国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成23年6月17日

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                          2011/6/17 第665号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
  ・人事異動(6月17日)
 2東日本大震災における対応状況等
  ・「二重債務問題への対応方針」について(内閣官房)
  ・漁業の早期再開に向けたプロジェクト  他 
 3宮城県南三陸町「福興市」
   ~観光庁では福興市を後援しています~
 4編集長だより


◆新着情報[6月17日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○第35回「水の日」・「水の週間」の実施
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000059.html

○「鉄道の日」実行委員会による第10回「日本鉄道賞」の募集のお知らせ
  http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo06_hh_000045.html

○三陸海岸漁業関係復興支援
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000084.html

○外航海運に係る独占禁止法適用除外制度の見直し
  http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000083.html

○仙台空港における国際チャーター便の受け入れ再開
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000161.html

○「第9回航空安全情報分析委員会」の開催
  http://www.mlit.go.jp/report/press/cab10_hh_000038.html

○第5回「ICTを活用した歩行者の移動支援に関する勉強会」開催
  http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu06_hh_000023.html

【国土交通省人事異動(平成23年6月17日)】
  http://www.mlit.go.jp/about/h23jinji.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
 は、以下のURLからご覧いただけます。
 国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
 観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
 運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
 海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html


◆東日本大震災における対応状況等
○「二重債務問題への対応方針」について(内閣官房)
 東日本大震災の被災地域におけるいわゆる「二重債務問題」(既往債務が負
担になって新規資金調達が困難となる等の問題)への政府の対応策を示した
「二重債務問題への対応方針」が、本日(6/17)開催された二重債務問題に関
する関係閣僚会合でとりまとめられました。

 今後、被災者が復興に向けて再スタートを切るにあたり、政府として二重債
務問題に迅速に取り組むべく「中小企業及び農林水産業等向け」、「個人住宅
ローン向け」及び「金融機関向け」の、可能な限りの対策を盛り込んでいます。
<住宅ローンを抱えたまま、ご自宅が被災された方へ>
[1] 震災前の住宅ローンの負担を軽減します
 ・住宅金融支援機構の住宅ローンを利用されている方に対しては、払込みの
 猶予や返済期間の延長、払込猶予期間中の金利引下げ等をおこないます。
 ・住宅が滅失しても、住宅ローン控除を継続します。
[2] 被災された方が債務免除を受けやすい環境を整備します
  金融機関が被災者との間で私的におこなった住宅ローンの免除についても、
 金融機関の無税償却などが可能となる方策を検討し、個人向けの私的整理ガ
 イドラインを新たに策定します。
[3] 新たなお住まいの確保を支援します
 ・みなさまが、極力二重債務を抱えなくて済むように、公営住宅(県営住宅
 や市町村営住宅)をご用意します。
[4] 「新しく購入される住宅のローン」に関し、「災害復興住宅融資(住宅金
 融支援機構)による支援をおこないます。

 ■東日本大震災における「二重債務問題への対応方針」について(内閣官房)
   http://www.cas.go.jp/jp/siryou/nijusaimu.html

○漁業の早期再開に向けたプロジェクト ~三陸海岸漁業関係復興支援~ 
 三陸海岸地方(石巻市、気仙沼市、女川町、南三陸町、大船渡市)の漁業の
早急再開を支援するため、地元のニーズを踏まえ、岡本行夫氏をはじめとする
民間の方々の協力を得て、海上リーファーコンテナ(冷凍冷蔵コンテナ)、急
速凍結機能付海上リーファーコンテナ、トラックやフォークリフトなどの資機
材を無償で提供するプロジェクトが進行中です。同プロジェクトの第一号とし
て、6月20日(月)、21日(火)に、日本郵船提供の海上リーファーコンテナ
(10本)が、女川町に搬入される予定となりました。 
 ■ http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000084.html

○応急仮設住宅関連情報
 応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
を掲載しています。    
   http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html


◆宮城県南三陸町「福興市」 
  ~観光庁では福興市を後援しています~
 宮城県南三陸町では中心市街地において商店街が軒を連ねておりましたが、
東日本大震災により壊滅的な被害を受けました。人、自然、食、そして古くか
ら伝わる生業を軸とした、観光によるまちづくりを推進してきた南三陸町にと
って、水産業、商工業の復興は急務となっております。
 今回、第3回となる宮城県南三陸町福興市(ふっこういち)が6月26日(日)
に開催されます。
 ■ http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000031.html


◆編集長だより
                     広報課長 野村 正史                                 

 今週は1週間を通じてどんよりとした天候が続きました。関東甲信地方では
昨年より17日早く梅雨入りしてから3週間が経ちますが、梅雨明けまでは平年
ベースでまだ5週間も待たなくてはなりません。木々や草花たちは雨に打たれ
てもどこか嬉しそうですが、私達はやはりカラッとした青空が恋しくなります。

 そういう中で、毎朝の通勤電車内も不快指数が高くなってきました。以前な
らばこの時期の車内には除湿か弱い冷房が入っていて、乗り込むと涼しさを感
じることが多かったのですが、今年は少し様子が異なり、車内の温度は外と変
わらないかむしろ暑く感じられ、あれっ、節電中かな、と思うことがしばしば
です(ただ、報道によれば現時点での鉄道各社の対策は運行本数削減や駅構内
の節電にとどまり、冷房設定温度を引き上げているところは少ないので、車内
が暑いと感じるのは気のせいかも知れませんが・・・)。

 ご承知のとおり、福島第一原子力発電所の事故等により電力需給が逼迫して
おり、夏には停電の懸念も生じています。このため東京電力及び東北電力管内
では、7月以降大口需要者には、使用最大電力を昨夏より15%削減することが
求められることになりました。

 国土交通省も大口需要者ですが、既に震災直後から、照明の部分消灯、エレ
ベーター運転台数の削減等の節電に努めています。そして、7月以降はこれに
空調の抑制などが加わることになるでしょう。これらの取組のうち、効果の一
番大きいのは照明の部分消灯で、これだけで15%の半分は賄えるとのこと(ち
なみに広報課では照明を通常の4割程度としています。)。また、一番苦労が
伴うのはエレベーター運転台数の削減ですが、来ないエレベーターを気ぜわし
く待っているくらいなら、小生はこの機会に上下5階分程度の移動は階段を利
用することにしようと思っています。

 いずれにしても、震災以降毎日の生活が節電モードになっているので、今後
空調の抑制など取り組みが強化されても、私達は「受忍の範囲」と受け止める
ことが出来るのではないでしょうか。そして、今夏の15%削減を何とか乗り切
ることが出来れば、それは私達にとっても大きな自信と実績になるでしょうし、
役所だけでなく家庭においても、いくつかの工夫と少しの辛抱をしながらの節
電がきっと定着すると思います。

 震災後3ヶ月を過ごし、私達はそれまでの生活の中に、省こうと思えば省く
ことの出来る幾ばくかの余分があったことをあらためて知りました。もちろん、
そういった部分は生活の豊かさや精神的な余裕に結びついているものであり、
全て無くすことが出来るものではありません。しかしながら、余分を少しずつ
省いていこうと意識的な努力をすることが持続可能な社会の形成に繋がるのな
らば、その努力はとても創造的な、楽しい努力になるはずです。今回の災害を
契機に、小生も「省くことの楽しみ」を少しずつ会得していきたいと考えてい
ます。

 ところで、拙宅では2週間ほど前に種を蒔いたゴーヤが本葉4枚ほどに成長
してきました。早速ホームセンターで「緑のカーテンセット」を求め、狭いベ
ランダで苦労して組み立てました。「取らぬ狸の・・・」ではありませんが、
チャンプルーにして泡盛で一杯やることを夢見ながら水遣りに精を出す毎日で
す。これもまたささやかな「楽しみ」です・・・。

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