国土交通省　メールマガジン

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010/5/19  第401号
国土交通省メールマガジン（MLITメルマガ）のご利用ありがとうございます！
ＭＬＩＴメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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◇目 次◇
　１新着情報
　　・本日の報道発表
　　・大臣会見要旨（5月14日）
　　・副大臣会見要旨（5月17日）
　２現場レポート
　　「鹿児島の火山「桜島」」
　　　　～昭和火口と気象台～（鹿児島地方気象台　観測予報課）
　３お知らせ
　　・「航空保安大学校オープンキャンパス2010」のご案内（航空保安大学校）

◆新着情報［５月１９日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
○建設業許可業者数調査の結果について
　　－建設業許可業者の現況（平成22年3月末現在）－　
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000079.html

○国土交通月例経済（４月）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/joho03_hh_000001.html

○平成21年度　不動産証券化の実態調査
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/land03_hh_000079.html

○北海道新幹線（新青森・新函館（仮称）間）工事実施計画（その２）
　の認可について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000017.html

○リコールの届出について（ＢＭＷ　ＢＭＷ Ｋ１３００Ｓ　他）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000584.html

○「第8回日ASEAN次官級交通政策会合」の結果について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000033.html

○[運輸審議会]防長交通株式会社の一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃
　変更認可申請事案に関する公示について
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/unyu00_hh_000031.html

【前原大臣会見要旨（平成22年5月14日）】
　　http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin100514.html

【馬淵副大臣会見要旨（平成22年5月17日）】
　　http://www.mlit.go.jp/report/interview/mabutihukudaijin100517.html

※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
　ＵＲＬからご覧いただけます。
　観光庁　http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
　気象庁　http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
　運輸安全委員会　http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
　海上保安庁　http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html

◆現場レポート
○鹿児島の火山「桜島」
　　～昭和火口と気象台～（鹿児島地方気象台　観測予報課）

　桜島は、姶良カルデラの南縁部に位置する火山で、鹿児島県本土の中心にあ
り、人口６０万人の鹿児島市の市街地に密接しています。現在、桜島の南岳、
東側斜面の標高約８００ｍにある「昭和火口」から盛んに噴煙を上げています。

　噴火活動が活発な昭和火口は、昭和１４年１０月に噴火を始め、断続的に活
発な時期を繰り返し、７年後の昭和２１年３月に溶岩（昭和溶岩）を流出しま
した。

　その後、噴火活動は徐々に終息しましたが、平成１８年６月に再び噴火活動
を始め、昨年は６月下旬から１０月に活発化、１年間に５４５回の爆発的噴火
が発生しました。火山灰の噴出量も増加するなど、桜島直下へのマグマの供給
量が増加してきていると考えられ、今後「昭和噴火」と同じような経過をたど
るとすれば昭和火口から溶岩が流出する可能性があります。

　桜島の火山防災対策として設置された「桜島爆発災害対策連絡会議」の下部
組織として、鹿児島県、鹿児島市、京都大学防災研究所、大隅河川国道事務所、
鹿児島地方気象台による「桜島火山防災連絡会」を設け、火山活動の状況の把
握や今後の見通し、噴石や溶岩流などの火山災害に対する防災対応などを検討
しています。

　また、桜島の爆発的噴火は時間を問わず起こるため、鹿児島地方気象台火山
班の職員は、２４時間緊張しながら監視を行っています。爆発的噴火が発生す
る度に噴煙の高さや噴石の飛散距離、火砕流の有無などの観測、爆発地震の振
幅等を験測して「噴火に関する火山観測報」を発信しています。この観測報は、
気象庁のホームページに掲載されるとともに空港にも配信され、航空機の安全
な航行などに寄与しています。

　気象台の観測に加えて、大隅河川国道事務所の監視カメラの映像や桜島の有
村にある水管傾斜計などのデータを利用した監視、海上自衛隊第７２航空隊鹿
屋航空分遣隊や鹿児島県等のヘリを利用した上空からの観測など、多方面の機
関の協力を得て、鹿児島地方気象台では、火山の監視をより一層強化し、火山
防災に寄与すべく日々努めています。
 
 ■鹿児島地方気象台ホームページ： http://www.fukuoka-jma.go.jp/kagoshima/
 　（全国の火山情報はこちら→　気象庁ホームページ＞気象統計情報＞火山
　　　　http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/volcano.html）

◆お知らせ
○「航空保安大学校オープンキャンパス2010」のご案内（航空保安大学校）

　航空保安大学校（大阪府泉佐野市）では、7月25日(日）に「航空保安大学校
オープンキャンパス2010」を開催します。航空管制官、航空管制運航情報官、
航空管制通信官、航空管制技術官を目指す高校生・大学生を対象に、航空保安
大学校の概要紹介や受験内容の説明などを実施します。
　興味を持たれている方はこの機会に来校いただき、これからの進路選択の参
考としていただければと思います。
※なお、実習・体験プログラムは人数に制限があり、事前申込みが必要です。
　プログラム等詳細はホームページをご覧ください。

　■航空保安大学校ホームページ： http://www.kouho-dai.ac.jp/
　（オープンキャンパス開催： http://www.kouho-dai.ac.jp/whats_new/2010opencampus.htm  ）