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2010/12/22 第550号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2意見募集
・行政手続法に基づく意見公募(12月22日公表分)
3現場レポート
たかが雪、されど雪 ~除雪期を迎えて~
4お知らせ
・冬の道路情報 ~雪みち情報リンク集~
◆新着情報[12月22日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○第2回「建設産業戦略会議」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000095.html
○公共交通の「快適性・安心性評価指標」
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000026.html
○第4回 国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰式を開催します
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000025.html
○排出ガス対策型建設機械の指定等
~建設機械の型式指定と原動機等の型式認定~
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo15_hh_000044.html
○低騒音型・低振動型建設機械の指定
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo15_hh_000043.html
○第4回交通基本法案検討小委員会
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000031.html
○鉄道の特別急行料金の上限設定認可
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo06_hh_000024.html
○総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会
・交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会自動車燃費基準小委員会
第4回合同会議の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000052.html
○港湾の施設の技術上の基準に係る「登録確認機関」の登録の更新
http://www.mlit.go.jp/report/press/port05_hh_000016.html
○日本・韓国航空当局間協議の結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000139.html
○調査・設計等業務における総合評価落札方式の実施状況(平成21年度年次
報告)の公表
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000117.html
○「高速道路の料金割引に関する国土交通省・民主党打ち合わせ」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000142.html
○国土交通省情報保全本部の設置
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho01_hh_000007.html
※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
URLからご覧いただけます。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html
◆意見募集
【行政手続法に基づく意見公募(12月22日公表分)】
○「超高層建築物等における長周期地震動への対策試案について」に関する
意見募集
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155100715&Mode=0
◆現場レポート
○たかが雪、されど雪 ~除雪期を迎えて~ (北陸地方整備局)
日本海側の冬期に雪が降るメカニズムはよく知られています。西高東低の気
圧配置で寒気を伴ったシベリア高気圧が日本列島に張り出し、対馬暖流の流れ
込む日本海の水蒸気をたっぷり吸収して、日本列島の背骨を形成する脊梁(せ
きりょう)山脈にぶつかって大雪を降らせます。
豪雪という言葉が使われ始めたのは昭和38年の冬からです。以後、人的・
物的被害が他の年に比べ著しく大きな年を豪雪と呼んでいます。
過去に気象庁が命名した豪雪は「38年1月豪雪」と「平成18年豪雪」の
二回だけですが、この他にも52年豪雪、56年豪雪、59年豪雪、61年豪
雪、平成17年豪雪が一般に豪雪年と言われています。
記憶に新しい「平成18年豪雪」は、平成17年の12月中旬から本格的に
降り始め、1月まで降り続き、全国で死者152人と甚大な被害をもたらしま
した。特に新潟県津南町では2月5日に統計開始以来最大の416センチの積
雪を観測するなど、山間部を中心に自衛隊への災害派遣要請が相次ぎ、新潟、
長野両県内の19市町村に災害救助法が適用されました。このように平成18
年豪雪は典型的な「山雪型」でした。
「38年1月豪雪」は全国で死者行方不明者231人の人的被害を含め、北
陸全域の経済活動が麻痺し、灯油や生鮮食料品が欠乏するなど、国民生活にも
大きな影響を与えました。1月中旬から降り出した雪は金沢市で181センチ、
富山市で186センチ、長岡市で318センチの最大積雪深を記録するなど、
国道8号沿線に多量の降雪がある典型的な「里雪型」とされています。里雪型
は冬型の気圧配置の中で日本海に小さな低気圧が発生した場合に生じやすいと
されています。
昨年暮れから今年2月にかけて北陸地方は強い寒波に四度見舞われましたが、
このうち2月の寒波襲来時は新潟市内で26年ぶりに81センチの積雪を見る
など「里雪型」の大雪であり、鉄道やバスなどの交通機関は麻痺し、生活道路
の除雪は追いつかない状態が生じました。
太平洋側の方にはわからないかもしれませんが、一口に雪国と言っても様々
な雪の降り方があり、その影響の現れ方や対処方法も異なるのであります。
今年の冬はいかなることになるでしょうか。気象庁の長期予報では平年並み
との予測ですが、ラニーニャ現象の持続や猛暑の影響で日本海の水温が例年よ
りも高めで、ゲリラ的豪雪の発生も予想されます。また、猛暑の影響でアス
ファルトの側方流動や舗装維持修繕費の減少により路面のわだち掘れが限界に
達しており、「わだち」での圧雪の形成や凍結などによって冬期路面の管理が
一層困難を増すと思われます。
もちろん第一線の現場では困難は百も承知で、きめ細かな問題箇所の抽出と
対策の準備に余念がありませんが、人知を超えて猛威をふるうのが自然の常で
あります。除雪現場を取り巻く環境が年々厳しくなっていることを踏まえ、必
要な予算を確保し雪国の足の確保に万全を期すよう努力する所存であります。
■北陸地方整備局ホームページ: http://www.hrr.mlit.go.jp/
◆お知らせ
○冬の道路情報 ~雪みち情報リンク集~
各地域の道路の積雪情報や冬期に閉鎖される道路の情報など、雪みちの安全
なドライブに役立つ情報を掲載しています。間もなく冬も本番、すでに除雪が
行われている地域もあります。お出かけ前に目的地の情報をチェックして、安
全で快適なドライブをお過ごしください。
■冬の道路情報: http://www.mlit.go.jp/road/fuyumichi/fuyumichi.html