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2011/11/9 第763号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・前田大臣会見要旨(11月4日)
2東日本大震災における対応状況等
3行政手続法に基づく意見公募(11月8日公表分)
4現場レポート
・東南海・南海地震に備えた四国の対策
~「海抜知~る」と「対空標示」~(四国地方整備局)
5お知らせ
・平成23年度「国土と交通に関する図画コンクール」入賞作品の発表
◆新着情報[11月9日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○トラック輸送情報(平成23年8月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho05_hh_000164.html
○第4回交通の諸問題に関する検討会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000038.html
○中央建設業審議会総会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000137.html
○東日本大震災により被災された方のための「不動産無料相談会」の実施
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000069.html
○第13回高速道路のあり方検討有識者委員会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000223.html
○阪神高速の対距離制への移行
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000222.html
○リコールの届出(トヨタ アルファードV 他)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000938.html
【前田大臣会見要旨(平成23年11月4日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin111104.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆東日本大震災における対応状況等
○応急仮設住宅関連情報
応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html
◆意見募集
【行政手続法に基づく意見公募(11月8日公表分)】
○下水事業に係る日本工業規格の制定に関する意見募集
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155110508&Mode=0
◆現場レポート
○東南海・南海地震に備えた四国の対策
~「海抜知~る」と「対空標示」~ (四国地方整備局)
今後30年以内に60%以上の高い確率で発生すると予測されている東南海・
南海地震ですが、もし震災が発生した時には、四国の太平洋沿岸において大規
模津波の発生が想定されています。このため、四国地方整備局では、高規格道
路ネットワーク整備などの災害に強い道路整備に努めてきたところですが、本
年3月の東日本大震災の被害実態を踏まえ、避難路整備といったハード対策に
加え、防災、減災のためのソフト対策も合わせ、短期的に可能なものから順次
取り組む方針を進めているところです。そのソフト的な短期対策のうち「海抜
知~る」と「対空標示」についてご紹介いたします。
「海抜知~る」は、横断歩道や道路標識を支える強度の高い柱(道路構造物)
に、その場所の海抜高が分かるように「海抜帯とルーラー(定規)」を付ける
ものです。普段道路を利用されるドライバーや周辺住民の方々に、その地点の
海抜高を知って頂き、地震時の避難行動に役立てて頂くというもので、海抜
5mはイエロー、10mはオレンジ色、15mはブルーの帯(ライン)と20cm幅のルー
ラーを付けておくことで、地震発生時の避難に際し、ラジオからの津波警報
などを聞きながら、「もう少し高いところに避難しよう」と判断できるように
するものです。そして、普段の生活において海抜高を意識しておいて頂けば、
避難行動を速やかに行うことができるものと考えられます。また、万が一津波
が来てしまった後には、その高さを迅速に把握することも可能となります。
この海抜帯の整備は、国と四国4県が管理する海抜15m以下の道路を対象に考
えており、国が管理する直轄国道では平成23年度内中に、四国4県では予算措
置後、すみやかに進める予定です。
もう一つの「対空標示」は、東南海・南海地震の発生後に道路の被災状況を
出来るだけ早く正確に把握するために、上空のヘリコプターから確認のできる
キロ程(数字)を車道の路面に1km毎に標示するものです。
過去に実施した防災訓練において、国道55号などでは目標物が少ない区間
が多く、ヘリコプターから位置を特定することは困難という課題が判明しまし
た。そのため、室戸周辺の国道55線の車道路面にヘリコプターから視認ができ
る「101」「145」といったキロ程を標示して、空から見た時にその地点が国道
何キロ地点かが分かるようにしました。高知県奈半利管内の国道55号線では、
約100kmの間の90箇所に標示をしました。
その後、平成22年度に実施した総合防災訓練において、上空約600mから
道路の視認性の検証を行ったところ、設置した対空標示は肉眼でも正確に把握
することができました。周囲に目標物が無い場合でも、災害状況の把握に役立
つことが確認できました。この結果を踏まえ、他の道路区間にも順次標示を実
施する方針としていたところ、本年3月に発生した東日本大震災の教訓から、
四国における地震・津波の緊急対策としてこの対空標示を早期に整備すること
を改めて決定したところです。
また、この対空標示は、日々の道路パトロールでの位置確認手段としても活
用し、さらに交通事故発生時でも速やかな地点把握や事故処理にも役立つもの
と考えられます。
四国地方整備局では、引き続き、東南海・南海地震に備えるための様々な取
り組みを進めていく必要があると認識していますので、皆様方のご支援、ご協
力をよろしくお願いいたします。
■四国地方整備局 http://www.skr.mlit.go.jp/index.html
◆お知らせ
○平成23年度「国土と交通に関する図画コンクール」入賞作品の発表
国土交通省では、子どもたちに身近なものから国土交通省の仕事を知っても
らい、また興味を持ってもらうきっかけになることを期待して、毎年、全国の
小学生を対象とした図画コンクールを実施しています。
今年の図画コンクールには、鉄道や飛行機などの乗り物、道路、橋、ダム、
駅、空港、港のある風景、住んでいるまちの様子、道路やビルの工事現場の様
子、日常の光景や人々の暮らしの様子、未来の都市や乗り物などを描いた、
4,812点もの作品を応募いただきました。
本日、ホームページ「キッズコーナー」に入賞作品86点を掲載しました。
キャンバスいっぱいに広がる絵から、描いた子どもたちの感性や思いが
伝わってくる作品を、是非ご鑑賞ください。
■国土交通省「キッズコーナー」
http://www.mlit.go.jp/kids/
■平成23年度入賞作品一覧
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001744.html