国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成23年6月3日

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                          2011/6/3 第655号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・大臣発言(会見速報版)
  ・本日の報道発表
  ・人事異動(6月3日)
 2東日本大震災における対応状況等
  ・被災小型船舶の再生支援プロジェクト 他
 3編集長だより
 4お知らせ
  ・平成23年「海フェスタおのみち」【開催延期】
  ・「航空保安大学校オープンキャンパス2011」の開催


◆新着情報[6月3日発表分]
【大臣発言(会見速報版)】
「国際バルク戦略港湾」選定結果の補足説明について
  http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001549.html

【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○公共交通における事故による被害者等への支援のあり方検討会まとめ
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000032.html

○「建設業法令遵守推進本部」の活動結果等
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000117.html

○今後の汚水処理のあり方に関する検討会 有識者等委員会(第4回)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000128.html

○平成23年度 建築基準整備促進事業の事業主体の公表
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000247.html

○平成23年度マンション管理士試験の実施
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000064.html

○改善対策の届出(いすゞ フォワード)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000834.html

○東日本大震災による被災小型船舶の再生支援プロジェクト
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000107.html

○日本海側拠点港の募集
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000028.html

○日・ベトナム航空当局間協議の開催
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000159.html

【国土交通省人事異動(平成23年6月3日)】
  http://www.mlit.go.jp/about/h23jinji.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
 は、以下のURLからご覧いただけます。
 国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
 観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
 運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
 海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html


◆東日本大震災における対応状況等
○被災小型船舶の再生支援プロジェクト
 日本財団、地元の造船関係事業者、漁業関係者、自治体及び舟艇メーカーが
連携して、岩手県及び宮城県内に10ヶ所程度の「仮設修理場」を設置し、小型
漁船を対象とした修理事業「東日本大震災による被災小型船舶の再生支援プロ
ジェクト」を実施します。
 実施時期は、6月上旬より3ヶ月間を目処に予定しており、現在、宮城県南三
陸町志津川にて最初の修理場の設営を進めているところです。
 ■ http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000107.html

○応急仮設住宅関連情報
 応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
を掲載しています。    
   http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html


◆編集長だより
                      広報課長 野村 正史
 このところ、まちなかで外国の方を見かけることが少なくなった気がします。
先日乗車した横浜のタクシー運転手さんは「以前は毎日1回は外国人旅行者の
方を乗せたけど、最近は姿自体を見ないなぁ。」とため息混じりに呟いていま
した。

 東日本大震災の影響で、海外から日本を訪れる外国人旅行者の数が激減して
います。本年4月の訪日外国人の数は前年同月比63%減の29万6千人、4月の
訪日旅行者が30万人を割り込んだのは、なんと21年ぶりとなります。地震、津
波の被害に加えて福島第一原子力発電所の事故を巡る様々な風評が大きく影響
したものと考えられます。

 そのような状況の中、先週の28日から29日にかけて、韓国・平昌で日中韓
3か国の観光大臣会合が開催されました。日中韓の3か国は、それぞれの国を
訪れる外国人旅行者の国別1位と2位を他の2国が占めているなど、観光面で
は相互に非常に緊密な関係にあります。この観光大臣会合も、3か国間の観光
交流を促進することがそれぞれの国内経済の振興と歴史・文化の相互理解に繋
がるという考え方のもと開かれており、今回で6回目になります。日本からは、
観光行政を所管する大畠国土交通大臣、溝畑観光庁長官など政府関係者のほか、
旅行業界、空港会社、航空会社の代表など民間側からも多数参加しました。

 この会合では、東日本大震災及び原発災害について正確で最新の情報を発信
し、日本の現状について正しい理解を得る必要があることから、まずインフラ
の復旧状況や福島第一原子力発電所の現況、東京、大阪、札幌などの放射線量
データなどを説明しました。その上で、日本の市民生活や経済活動はほとんど
の地域で平穏に行われており、外国からの旅行者に従来と同じおもてなしが出
来ることを強調しました。

 さらに、自然災害、テロ等の観光へのリスクに対応する危機管理マニュアル
の共同策定や、3か国の観光地を連携させた「観光ゴールデンルート10選」の
共同開発などを内容とする共同声明に3大臣が署名するなど、東日本大震災で
大きく落ち込んだ日中・日韓の観光交流のV字回復を図るべく、多くの成果を
上げることができました。
 
 観光という言葉は、古代中国占いの書である「易経」の一節「国の光を観
る。」を語源としていると言われています。一国の治世者はくまなく領地を旅
して民の暮らしを観るべしという意で、民の暮らしは政治の反映であり、善い
政治が行われていれば民は生き生きと暮らすことができ、他国に対し威光を示
すことができるという意味だということです。

 易経の頃から時代は大きく下って、治世者でなくても自国や他国を遍く旅す
ることができるようになりました。今の時代にあっても、語源のとおり、単に
名所や風景を見るだけでなく、民の暮らしの様子、もっとくだけて言えば、そ
の土地の食べ物や人の服装や、家々や商店や、まちや野山のたたずまいを五感
で感じ、自分の土地と違う所や同じ所を知り、その土地の歴史・文化、あるい
は、人々の考え方や価値観を理解することが観光の醍醐味だと言えるでしょう。
その楽しみは異国の地であればなおさら味わいを増すはずです。

 ここへ来て、中国や韓国などからの旅行者は回復基調にあります。この危機
を乗り越えて、世界各国との観光交流と相互理解がさらに進展することを期待
します。


◆お知らせ
○平成23年「海フェスタおのみち」【開催延期】
 尾道市・福山市・三原市は、今年7月に3市が連携して「海フェスタおのみ
ち」を開催することを予定しておりましたが、「海の日」を祝う祭典「海フェ
スタ」の開催を来年の7月に延期することを決定いたしました。
 ■海事局(報道発表) http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji09_hh_000043.html

○「航空保安大学校オープンキャンパス2011」の開催
 7月24日(日)に、航空保安大学校(大阪府泉佐野市)において、オープ
ンキャンパスを開催します。昨年は約930名が来校されました。今年も航空管
制官、航空管制運航情報官、航空管制通信官、航空管制技術官を目指す高校生
・大学生を対象に、航空保安大学校の概要紹介や受験内容の説明などを実施し
ます。
 ■航空保安大学校ホームページ
   http://www.cab.mlit.go.jp/asc/index.html

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