国土交通省　メールマガジン

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　2011/3/21  号外３
国土交通省メールマガジン（MLITメルマガ）のご利用ありがとうございます。
ＭＬＩＴメルマガでは、東北地方太平洋沖地震への対応状況等に関する情報
を「号外」としてお届けします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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◇目 次◇
　１新着情報
　　・報道発表
　２「平成２３年東北地方太平洋沖地震」における対応状況等
　　・被災者のための「公営住宅等情報センター」の設置について
　　・交通機関の復旧状況等
　　・空港周辺及び港湾における放射線の測定状況について
　　・航空及び海事関係の国際機関からのニュースリリース
　　・航海訓練所の練習船「銀河丸」の被災地における活動について
　３お知らせ
　　・「被災された市長村の臨時掲示板」（東北地方整備局ホームページ）
　　・地盤の沈下に伴う大潮の満潮前後における浸水や冠水のおそれの高まり
　　・関東地方整備局管内の災害等対応状況（関東地方整備局）
　　・平成２３年度海上保安庁観閲式及び総合訓練中止のお知らせ
　　

◆新着情報［３月２１日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
（震災に関係する情報）
○被災者向け公営住宅等情報センターの設置について
　　https://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000048.html

○東北地方を起点とする高速バスの運行再開状況（3/21 12:00現在）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000090.html

○国際海事機関（ＩＭＯ）からのプレスリリース
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000083.html

○航海訓練所練習船銀河丸の被災地における活動
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji10_hh_000028.html

○仙台塩釜港への内航油送船入港
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000082.html

○国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）からのプレスリリース
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000149.html

○東北地方等の国内線臨時便の運航
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/cab04_hh_000039.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
　は、以下のＵＲＬからご覧いただけます。
　国土地理院　http://www.gsi.go.jp/
　観光庁　http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
　気象庁　http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
　運輸安全委員会　http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
　海上保安庁　http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html

◆「平成２３年東北地方太平洋沖地震」における対応状況等

［１］被災者のための「公営住宅等情報センター」の設置について
　全国の地方公共団体等の協力により、被災者が入居可能な公営住宅、公社住
宅、ＵＲ住宅等が、各地に確保されましたので、申込窓口を簡素化して、被災
者の方々の入居を円滑に行うため、情報センターを設置します。
　公営住宅等への入居を希望される被災者の方からの電話を受け付け、受入可
能な都道府県等の担当者へお電話をお取り次ぎ致します。　
（対象となる方）
　・お住まいの県外（被災地県外）の公営住宅等を希望される、東北地方太平
　洋沖地震による被災者、津波による被災者、福島原発事故に伴う避難指示が
　なされた地域の居住者。
（電話番号：フリーダイヤル、携帯電話、公衆電話、衛星電話可）
　・０１２０－２９７－７２２　※２２日(火）１５時より受付開始
　　※２３日以降の受付時間は、９時から１８時となります。
　・なお、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県及び千葉県では、他県か
　　らの受入ができないため、これらの県にお住まいの方が自県内の公営住宅
　　等への入居を希望される場合は、お住まいの県、市町村からのお知らせを
　　ご覧下さい。
（入居可否の通知）
　・入居可否の通知は、お申し込み頂いた都道府県、都市再生機構（ＵＲ）よ
　　りお知らせされます。
　■被災者向け公営住宅等情報センターの設置について
　　　https://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000048.html
　■公営住宅、ＵＲ賃貸住宅の空き室の状況
　　　http://www.mlit.go.jp/common/000138110.pdf

［２］交通機関の復旧状況等
【鉄道】（２１日現在）
○日本海側のルートを利用した東北地方と首都圏との連絡
・盛岡方面は、東京～上越新幹線・羽越線～秋田～秋田新幹線～盛岡で、所要
時間は最速７時間５２分です。
・山形方面は、東京～上越新幹線・羽越線～坂町～米坂線・奥羽線～山形で、
所要時間は最速６時間８分です。

○東北、山形、秋田新幹線の復旧状況
・東北新幹線（盛岡～新青森間）は２３日運転再開予定です。那須塩原から盛
岡間は復旧の目途は立っていません。
・秋田新幹線（盛岡～秋田間）は運転中です。
・山形新幹線（米沢～山形間）は、在来線運転中で、山形から新庄間は２３日
在来列車運転再開予定です。福島から米沢間は引き続き復旧作業中です。

○東北地方の主な在来線の復旧状況
・本日（２１日）新たな運転再開路線は、奥羽線（院内～横堀間）です。
・明日（２２日）運転再開予定の路線は、飯山線（十日町～越後川口間）です。
・３月中の運転再開予定路線は、奥羽線（新上～院内間）、仙石線（あおば通～
小鶴新田間）、磐越西線（郡山～津川間）、左沢線（北山形～左沢間）です。

○東北線、常磐線の復旧状況（昨日の状況に変更はありません。）
・東北線の東京側（上野～黒磯間）と、青森側（青森～盛岡～一ノ関間）が運
転中です。日本海側の幹線である羽越線・奥羽線から青森経由で一ノ関まで
利用可能です。不通区間は黒磯～一ノ関間で、点検・復旧作業が続いています。
・常磐線は上野～土浦間が運転中で、不通区間は土浦～水戸～いわき間です。
また、いわき～岩沼間は被害情報収集中ですが、原発の関係で立入調査ができ
ない区域があり被害の全容判明には時間がかかる見込みです。

○貨物鉄道の運行状況について
・横浜（根岸駅）発盛岡行きの石油列車は、タンク貨車中型１８両編成又は大
型１６両編成で、毎日運行しています。１回当たりの輸送量（経由、ガソリン、
灯油）は約８００～１０００ｋｌで、２０ｋｌタンクローリーの約４０～５０
台分です。
・本日より新たに、根岸発盛岡行きの石油列車（タンク貨車大型８両編成）が、
墨田川発札幌行きコンテナ列車への連結して運行開始されました。

【高速道路】
○明日（２２日）の午前１０時に、東北自動車道（一関ＩＣ～碇ヶ原ＩＣ間）、
八戸自動車道（安代Ｊ～南郷ＩＣ）、釜石自動車道（花巻Ｊ～東和ＩＣ）、秋
田自動車道（北上Ｊ～北上西ＩＣ）及び山形自動車道（笹谷～宮城川崎間）が
一般開放する予定となりました。

○東北自動車道（宇都宮ＩＣ～一関ＩＣ間）は、明日（２２日）午前１０時よ
り緊急通行車両に加えて、大型車等（１，２，８，９，０ナンバー車及び緑、
黒ナンバー車）の走行が可能になりますが、一般車両の通行は引き続き制限さ
れています。

○常磐自動車道（水戸～いわき中央間）は、本日（２１日）午前１０時に一般
解放となりました。

○首都高湾岸線の通行止め解除について
　首都高湾岸線（東行き・西行き）新木場～葛西ＪＣＴ間の通行止めは、明日
（２２日）午前３時に解除となる見込みです。なお、舞浜入口の閉鎖はｍ明日
午前９時に解除となる見込みです。
　引き続き通行止めの継続区間は、大黒ＪＣＴ連結路（湾岸線（西行き）～大
黒線（上り））の区間です。

【高速バス】
○東北地方を起点とする高速バスの運行再開状況
・被災地と他の地域を結ぶ幹線路線を走行する高速バス、東北自動車道や常磐
自動車道等の関連幹線路線等を走行する高速バス及び被災地と周辺地域を結ぶ
バスは、全部で７５路線程運行しています。
　■高速バスの運行状況（２１日１２時現在）
　　　http://www.mlit.go.jp/common/000138225.pdf

【港湾】
○大船渡港（岩手県）、石巻港（宮城県）は明日（２２日）頃に、茨城港（大
洗港区）は24日頃に、一般利用可能となる見込みです。

【その他】
○災害情報及び詳細情報は、以下に掲載しております。
　■災害情報　平成２３年東北地方太平洋沖地震（総括）
　　　http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_110311.html
　■平成２３年東北地方太平洋沖地震への対応状況
　　　（道路、鉄道、住宅、河川、港湾、自動車などに関する情報）
　　　http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001403.html

［３］空港周辺及び港湾における放射線の測定状況について
　以下のとおり、放射線の測定状況を随時更新しています。
　■福島空港の放射線の測定状況について（福島県災害対策本部）
　　　http://www.pref.fukushima.jp/j/index.htm
　■首都圏空港（成田空港・羽田空港）における放射線測定状況について
 　　 http://www.mlit.go.jp/common/000138203.pdf
　■東京港及び横浜港近傍の放射線量の測定状況について
　　　http://www.mlit.go.jp/common/000138242.pdf

［４］航空及び海事関係の国際機関からのニュースリリース
　世界の大手航空会社が加盟する航空業界団体である国際航空運送協会（ＩＡ
ＴＡ）より、「日本への渡航制限はない」とするニュースリリースが行われま
した。この内容はただちに、航空会社、旅行会社、ＪＮＴＯ、在外日本大使館、
在京外国大使館、海外メディア等へ情報提供しております。
　同様に、国際海事機関（ＩＭＯ）からも同様のニュースリリースが行われま
したので、この内容もただちに海運会社、港湾管理者、在外大使館等へ情報を
提供しております。

［５］航海訓練所の練習船「銀河丸」の被災地における活動について
　独立行政法人航海訓練所が１９日に岩手県に派遣した練習船「銀河丸」が、
本日午後５時前に宮古港へ入港しました。現地において、緊急救援物資（病院
への生理食塩水、自衛隊用への経由及びガソリン）を陸揚げした後、被災者へ
の救援活動（入浴や銀河丸看護長による健康相談等）を実施します。宮古市、
岩手運輸支局及び国立宮古海上技術短期大学校の機関が協力しています。

◆お知らせ
○「被災された市長村の臨時掲示板」（東北地方整備局ホームページ）
　大きな被害を受けた市町村毎の物資補給に関するニーズ等の情報提供のため、
被災された市町村より届いた情報をそのまま掲載しています。
　また、物資をご提供される場合はお住まいの都道府県にお問い合わせ下さい。
　■東北地方整備局
　　　http://www.thr.mlit.go.jp/
　■各都道府県の救援物資受付一覧
　　　http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/K00360/taiheiyouokijishinn/keijiban/ichiranhyou.pdf

○地盤の沈下に伴う大潮の満潮前後における浸水や冠水のおそれの高まりにつ
いて（気象庁）
　東北地方太平洋沖地震により、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋
沿岸の広い範囲において「地盤が大きく沈下」（国土地理院）しており、この
ため、これらの地域の海岸や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、
浸水や冠水のおそれが地震前より高まっていますので、注意が必要です。
　特に、大潮※の時期には一層の注意が必要で、さらに、大潮の時期に低気圧
の通過等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性があります。
　今後、地盤沈下の大きな地域に対しては高潮注意報で注意をよびかけますが、
地元の気象台等から発表される高潮注意報や潮位情報に十分留意してください。
【今後の大潮において注意を要する期間（４月までの情報）】
　・３月１８日（金）～２６日（土）
　・４月　１日（金）～１１日（月）
　・４月１６日（土）～２４日（日）
※大潮：新月及び満月の前後数日間に、満潮と干潮の潮位の差が大きくなる
　　　　状態。平均的な満潮時に比べて潮位がより高くなる。
　■気象庁ホームページ（報道発表）
　　　http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/17b/ooshio.html

○関東地方整備局管内の災害等対応状況（関東地方整備局）
　東北地方太平洋沖地震の影響は、関東地方の一部にも大きな被害をもたら
しており、現在、河川の堤防や道路等で復旧工事を進めています。
　河川堤防の復旧工事は、工事着手より１０から２０日間程を目途に行われ
ています。道路においては、国道５１号茨城県大洗町成田で段差が生じ、３
月２３日（水）を目途に開通する予定です。なお、県道においては、茨城県
内の４８か所をはじめ、６県で計６８か所が通行止めとなっています。
　また、昨日（２０日）より、茨城港日立港区において緊急物資輸送が可能
となり、茨城県内の港湾では、４岸壁が利用可能となりました。
　詳細をホームページに随時更新していますので、ご参照ください。
　■関東地方整備局ホームページ： http://www.ktr.mlit.go.jp/
　・災害情報： http://www.ktr.mlit.go.jp/saigai/kyoku_dis00000018.html
　・関東地方被災地周辺の主要な道路状況
      http://www.ktr.mlit.go.jp/road/bousai/road_bousai00000002.html
 
○平成２３年度海上保安庁観閲式及び総合訓練中止のお知らせ
　海上保安庁では、３月１１日に発生した東北地方太平洋沖地震・津波等の災
害対応に全力を挙げて取り組んでいます。
　そのため、平成２３年６月４日（土）・５日（日）に開催を予定していまし
た「平成２３年度海上保安庁観閲式及び総合訓練」は中止することと致しまし
た。すでに一般公募にご応募いただいている方々には、大変ご迷惑をおかけい
たしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
　■海上保安庁ホームページ： http://www.kaiho.mlit.go.jp/