国土交通省　メールマガジン

MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　2011/7/15 第685号
国土交通省メールマガジン（MLITメルマガ）のご利用ありがとうございます！
ＭＬＩＴメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine

◇目 次◇
　１新着情報
　　・本日の報道発表
　　・人事異動（7月15日）
　２東日本大震災における対応状況等
　　・被災自動車の永久抹消登録・自動車重量税特例還付申請の出張受付
　　　　（宮城県石巻市、南三陸町）
　　・交通機関の復旧状況（ひたちなか海浜鉄道）　他
　３編集長だより

◆新着情報［７月１５日発表分］
【報道発表】※各ＵＲＬで内容を見ることができます。
○平成23年度国土政策関係研究支援事業の研究課題の選考結果
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku01_hh_000002.html

○建設工事紛争取扱状況（平成２２年度）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo01_hh_000003.html

○中央建設工事紛争審査会紛争処理状況（平成２３年度第１四半期）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo01_hh_000002.html

○第１６回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の開催
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000362.html

○第３５回「水の日」・「水の週間」行事の概要
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000060.html

○下水道地震・津波対策技術検討委員会（第３回）の開催
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000132.html

○高速道路の割高区間等の料金割引
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000187.html

○平成２２年度における住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策の実
　施状況
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000054.html

○長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく長期優良住宅建築等計画の
　認定状況（平成２３年６月末時点）
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000265.html

○事故防止対策支援推進事業（先進安全自動車（ＡＳＶ）の導入に対する支
　援）の申請受付を終了
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha01_hh_000024.html

○ユニバーサルデザインタクシー・乗合タクシーの車両表示マークを公募しま
　す！
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha01_hh_000023.html

○第１１回 国土交通省独立行政法人評価委員会自動車事故対策機構分科会の
　開催及び傍聴
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha01_hh_000022.html

○第４回海洋立国推進功労者表彰（内閣総理大臣賞）受賞者決定！！
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji09_hh_000052.html

○海の安全を守る、アジア欧州の４５か国が外国船を検査
　　―９月から３月間に約１万隻、日豪英など―
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000120.html

○交通政策審議会海事分科会第２５回船員部会の開催
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000114.html

○日本・マカオ航空当局間協議の結果
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000164.html

○新技術活用システム（NETIS）における平成23年度推奨技術等の選定結果
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000149.html

○第１１回日EU運輸ハイレベル協議の開催
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000041.html

○平成２３年「海の日」海事関係功労者大臣表彰
　　http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo03_hh_000069.html

【国土交通省人事異動（平成23年7月15日）】
　　http://www.mlit.go.jp/about/h23jinji.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
　は、以下のＵＲＬからご覧いただけます。
　国土地理院　http://www.gsi.go.jp/
　観光庁　http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
　気象庁　http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
　運輸安全委員会　http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
　海上保安庁　http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html

◆東日本大震災における対応状況等
○被災自動車の永久抹消登録・自動車重量税特例還付申請の出張受付
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（宮城県石巻市、南三陸町）
　東北運輸局では、東日本大震災において被災・流失した自動車の永久抹消登
録及び自動車重量税特例還付申請について、被災した地域に出張して受付を行
っています。
　今般、以下の日程により、宮城県で出張受付を行います。場所、申請に必要
な書類等を、ホームページに掲載しましたので、事前にご参照ください。
【石巻市】
　平成２３年７月１９日（火） ９時３０分～
　　　　　　　　２０日（水） ９時３０分～
【南三陸町】
　平成２３年８月２日（火） １０時３０分～
　　　　　　　　４日（木） １０時３０分～　
※いずれも予約制となりますので、以下の「お知らせ」で必ずご確認ください。
　　→ http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/puresu/jg110715.pdf

○交通機関の復旧状況
　ひたちなか海浜鉄道では、現在運休中の「平磯～阿字ヶ浦」駅間について、
7月23日に復旧予定であることを発表しました。これにより、全区間での営業
運転再開となります。
　■ひたちなか海浜鉄道ホームページ
　　 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/

○応急仮設住宅関連情報
　応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
　　http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
　　http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html

◆編集長だより
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広報課長　野村　正史
　毎日暑い日が続きます。今年は梅雨入りが早かった分だけ梅雨明けも早く、
今週の月曜までに全国あまねく梅雨明けとなりました。東京も先週土曜日から
連日夏空が続いています。拙宅のベランダのゴーヤもぐいぐい空へ向かってい
ますし、その後を追って朝顔もツルを伸ばし始めました。その一方で、人間は
夏の日差しにまだ身体が慣れないのか、梅雨明け１週間で既に疲弊している人
も見受けられます。今年は家も会社も涼しくありませんが、むしろそれを逆手
に取って少し身体に負荷を掛けて鍛えていかないと、この節電の夏はとても乗
り切れないですね。

　小生も、夏こそ行動的にという思いから、この10日に青森行きを企てました。
６月に岩手、宮城、福島と出掛けたのに続き今年２回目のみちのく行です。

　さて前日に天気をチェックしたところ、青森は曇り時々雨という予報。梅雨
だから仕方ないな、と思いつつ現地に降り立つと、なんと眩しいくらいの夏空。
青森ベイブリッジ越しに望む八甲田丸の白い船体がどこか涼しげで、本当に
「あぁ、夏！」と感じさせる晴天となりました。翌11日、東北全域が梅雨明け
と発表されたのはご承知のとおりです。

　日本はそもそも美しい四季に恵まれた国ですが、その四つの季節の振幅が大
きければ大きいほど、一つ一つの印象がさらに際立ちます。東北がまさにそう
です。まず冬。ときに地吹雪となって襲う雪は生けるもの全てを閉じ込めます。
雪が溶ければ待ち焦がれた春。短い春を桜前線と新緑が駆け抜けたかと思うと
６月にはもう入梅。それから雨の季節を２ヶ月近くも経ての梅雨明けとなりま
す。

　それだけに、夏の日差しに照らされる東北の海や山は、溜めていたものを一
気にほとばしらせるかのようにキラキラと輝きます。木々の深い緑色も鮮やか
に生き生きと青空に映えます。ですから、たとえば東北の秘湯に行き、夏の木
洩れ日を浴びながら露天風呂に浸かれば、心身にエネルギーが満ち満ちてくる
感覚があります。

　そして、そのような「生命のほとばしり」を最も感じられるのが東北の夏祭
りだと思います。東北の三大祭りと呼ばれる青森ねぶた、秋田竿灯、仙台七夕
の起源は、何れもいわゆる「眠り流し」、つまり夏の睡魔を追い払い、農作業
に打ち込んで秋の実りを迎えることが出来るようにとの願いを込めたものとい
われています。暑さに負けずに夏のエネルギーを大地に取り込み、多くの収穫
と心身の健康が得られるように祈るのです。

　その東北の夏祭りが、今年は一箇所で堪能できます。明日から２日間仙台で
開催される「東北六魂祭」です。この催しは本メルマガでも紹介してきました
が、東日本大震災からの復興と東北の誇り高き魂の再生を願う、東北六県の
「生命のほとばしり」の祭典です。観光という視点からは互いにライバルであ
るそれぞれの祭りが、不屈の東北をアピールするために仙台に集結します。被
災地はまだまだ大変な状況ですが、この祭典が被災地にもエネルギーを与え、
暑さにも打ち克って、生活と生業が再び実りを結ぶようになることを願ってや
みません。

　さて、小生は青森のねぶた展示施設で「金魚ねぶた」という金魚を模したね
ぶたのキットを家人と一緒に工作し、完成品を東京に持ち帰りました。自分で
言うのも何ですが、なかなか可愛く仕上がりました。これを部屋に吊しておく
と、ゆらゆらと泳いでいるようで部屋の空気も心持ち涼しく感じられます。こ
の金魚ねぶたに励まされながら、手強い睡魔にも屈することなくこの夏を乗り
切っていきたいと思います。

　■「東北六魂祭」ホームページ： http://www.rokkon.jp/