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2011/1/12 第559号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2意見募集
・行政手続法に基づく意見公募(1月12日公表分)
3現場レポート
PSC検査官交流研修を実施
~韓国・ロシアからの研修生を受け入れ~
4お知らせ
・『明日から使える!中国人観光客との実践コミュニケーション研修』
の開催(観光庁)
・第5回「札幌管区気象台サイエンスカフェ」を開催します
◆新着情報[1月12日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○平成22年度「手づくり郷土賞」を選定しました
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000024.html
○「半島地域づくり会議in島原半島」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/city04_hh_000019.html
○リコールの届出(ボルボ V50 他)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000760.html
○「国際バルク戦略港湾」選定に向けたスケジュール
http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000052.html
○「建設弘済会等に係る事業譲渡手法等の課題検討チーム」(第3回)の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo06_hh_000039.html
※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
URLからご覧いただけます。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html
◆意見募集
【行政手続法に基づく意見公募(1月12日公表分)】
○特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律施行規則の一部を改正す
る省令案に関する意見の募集
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155110701&Mode=0
◆現場レポート
○PSC検査官交流研修を実施
~韓国・ロシアからの研修生を受け入れ~(中部運輸局
)
外国籍船が他国の港に入ることについて国際的規則は確立していませんが、
慣行上、国際港への入港は、ほぼ制限無く認められており、そのため、国交の
ない外国船といえど、原則、日本の港は入港を拒否していません。
ポートステートコントロール(寄港国取締り制度、以下「PSC」)とは、外
国籍船の安全性を寄港(入港)国が検査する制度です。
外航船舶に対しては、船の安全や人命の安全、そして環境の保護を確保する
ために、国際基準が確立しており、これを遵守する責任は一義的には旗国(当
該船舶の登録国)にありますが、旗国が必ずしも国際的な基準を守らない(能
力の有無あるいは意図に関わらず)という状況が顕著になっています。そのた
め、寄港国が国際基準に適合しているかを確認するための検査を行うPSC制
度が生まれました。
PSC検査を実施する国土交通省では、昨年10月25日~11月2日の9日間、
「PSC検査官交流研修」を実施しました。この交流研修は、アジア太平洋地
域におけるPSCの発展と調和及び情報共有等を目的として(財)東京エムオ
ウユウ事務局が主催する事業の一つで、東京エムオウユウ(MOU)域内の加
盟国の中堅PSC検査官を研修生として招聘し、国土交通省が協力して実習を
行うものです。
2000年から開始されたこの研修は第11回目となります。今回は韓国、
ロシア、チリ、中国、インドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、フィ
リピン、タイ、ベトナムの10ヶ国から10名の研修生が参加し、横浜・名古
屋・大阪・神戸・広島にある各運輸局で実施しました。
中部運輸局には韓国・ピョンテクより外国船舶監督官1名、ロシア・ナホト
カより主任外国船舶監督官1名が訪れました。2名の研修生は、中部運輸局が
名古屋港で実施するLNG船・ケミカル船・コンテナ船・自動車運搬船等の貨
物船に対するPSC検査に同行し、自分自身の視点において検査を実施し、実
際の事例についてその場で疑問・質問をやりとりします。検査を終えて帰庁後
にも、一連のPSC検査実習によって得られた事例を基に検査手順や着目点の
相違などを互いに議論し、個々の事例における判断や、検査技術の向上などに
ついて意見交換を行います。
本研修の最終日には、10ヶ国の研修生及び受け入れ機関である各運輸局の
外国船舶監督官が集まり、それぞれの研修成果の発表を行うとともに、質疑応
答を通じてさらに議論を深めました。閉会式では中部運輸局において研修を行
った韓国の外国船舶検査官が研修生を代表して謝辞を述べられました。
今後とも交流を密にして、関係国間との協調を深めてまいります。
<東京エムオウユウ(MOU):Memorandum of Understanding>
アジア・太平洋地域におけるPSC の実効性を確保するため、PSCの標準化、域
内協力体制の強化を目的として、1993 年12 月に東京において採択された覚書。
現在、次のアジア・太平洋地域の18 の国・地域が参加しており、事務局は東
京に置かれている。
<東京MOU加盟国・地域>
オーストラリア、カナダ、チリ、中国、フィジー、香港、インドネシア、日本、
韓国、マレーシア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピン、ロシ
ア、シンガポール、タイ、バヌアツ、ベトナム(18カ国)
■外国船舶検査官(PSC)の仕事(中部運輸局)
http://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kaian/psc2.pdf
■中部運輸局ホームページ
http://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/
◆お知らせ
○『明日から使える!中国人観光客との実践コミュニケーション研修』の開催
観光庁では、平成23年1~3月にかけて北海道から沖縄まで全国50か所にお
いて、『明日から使える!中国人観光客との実践コミュニケーション研修』を
開催します。
今回の研修は、中国の基礎的な知識、中国からのお客様の志向・特徴・旅行
目的等について講義を行い、実際の接客場面を収録した映像を見ながら、レク
チャーやクイズ、さらに中国人講師による代表的な接客用語のレッスンを交え、
中国からのお客様のおもてなしに必要となる基本的な知識や中国語会話を学ん
でいただけます。また、研修終了後には、中国語表記でのパンフレットや館内
案内図の製作、中国からのお客様への具体的な応対等に関しての相談会を開催
し、スムーズにお迎えできる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
参加費は無料、事前のお申し込みが必要です。中国からのお客様に対する接
し方を学びたい方、中国語に興味がある方は、是非この機会にお越しください。
■観光庁(報道発表): http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000081.html
○第5回「札幌管区気象台サイエンスカフェ」を開催します
1月15日(土)に札幌市内で、「なるほど!札幌の天気~冬の使者「雪」舞
い降りる~」をテーマに、気象予報士・防災士として多方面でご活躍中の菅井
貴子さんをお迎えして、雪を中心とした札幌の冬の気象や防災についてお話し
いただきます。
皆さんからの質問にもお答えしますので、どうぞこの機会に、普段から疑問
に思っていることを聞いてみてはいかがでしょうか。 事前申し込み不要、参
加費は無料です。
■札幌管区気象台ホームページ
http://www.jma-net.go.jp/sapporo/topix/cafe-h23/cafe-H23.html