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2012/2/22 第831号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(2月21日)
2東日本大震災における対応状況等
3現場レポート
九州地域の自然災害による被害の軽減を目指して
~関係者と連携・協力した地域の防災力向上の取組~(福岡管区気象台)
4お知らせ
「東日本大震災と防災」パネル展を開催します(関東地方整備局)
◆新着情報[2月22日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○平成23年第4四半期主要都市の高度利用地地価動向報告
~地価LOOKレポート~
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo04_hh_000062.html
○下水道地震・津波対策技術検討委員会(第6回)の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000152.html
○指定確認検査機関等の処分
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000291.html
○激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律施行令第41条第2項
の規定に基づく告示
http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000070.html
○交通政策審議会海事分科会第30回船員部会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000136.html
【前田大臣会見要旨(平成24年2月21日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin120221.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index24.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/index.html
◆東日本大震災における対応状況等
○応急仮設住宅関連情報
応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html
◆現場レポート
○九州地域の自然災害による被害の軽減を目指して
~関係者と連携・協力した地域の防災力向上の取組~(福岡管区気象台)
平成23年は、東日本大震災をはじめ、台風・地震・火山噴火などによる災害
が相次ぎました。本年が災害の少ない年となることを願い、また、自然災害に
よる被害の軽減への貢献を決意して、九州・山口県における各気象台の災害軽
減のための取組をご紹介します。
霧島山(新燃岳)では、昨年1月下旬に本格的なマグマ噴火が発生し、その
後も火山活動を続けています。新燃岳の火口にはマグマが蓄積され、また火口
の北西側地下深くに蓄積された多量のマグマが上昇すれば再び活発化し大規模
な噴火となるおそれもあり、警戒範囲3kmの入山規制を継続しています。さら
に、昨年の噴火に伴い降灰が多かった宮崎県都城市と高原町の一部地域では大
雨時の土砂災害への警戒も必要です。関係する各気象台では、火山や気象の監
視体制を順次強化するとともに、火山噴火の発生や土砂災害が懸念される場合
の警報や情報の発表、さらに臨時・定期の自治体への職員の派遣や解説を実施
して防災対応を支援しています。
また、桜島は活発に爆発的な噴火と降灰を繰り返しており、警戒範囲2kmの
入山規制を継続しています。昨年の996回の爆発的噴火は観測史上最多で、今
年に入っても1月の爆発的噴火回数は172回となり月間記録を更新しています。
今後とも、火山噴火による災害軽減のため、九州地方整備局や関係自治体等
と連携して、火山の監視・情報発表・解説等に取り組んでまいります。
九州ではこれまでも台風・豪雨による洪水・土砂災害・高潮などの災害に度
々見舞われてきました。昨年は幸いに大規模な災害はなかったものの、奄美大
島では一昨年10月に続き昨年9月と11月に集中豪雨による土砂災害等が発生し、
九州の各地でも梅雨期・出水期を通じて日雨量・時間雨量の記録を更新するな
ど豪雨への警戒が続きました。また、竜巻による被害が昨年8月に福岡県・長
崎県、11月に鹿児島県徳之島などで発生しました。各地の気象台では、気象警
報等の的確な発表と自治体へ気象解説等により防災対応を支援しました。
引き続き緊張感をもって、気象警報、竜巻注意情報などの一層的確な発表と、
テレビ等の報道機関にも協力を求めて迅速な周知に努めていきます。
災害による被害の軽減には、国・自治体等の連携した防災対策の強化ととも
に、住民一人ひとりが自らの安全を確保し、また助け合って身を守るという自
助・共助の力を高めていくことが重要です。
東日本大震災後、九州においても各県や多くの市町村で地域防災計画の見直
しや津波避難訓練の新たな実施、学校の防災教育の強化などの動きがあります。
こうした動きに対応し、各地の気象台では緊急地震速報の対応訓練や津波避難
訓練への参画・支援や、講演・研修講師・出前講座などを通じた地震・津波・
気象の防災に係る住民への普及啓発活動に取り組んでいます。
各気象台では、監視・予報等の技術力の向上とともに、国・自治体をはじめ
災害軽減に関係する皆さんとの連携・協力関係を強化して、防災意識の啓発と
地域の防災力向上に寄与してまいります。
■福岡管区気象台ホームページ: http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/
◆お知らせ
○「東日本大震災と防災」パネル展を開催します(関東地方整備局)
東日本大震災からまもなく1年となります。大震災では関東地方でも大きな
被害を受けました。関東地方整備局では、東日本大震災での復旧・復興への
取り組みや今後の大規模災害に備えた取り組みなどについて紹介をするパネル
展を、1都9県25箇所で開催します。
場所:県庁舎、道の駅、高速道路SA/PA、JR新宿駅東南口等
時期:平成24年2月27日(月)~平成24年3月29日(木)
※開催時期は場所に応じて異なりますのでご注意下さい
内容:東日本大震災での被災状況、復旧・復興への取り組み状況
今後の大規模災害に備えた取り組み 等
入場:無料
詳細は関東地方整備局ホームページをご覧下さい。
■ http://bousai-kanto.com/