金)に公表されました。昨年2月に公表された「雇用創出企業1,400社」
の改定版として、主に、来春以降厳しい求人情勢が見込まれる新卒予定の学生・生
徒の就職支援を目的として、1,443社(1月21日現在)の「雇用創出企業」の
魅力を紹介しています。
国土交通省関連分野として、今回あらたに、運輸、建設分野等が加えられ、建設
業、不動産業、タクシー業、物流業、宿泊業等の企業が掲載されました。