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2010/10/19 第506号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・大臣発言(会見速報版)
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(10月15日)
・大臣政務官会見要旨(10月14日)
2政策クローズアップ
・【羽田空港2】再拡張後の羽田空港
3お知らせ
・航空100年のご案内 ~2010年は航空100年です~
◆新着情報[10月19日発表分]
【大臣発言(会見速報版)】
財団法人道路保全技術センターの解散について
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001132.html
○第11回「大都市交通センサス」の実施について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000027.html
○リコールの届出(いすゞ エルフ)
○リコールの届出(日野 -)
一覧へ→ http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall10/recall_.html
【馬淵大臣会見要旨(平成22年10月15日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin101015.html
【津川大臣政務官会見要旨(平成22年10月14日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/tsugawaseimukan101014.html
※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
URLからご覧いただけます。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html
◆政策クローズアップ
【羽田空港2】
○再拡張後の羽田空港
(発着回数の増加と国際化)
羽田空港は、国内航空旅客の約66%が利用する国内航空輸送ネットワーク
の要ですが、首都圏において、今後さらに、国内・国際航空需要の増大が見込
まれる状況の中、既にその能力が限界に達していました。
再拡張事業は、新たに4本目となるD滑走路等を整備するものとして実施さ
れ、これにより年間の発着能力を約45万回(昼間は約41万回)まで段階的
に増強して、国内・国際双方の需要の伸びを勘案しつつ、国際定期便の就航を
可能とするものです。
再拡張後においては、羽田空港の24時間国際拠点空港化に向け、供用開始
当初に、昼間時間帯に約3万回、深夜早朝時間帯に約3万回の発着枠を国際定
期便に割り当てることとしています。
(騒音の軽減対策)
発着便の増加によって懸念される航空機の騒音については、飛行経路の設定
段階で、騒音軽減に向けた次の点を考慮しました。1.陸上部への影響を軽減す
るため、できる限り経路を海上に設定すること、2.空港への進入経路を分散さ
せること、3.陸上部を飛行経路とせざるを得ない場合は、着陸機の降下開始高
度を航空機の安全運航を妨げない範囲で引き上げること。
なお、飛行経路の決定にあたっては、基本的な形は関係自治体との調整を経
て、再拡張事業に係る環境影響評価書の策定時(平成18年6月)までに決定
し、その後、実際運用に向けた検討の中で変更が必要となった部分を、適宜、
関係自治体等と調整を行ったうえで修正しました。
(ビジネスジェット機の受け入れ)
近年、欧米を中心にビジネスジェットの利用が拡大している中で、日本にお
いてもその受入れを促進することは、日本が世界の経済拠点としての地位を維
持し、今後の成長を確実なものとする上で重要な要素です。
国土交通省成長戦略会議においても「首都圏の空港が日本の成長の牽引車と
しての役割を発揮していくには、国際線・国内線双方のネットワークの強化や、
乗り継ぎ機能の改善、LCC(格安航空会社)やビジネスジェット等のニーズ
に対応するなど、抜本的な機能強化が必要である」と報告されています。
このような状況を踏まえ、羽田空港D滑走路の供用開始に伴う国際定期便就
航時期(10月31日)に合わせて、ビジネスジェットの発着時間帯や発着回
数の制限を緩和するなど、利用促進や利用者の利便性向上のための措置等を講
じることとしました。
(羽田空港の交通アクセスの利便性向上)
羽田空港の「24時間国際空港化」に伴い、空港への交通アクセス手段であ
る鉄道、モノレール、バス、タクシー及びレンタカー等の利便性の向上が重要
な課題となるため、国土交通省及び関東運輸局では、これらの交通事業者及び
空港ビル会社等とともに、交通アクセスの利便性及び快適性の向上や、深夜早
朝時間帯の航空機の発着に対応した交通アクセス手段の確保について、検討を
行いました。その結果、輸送別事業者において、深夜早朝時間帯の航空需要に
対応した様々な措置がなされています。
なお、10月21日(木)の国際線旅客ターミナルのオープンに合わせて、
東京モノレールの新駅「羽田空港国際線ビル駅」や、京浜急行の新駅「羽田空
港国際線ターミナル駅」が開業します。
■東京国際空港(羽田空港)再拡張事業の供用開始について
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab07_hh_000027.html
■東京国際空港(羽田空港)再拡張後の交通アクセスの利便性向上について
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab07_hh_000030.html
■東京国際空港におけるビジネスジェットの利便性向上のための措置について
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab01_hh_000027.html
(再拡張事業の経緯等)
・平成12年、首都圏第3空港調査検討会を設置し、羽田空港の再拡張案と他
の候補地について検討を開始。
・平成13年、首都圏第3空港調査検討会において、羽田空港再拡張を優先し
て推進することが適当とされる。国土交通省が「羽田空港の再
拡張に関する基本的考え方」を決定。
・平成14年、羽田空港再拡張事業工法評価選定会議を設置し、桟橋工法、埋
立・桟橋組合せ工法、浮体工法の三工法について検討。
・平成15年 羽田空港再拡張事業に関する協議会を設置。
・平成17年、再拡張事業に係る環境影響評価準備書を公告。
・平成19年、国際線エプロン等整備等事業の現地着工。
新設滑走路等工事・本格着工。
・平成20年、国際線旅客ターミナルビル等整備・運営事業の現地着工。
・平成21年、国際線貨物ターミナル整備・運営事業の現地着工。
・平成22年、新管制塔(115.7m)運用開始
D滑走路(2,500m)供用開始。
国際線旅客・貨物ターミナル等供用開始。
■羽田空港再拡張事業の概要
https://www.mlit.go.jp/common/000115769.pdf
◆お知らせ
○航空100年のご案内 ~2010年は航空100年です~
今年は、1910年(明治43年)12月に、徳川好敏・陸軍工兵大尉と、
日野熊蔵・陸軍歩兵大尉が東京・代々木練兵場において、日本初の有人動力飛
行を実施してからちょうど100年にあたります。この航空100年の歴史を
記念し、全国各地において様々なイベントが開催されています。是非、足を運
んでご覧になって下さい。
■航空100年関係イベント情報
https://www.mlit.go.jp/koku/koku100_001.html