MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2011/3/24 第608号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2東北地方太平洋沖地震への国土交通省の主な対応(概要)
3東北地方の交通機関の復旧状況等
4お知らせ
・計画停電時間はエレベーターの利用を控えてください
~東京電力、東北電力による計画停電実施に伴う注意喚起~
◆新着情報[3月24日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
(震災に関係する情報)
○平成23年 東北地方太平洋沖地震等による河川局所管施設等の主な被災状況
・対応状況(3月23日14時現在)
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000314.html
○計画停電にともなう24日の首都圏の鉄道の運行計画
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo06_hh_000034.html
○東北地方を発着する高速バスの運行再開・新設状況(3/24 14:00現在)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000090.html
○東北地方太平洋沖地震災害の発生に伴う海技士国家試験の対応
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000087.html
○八戸港への自動車専用船初入港及び仙台港へのフェリー初入港
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000086.html
○東北地方等の国内線臨時便の運航
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab04_hh_000039.html
(一般情報)
○航空輸送統計速報(平成22年12月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho05_hh_000135.html
○リコールの届出(ニッサンディーゼル コンドル)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000789.html
[3月23日追加発表分]
○津波による湛水への対応
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000313.html
○被災地におけるヘリ輸送等
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab05_hh_000029.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆東北地方太平洋沖地震への国土交通省の主な対応(概要)
1.被災地生活支援等
[1]被災者への物資などの輸送
被災が著しい太平洋沿岸の道路の応急復旧作業、大船渡港・石巻港・茨城港
等の航路啓開作業、海上輸送における港内の安全確保、仙台空港の復旧等を実
施し、引き続き陸・海・空の輸送路の確保を図っています。
物資や旅客の輸送については、緊急輸送物資のためのトラックや船舶の準備
及び機動的な運用の実施、港湾における荷役作業体制の確保、東北向け石油列
車やコンテナ列車の運行確保、コンテナ船・RORO船・航海訓練所練習船な
どの確保、緊急物資の保管を行う倉庫の確保、東北地方各空港の運用確保、海
外からの救援機受入対応、国交省の所有船舶や航空機による支援物資の輸送、
東北地方を発着点とする高速バスの運行再開、東北方面への臨時航空便の確保
等に努めています。
[2]被災者の住宅の確保
地方公共団体及び都市再生機構(UR)等の公営住宅等へ入居を希望される
被災者の入居申込手続きを支援する「被災者向け公営住宅等情報センター」を
設置しています。仮設住宅の準備については、概ね2ヶ月で少なくとも約3万
戸が供給できるよう関係機関に要請しています。賃貸住宅や不動産関係団体に
対し住宅支援への協力を要請しています。また、住宅融資支援機構において災
害復興住宅融資等を実施しています。
[3]被災地域の安全の確保として、湛水地域の排水対策、土砂災害危険箇所
の点検、被災建築物応急危険度判定の支援を実施しています。
[4]被災地における車検の有効期間延伸、海技免状や船舶検査等、制度の弾
力的運用を図っています。
2.インフラの緊急・応急復興
東北自動車道は本日、一般開放されましたが、太平洋側の国道45号線の本
格的な応急復旧作業、東北新幹線をはじめとする鉄道施設の被害状況の把握と
早期復旧への協力、船舶による物資輸送のための港湾内航路標識の優先的応急
復旧、緊急的な対応が必要な河川や海岸の応急復旧、仙台空港への民間航空機
の早期就航のための復旧作業、被災地域浸水エリアの排水対策、下水道施設の
被害調査と復旧支援、地殻変動の状況監視等を引き続き実施しています。
3.人員・資機材の派遣、地方公共団体との連携等
災害情報収集担当官(リエゾン)を宮城、岩手、盛岡、福島各県庁、25市
町村及び陸上自衛隊に派遣するとともに、現地支援班、高度技術支援班、災害
状況調査班、応急対策班、情報通信班等(TEC-FORCE、延べ3,618人)
及び災害用対応車両並びに復旧資機材(延べ247台)を派遣しています。
4.福島原子力発電所事故の影響への対応
空港、港湾などの放射線に係る安全情報について、海外向けを含めて提供し
ています。海上における避難指示区域周辺海域の監視警戒を行っています。
5.地震(余震)と津波について、引き続き監視すると共に、被災地に係る気
象情報を的確に提供しています。
◆東北地方の交通機関の復旧状況等
【高速道】
・東北自動車道は、本日(24日)より、全線一般解放になりました。交通量
は区間によりやや異なりますが、平常時の7割~9割程度になっています。
・山形自動車道(月山IC~西川IC)間は上り線のみ通行可、三陸自動車道
(登米東和IC~鳴瀬奥松島IC)間は緊急通行車両等のみ通行可です。
・常磐自動車道(常磐富岡IC~いわき中央IC)間は、全車両通行止めで、
解放時期は未定です。
・首都高速道路の大黒JCT連絡路(高速湾岸線西行き~大黒線上り)は、3
月27日(日)21時に通行可能となる見込です。
【一般国道45号線】
東北地方の太平洋側南北方向の国道45号線については、13箇所の橋りょ
う部分が通行止めになっていますが、沼田跨線橋(岩手県陸前高田市)と川原
川橋(同市)については、応急復旧により明日(25日)通行可能(暫定解放)
となります。
一方、気仙大橋(同市、182m)、小泉大橋(宮城県気仙沼市、182m)及び歌
津大橋(同県南三陸町、304m)については、復旧の見通しが立っていません。
■道路の通行止め状況等について
http://www.mlit.go.jp/road/bosai/infolist3.html
【鉄道】
・東北新幹線(那須塩原~盛岡間)は点検・復旧作業中ですが、その他の区間
は運転中です。
・山形新幹線(福島~新庄間)は、4月上旬の運転再開見込みです。
・東北線は、上野~黒磯間と青森~盛岡~一ノ関間が運転中のため、日本海側
の幹線(羽越線・奥羽線)から青森経由で一ノ関まで利用可能です。
・磐越西線(郡山~津川間)は26日、奥羽線(新庄~院内間)は27日、仙
石線(あおば通~小鶴新田間)及び左沢(あてらさわ)線(北山形~左沢間)
は28日、東北線(郡山~本宮間)は29日の運転再開見込みです。
・東北線(仙台~岩切間)、只見線(西若松~会津坂下間)は3月中の運転再
開見込み路線です。
・常磐線(土浦~勝田間)、陸羽西線(新庄~余目(あまるめ)間)、東北線
(岩沼~仙台間)、仙山線(仙台~愛子(あやし)間、山寺~山形間)は、4
月上旬の運転再開見込みです。
・常磐線(いわき~岩沼間)は被害情報収集中ですが、福島原発の30km圏規
制区間のため、復旧の目途は立っていません。
【高速バス】
首都圏と東北方面を結ぶ高速路線バスは、地震発生前の30路線に比べ、8
割25路線が運行中です。輸送力は震災前の約2倍(3,800人/日)まで
増強して対応しています。
■高速バスの運行状況(24日14時現在)
http://www.mlit.go.jp/common/000138631.pdf
【その他】
・鉄道・運輸機構が仙台市内に所有する用地(約5万5千m3)を、仮設住宅用
地として提供する予定で、仙台市及び宮城県と調整中です。
・災害情報及び詳細情報は、以下に掲載しております。
■災害情報 平成23年東北地方太平洋沖地震(総括)
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_110311.html
■平成23年東北地方太平洋沖地震への対応状況
(道路、鉄道、住宅、河川、港湾、自動車などに関する情報)
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001403.html
◆お知らせ
○計画停電時間はエレベーターの利用を控えてください
~東京電力、東北電力による計画停電実施に伴う注意喚起~
地域ごとに電力供給を順番に停止する「計画停電」が実施されています。エ
レベーターの運転中に停電になると、利用者が閉じ込められることがあります。
東京電力管内で計画停電が実施された3月14日以降22日15時までの間で、エレ
ベーターに閉じ込められる被害が累計525件発生しています。エレベーター
の所有者、管理者の方は、以下の措置にご協力ください。
1.計画停電が予定されている時間帯はエレベーターの利用を控えるよう、貼紙
等により、利用者に注意を促してください。
2.非常用電源により運行が確実な場合を除き、計画停電が予定されている時間
帯にはエレベーターの運行を停止してください。
3.計画停電が実施されたときは、速やかに、利用者が閉じ込められていないか
確認してください。
4.エレベーターの操作については、保守会社と十分相談してください。
※計画停電の予定日時については、東京電力や市町村が発表する情報をご確認
ください。
また、利用者の方も、計画停電が予定されている時間帯には不用意にエレ
ベーターを利用しないよう、注意してください。計画停電開始時間より遅れて
停電になることもありますが、ご自身の地域が停電になる前にはエレベーター
に乗るのは控えましょう。
万が一、エレベーターを使用中に揺れや地震速報を受信したら、すぐにすべ
ての階のボタンを押すなどして早急にエレベーターを降り、また、止まってし
まったらインターホンや携帯電話などで外部との連絡を試みるなどの対応して、
救助をお待ちください。
■報道発表
(東京電力管内) http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000232.html
(東北電力管内) http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000233.html
※資料内に張り紙のサンプルがございますのでご利用ください。