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2011/7/20 第687号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(7月20日)
2東日本大震災における対応状況等
・仙台空港の国際線の受け入れ再開(7月25日~) 他
3現場レポート
地球環境を守る子どもたちへ ~交通エコロジー教室を開催~
4お知らせ
・平成23年度「森と湖に親しむ旬間」(7月21日~31日)
・政府広報「マリンレジャーを楽しむために安全対策を忘れずに!」
・「つくばちびっこ博士」の開催(7月29日)(国土技術政策総合研究所)
◆新着情報[7月20日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○国土審議会政策部会第4回防災国土づくり委員会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudo03_hh_000036.html
○社会資本整備審議会産業分科会(第3回)及び社会資本整備審議会産業分科
会不動産部会(第26回)の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo16_hh_000058.html
○建設技能労働者の人材確保のあり方に係る検討会(第7回)
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo01_hh_000004.html
○社会資本整備審議会道路分科会 第31回基本政策部会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000189.html
○リコールの届出(ドゥカティ DIAVEL 他)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000858.html
○第5回「日本人船員に係る税制に関する検討会」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji09_hh_000051.html
○交通政策審議会第45回港湾分科会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000085.html
【国土交通省人事異動(平成23年7月20日)】
http://www.mlit.go.jp/about/h23jinji.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆東日本大震災における対応状況等
○仙台空港の国際線の受け入れ再開(7月25日~)
仙台空港の旅客ターミナルビルの復旧工事の進捗に伴い、7月25日以降、
本格的な国際線の受け入れが可能となり、コンチネンタル航空(アメリカ)の
「グアム-仙台」、アシアナ航空(韓国)の「仁川-仙台」の臨時便が運航、
再開します。
■報道発表資料: http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000162.html
■仙台空港ポータルサイト: http://www.sdj-airport.com/
○応急仮設住宅関連情報
応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html
◆現場レポート
○地球環境を守る子どもたちへ ~交通エコロジー教室を開催 ~
(九州運輸局 交通環境部)
運輸部門に占めるCO2の排出の多くは自動車に起因しており、中でもマイ
カーからの排出がほぼ50%を占めています。
運輸部門の環境対策としては、低燃費を目指した自動車単体対策や渋滞緩和
を目指した交通流対策、物流の効率化などのハード対策と併せて、環境対応車
の選択やエコドライブの実施、過度なマイカー利用から公共交通機関を利用す
るなどの環境に優しい行動へ変容を促すモビリティ・マネジメントの推進など
のソフト対策が重要です。
九州運輸局では、学校教育において、将来を担う子どもたちに授業を通じて
直接訴えかけていくことが効果的であるとの考えから、毎年秋に管内の小学校
で『バスや電車に乗って地球の温暖化を防ごう』と題した交通エコロジー教室
を開催しています。環境問題に造詣の深い福岡大学の浅野教授に講義をお願い
し、平成20年度よりスタートしましたが、22年度は当局担当職員による教
室を加えて、福岡、熊本両県6校で実施し、本年度は、管内4県で10教室の
開催を目指しています。
授業はスライドを用いて2時限の座学方式で行います。よく目にする溶け出
した氷河や海面上昇によって水没しつつある諸島の写真や、2060年代の作
物適地予想図を用いて「50年後には九州の産地では暖かくなりすぎて、みか
んが育たなくなるかもしれません」と、より身近に感じられる話を行います。
また、大人でもあまり知らない話題として、スーパーコンピューターが2100
年の地球の気温上昇を予測した地図があり、より濃い赤色が気温上昇の高い地
域なのですが、最も高く予測されているのは北極圏です。しかし、同じ寒い南
極はそうでもありません。理由をご存じでしょうか。
地球温暖化というと、地球全体が均等に暖かくなっていく印象がありますが、
温度上昇にも地域差があり、それにより大規模な気候変動が起こることが予測
されています。
授業の中で一番インパクトがあるのは、地球温暖化シミュレーションの映像
です。前出の2100年までの気温上昇予測を時系列に表現した映像です。
私たちが温暖化対策をとらないでこのままの生活を続けると、青い地球が
2100年に向かって段々真っ赤に染まっていく様子を示したもので、子供たちに
は、実感がわきにくい地球温暖化問題を身近に感じてもらえたと思います。
さらに、人を一人1km運ぶのに排出されるCO2は、大がかりな設備が必
要な電車や大きな車体のバスよりも、マイカーの方が電車の9倍、バスの3倍
も多いことを伝え、「必要なとき以外はなるべく電車やバスで、近ければ歩く
か自転車で出かけましょう。おうちでもお父さんやお母さんと話し合ってみて
ください」と呼びかけています。
交通エコロジー教室の成果は直ちに目に見えてくるものではありませんが、
教室に参加したことが子供たちの意識に残り、大人になっても環境に優しい移
動手段を選択されるという取組が継続されることを期待しています。
◎北極の気温上昇幅が一番大きくなる理由
北極と南極は白い雪と氷に覆われており、太陽光を多く反射して暖まりにく
くなっていますが、地球温暖化の影響で徐々に溶け出して地面や海面が露出す
ると熱を吸収しやすくなるため、他の地域よりも気温上昇幅が大きくなります。
北極は海なので夏期には相当の氷が溶けてしまいますが、南極は大陸の上に厚
いところで4キロメートルもの氷があり、すぐに溶けてなくなるものではない
ため、2100年の予測では、北極圏ほど気温上昇幅は大きくないとされています。
■九州運輸局ホームページ: http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/
◆お知らせ
○平成23年度「森と湖に親しむ旬間」(7月21日~31日)
国土交通省及び農林水産省は、毎年7月21日から31日までを「森と湖に
親しむ旬間」として定め、森林や湖に親しむことにより、心と体をリフレッ
シュしながら、森林やダム等の重要性について理解していただくことを目的に
全国各地のダムを中心とした「ダム堤体」、「水源林」、「発電所」の見学会
やレクリエーション等を実施します。
全国の行事一覧をホームページに掲載しましたので、ご参照ください。
○政府広報「マリンレジャーを楽しむために安全対策を忘れずに!」
夏は、海水浴や釣り、サーフィン、ヨット、ダイビングなど、マリンレ
ジャーのベストシーズンです。だれもが気軽に楽しむようになったマリンレ
ジャーですが、海中転落などによって命に関わる事故が発生しています。
事故を未然に防ぎ、マリンレジャーを楽しめるよう、海の事故から大切な命
を救うための3つの約束などの「マリンレジャーを楽しむために安全対策」を
まとめ、政府広報オンラインに掲載しています。
お出かけの際に、是非一度ご覧下さい。
■政府広報オンライン「お役立ち記事」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201107/3.html
■万一、海での事故が起こったら、海上保安庁の緊急通報電話番号「118番」へ通報を
http://www.kaiho.mlit.go.jp/joho/tel118/index.htm
○「つくばちびっこ博士」の開催(国土技術政策総合研究所)
国土技術政策総合研究所では、つくば市教育委員会の主催による「ちびっ子
博士」事業に参画し、独立行政法人土木研究所と共同で7月29日(金)に施
設公開を実施します。
「試験走路+ダム水理実験施設」、または「試験走路+振動実験施設」をバ
スによる巡回形式で見学いただきます。なお、事前予約が必要ですので、ホー
ムページをご覧のうえ、インターネットよりお申し込みください(電話予約は
できません)。多数の皆様のご来場をお待ちしております。
■国土技術政策総合研究所ホームページ: http://www.nilim.go.jp/
(お申し込みはこちら
→ http://www.nilim.go.jp/lab/acg/chibikko/chibikko.html )