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2010/7/30 第452号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(7月30日)
2意見募集
・行政手続法に基づく意見公募(7月30日公表分)
3編集長だより
「フレンチ・パラドックス」
4お知らせ
・汎用スキャンツール普及検討会
~自動車電子制御の新技術に対応した点検整備体制の確保~
◆新着情報[7月30日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○主要建設資材需給・価格動向調査結果(平成22年7月1~5日現在)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000156.html
○建設労働需給調査結果(平成22年6月調査)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000155.html
○既存建築物ストック量の把握のための統計手法の公表について
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000180.html
○建設工事受注動態統計調査報告(平成22年6月分 速報)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000179.html
○建設工事受注動態統計調査(大手50社 平成22年6月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000178.html
○建築着工統計調査報告(平成22年6月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000177.html
○第25回「手づくり郷土(ふるさと)賞」の募集開始
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000022.html
○最近の建築確認件数等の状況
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000185.html
○木造3階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計(平成22年5月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000178.html
○JR旅客会社、大手民鉄及び地下鉄事業者の基準単価・基準コスト等の公表
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo06_hh_000019.html
○東京の地下鉄の一元化等に関する協議会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo04_hh_000022.html
○第2回関空アクセス研究会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo04_hh_000021.html
○「国際コンテナ戦略港湾検討委員会」第7回委員会を開催します。
http://www.mlit.go.jp/report/press/port02_hh_000032.html
○「みなとまちづくりマイスター」の表彰
http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000016.html
○東京国際空港における国際線旅客取扱施設利用料の上限認可
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab07_hh_000031.html
○国土交通省独立行政法人評価委員会土木研究所分科会(第16回)の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000095.html
○社会資本整備審議会建築分科会第9回官公庁施設部会の中止
http://www.mlit.go.jp/report/press/eizen01_hh_000078.html
○国家機関の建築物等における吹付けアスベスト等の使用実態に関する調査
(フォローアップ)結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/eizen03_hh_000012.html
<運輸安全委員会>事故等調査報告書の公表
http://www.mlit.go.jp/jtsb/index.html
【国土交通省人事異動(平成22年7月30日)】
http://www.mlit.go.jp/about/h22jinji.html
※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
URLからご覧いただけます。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html
◆意見募集
【行政手続法に基づく意見公募(7月30日公表分)】
○中央新幹線に関するパブリックコメントの募集
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155100802&Mode=0
◆編集長だより
○「フレンチ・パラドックス」
広報課長 平田 徹郎
赤ワインが良く飲まれているフランスでは、他の欧米諸国と同様に、脂肪摂
取量が多いにもかかわらず、動脈硬化の患者が際立って少なく、この一見矛盾
とも思われる事実が専門家の注目を集め、「フレンチパラドックス」と呼ばれ
ています。「赤ワインが動脈硬化を防ぐ」という説は日本でも話題になりワイ
ンブームを引き起こしましたが、これは赤ワインの渋みや赤い色を作り出す
「ポリフェノール」と呼ばれる成分によるものと考えられています。ポリフェ
ノールが持っている「酸化を抑える作用(抗酸化作用)」によって、悪玉コレ
ステロールの増加が抑えられているのです。
最近、財務省OBの榊原英資氏が「フレンチパラドックス」という本を出され
ました。といってもワインに関する本ではなく、これからの日本がお手本にす
べき経済モデルはフランスにあるのではないかという世界経済論です。フラン
スといえば、労働組合が強くストも頻発していて、官僚大国で規制が多い非効
率な国、その結果、国際競争力が弱くて衰退しつつある国というイメージが持
たれているのではないでしょうか。
しかし、リーマンショック後の世界同時不況下で、先進国の中で最も影響を
受けなかったのがフランスです。2008年以降、各国がマイナス成長になる中で、
2008年は+0.3%、2009年はマイナスながら2.3%と先進国で最も傷が浅く、
2010年には1.4%のプラス成長の見込みです。また、フランスでは1990年代以降、
出生率を上昇させることに成功し、先進国でトップクラスの2.02(2008年)と
なっていて(日本は1.37)、人口減少による経済収縮、年金システムの不安と
は縁がありません。
この本では、大きな政府で公的負担も大きいシステムが、なぜ経済的にうま
くいっているのか、近年の新自由主義がとなえる競争とその結果の格差が成長
につながるとする見方からは、矛盾(パラドックス)でしかないフランスの経
済システムのなかに日本の将来があるのではないかと説いています。フランス
が出生率の向上を目指す施策に取り組み始めたのは1970年代で、効果が出始め
たのは90年代ですから、一朝一夕に効果が出る施策ではありません。だからこ
そ、日本でも税金の使い途を今からでも変えて、将来的な成長を促すために経
済の体質転換を考えるという論旨には共感を覚えました。
ところで、フランス人は年間5週間のバカンスを取りますが、この10年程度
の経済成長率では、年間8日しか休まない日本と同程度か、リーマンショック
後は日本より勝っています。これもフレンチパラドックスの一つですが、人口
6000万人のフランスに毎年8000万人を超える外国人観光客が訪れ、フランス人
が夏休みの間、せっせとお金を落としてくれているのも一因ではないでしょう
か。
◆お知らせ
○汎用スキャンツール普及検討会
~自動車電子制御の新技術に対応した点検整備体制の確保~
近年における自動車の電子制御新技術の導入や利用の拡大から、これら新技
術に対応した適切な点検整備の実施体制を確保していくために、汎用スキャン
ツール※の活用を促進していくことが必要となり、学識経験者、関係業界、行
政機関等からなる検討会が設置され、第一回目の検討会が開催されました。
※スキャンツールとは、自動車の装置の作動状態を外部の装置等に接続して診
断する「外部診断装置」のこと。
■汎用スキャンツール普及検討会
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr9_000005.html