国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成23年8月16日

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                          2011/8/16 第706号
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◇目 次◇
 1新着情報
  ・本日の報道発表
  ・大臣会見要旨(8月12日)
 2東日本大震災における対応状況等
  ・被災された方のための「不動産相談ホットライン」(8月31日まで)他
 3行政手続法に基づく意見公募(8月15日、16日公表分) 
 4現場レポート
  沿岸防災に関する情報のより的確な提供に向けて(長崎海洋気象台)
 5お知らせ
  ・「私たちの主張 ~未来を創造する建設業~」の募集


◆新着情報[8月16日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)の公表
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000060.html

○第5回ベトナム高速道路セミナーの開催
  http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000146.html

【大畠大臣会見要旨(平成23年8月12日)】
  http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin1100812.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
 は、以下のURLからご覧いただけます。
 国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
 観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
 運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
 海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html


◆東日本大震災における対応状況等
○被災された方のための「不動産相談ホットライン」(8月31日まで)
 東日本大震災により被災された方・被災地域の不動産業者の方からの不動産
に関するご相談を、フリーダイヤルでお受けする「不動産相談ホットライン」
は、8月31日(水)まで延長しています。
 不動産に関するご相談であれば幅広くお受けしていますので、ご利用くださ
い。
 ・実施主体 財団法人 不動産流通近代化センター
 ・電話番号 0120-913-241(フリーダイヤル)
 ・受付時間 10:00~17:00(土日祝日を除く)
 ■ http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo16_hh_000059.html

○応急仮設住宅関連情報
 応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html

◆意見募集
【行政手続法に基づく意見公募(8月15日、16日公表分)】
○道路事業における防災機能の評価手法(暫定案)に関する意見募集
  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155110601&Mode=0

○「平成23年度における不動産鑑定業者に対する立入検査の実施方
  針(案)」に関する意見の募集
  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155110302&Mode=0

◆現場レポート
○沿岸防災に関する情報のより的確な提供に向けて(長崎海洋気象台)

 台風や発達した低気圧に伴う高潮や地震に伴う津波は災害をもたらす「潮位
変化」としてよく知られていますが、このほかの要因によって起こる潮位変化
(後述)が災害をもたらすこともあります。気象庁では、地元の気象台による
監視に加えて、本庁(東京)と4海洋気象台(函館、舞鶴、神戸、長崎)が分
担して日本沿岸の潮位を監視しています。
 長崎海洋気象台は、山口県から九州地方・沖縄県にかけての沿岸を担当して
おり、自ら潮位に関する情報(潮位情報)を発表するとともに、担当域内の気
象台が行う高潮警報・注意報や潮位情報の発表を支援しています。

(1) 湾や港の海面が通常の潮の満ち干とは違って数分から数十分の短い周期で
昇降する現象があり、「副振動」と呼ばれています。一般的には気圧や風の変
化が引き金になっていますが、津波によって引き起こされることもあります。
副振動は非常に局地性が強い現象で、周期は湾・港の形状・深さなどによって
異なります。昇降による海面の高低差は2m以上になることもあり、海面の上
昇や強い流れによって、低地への浸水、小型船舶の転覆などの災害が発生する
こともあります。気象庁では、災害を伴うような副振動が発生した際には現地
に出向いて調査を行っています。また、顕著な副振動が発生する湾・港を把握
するための調査も行っています。

(2) 海洋中には周囲よりも水温が高く、時計回りの循環を持つ直径が数百km
の暖水渦が存在します(南半球では流れが逆向きです)。暖水渦の内側では海
面が周囲よりも高くなっています。南西諸島では「暖水渦」が接近することに
よって潮位が数十cm上昇し、長期間(週や月の単位)続くことがあります。
このように数週間を超えて潮位の高い状態が続く現象は「異常潮位」と呼ばれ
ています。異常潮位の発生は南西諸島に限らず、また、海流の変化や気象的要
因によっても起こります。異常潮位のときには、満潮時刻前後に道路の冠水、
沿岸施設への浸水などの災害が発生することもあります。なお、潮位の低い状
態が続く現象も異常潮位です。
 
 これらの現象についてはまだまだ分かっていないことが多く、本庁と海洋気
象台が協力して、実態の把握とともに実況監視や発生予測などに関する技術開
発に取り組んでいます。長崎海洋気象台ではその成果も活かし、自ら発信する
情報の改善に努めるとともに、地元気象台がより的確で精度の高い情報を提供
できるよう、今後もその支援に努めてまいります。

 ■長崎海洋気象台: http://www.jma-net.go.jp/nagasaki/


◆お知らせ
○「私たちの主張 ~未来を創造する建設業~ 」の募集
 建設業を担っている皆さんの意識高揚を図り、建設産業のイメージアップを
推進していくために、『私たちの主張 ~未来を創造する建設業~』を募集し
ます。建設業にチャレンジする若者や後輩へ、先輩や上司からのアドバイスや、
建設産業のイメージアップにつながるようなメッセージを、若い世代からの声
ばかりでなく、長年建設業に従事してこられた世代からも募集しています。
多数のご応募をお待ちしています。(応募締め切りは10月31日(月)まで。)

 ■ http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo01_hh_000009.html

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