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2011/11/2 第759号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2東日本大震災における対応状況等
3現場レポート
・平成23年7月「新潟・福島豪雨」(北陸地方整備局)
4お知らせ
・気象科学館に遊びにきてください(気象庁)
◆新着情報[11月2日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○首都高速の対距離制への移行
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000217.html
○社会資本整備審議会道路分科会 第35回基本政策部会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000215.html
○「貸切バス事業者安全性評価認定制度」に基づく貸切バス事業者の認定
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000109.html
○バス事業のあり方検討会の再開
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000108.html
○国際油濁補償基金(IOPCF)2011年10月会合の結果概要
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000129.html
○平成23年秋の褒章
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo03_hh_000076.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆東日本大震災における対応状況等
○応急仮設住宅関連情報
応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html
◆現場レポート
○平成23年7月「新潟・福島豪雨」(北陸地方整備局)
本年7月、新潟県内上空にあった寒冷前線が27日夕方から30日の朝にかけて
狭い範囲で移動・停滞を繰り返し、帯状の積乱雲群が連続的に発生して発達し
たため記録的な豪雨をもたらしました。新潟県三条市の笠堀雨量観測所では総
雨量1006mmを記録するなど、平成16年7月に新潟・福島にて甚大な被害をもた
らした豪雨を超える雨量が観測されました。
信濃川水系の魚野川(新潟県)、五十嵐川(同)や、阿賀野川水系の只見川
(福島県)では、家屋損壊や家屋浸水による水害や、土石流等による家屋・田
畑の流失という土砂災害が発生し、新潟、福島両県の広範囲に豪雨の爪痕を残
しました。
五十嵐川の中流部、新潟県三条市の江口地区では、上流で降った1,000mmを
超える豪雨による洪水が外湾側の河岸を激しく削り取りながら堤防を越えたた
め、堤防の決壊に至りました。同県長岡市の旧市街地においては、1,000件を
超える床下、床上浸水が発生し、市の大動脈である国道351号も一時通行不能
となりました。また、同県阿賀町吉津地区では、阿賀野川の増水により、
家屋のほとんどが床上浸水となりました。さらに、同県十日町市を流れる晒川
では、上流部からの大量の土砂と流木により、旧河道がほぼ埋塞(まいそく)
し、下流部の田川沿川と合わせ、約130棟が浸水しました。
福島県会津地方の交通の要衝である国道252号に架かる金山町の二本木橋は、
洪水による激流で橋梁が流出しました。さらに、右岸橋台の裏側にはサルベー
ジ船や流れてきた小屋等が突き刺さっていました。
7年前の「平成16年豪雨」では、信濃川下流(支川の五十嵐川、刈谷田川)の
堤防7箇所が破堤し、12名の尊い命が奪われるという甚大な被害が生じました。
この災害後、堤防整備などのハード対策やハザードマップ作成などのソフト
対策を強化してきました。その結果、堤防の決壊箇所の嵩上げ復旧や、遊水地
整備などの治水対策強化工事は昨年度に完了していたため、今回の出水では
7年前を超える水位を観測したものの、嵩上げ堤防整備を行った区間では河川
の氾濫はなく、市街地中心部の被害を防ぐことができました。
さらに、まちの中に水害の痕跡や想定浸水深さを表示する「まるごとまちご
とハザードマップ」を整備したり、非常時の行動として「あえて自宅の2階へ
避難する」ことを記した「逃げ時マップ」を住民に配布するなど、河川の水位
と危険度をわかりやすく情報提供する対策を進めてきたことも、人的被害を最
小限に抑えることができた効果と考えられます。
■北陸地方整備局ホームページ
http://www.hrr.mlit.go.jp/
◆お知らせ
○気象科学館に遊びにきてください(気象庁)
気象庁には、現在の気象業務を紹介したり、災害から身を守る方法を知るこ
とができるように、映像や観測機器の展示などを中心とした施設「気象科学館」
があります。ここでは、気象庁の仕事をいくつかのテーマに分けて、展示して
います。また、土曜日、および6月~11月の日曜・祝日は、気象予報士によ
る説明も行っています。入り口では気象庁マスコットキャラクター「はれるん」
がお出迎えしますので、気象庁にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
入 場 料:無料
開館時間:10時~16時
休 館 日:年末年始、日曜・祝日(12月~5月、祝日が土曜の場合は開館)
※土曜日、および6月~11月の日曜・祝日は、気象予報士による説明あり
■ http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/kagakukan.html