国土交通省 メールマガジン

国土交通省 メールマガジン 平成24年3月7日

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                          2012/3/7 第841号
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◇目 次◇
 1新着情報
  本日の報道発表
  2東日本大震災における対応状況等
 3現場レポート
  台風12号により発生した河道閉塞箇所の調査・工事の実施状況
                          (近畿地方整備局)
 4お知らせ
    東日本大震災から1年。日本から世界へ、「感謝」を伝えます。
   ~「Japan.Thank You.」キャンペーンの開始~ (観光庁)


◆新着情報[3月7日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○トラック輸送情報(平成23年12月分)
    http://www.mlit.go.jp/report/press/joho05_hh_000176.html

○国土交通省は第6回世界水フォーラムに参加し世界の水問題解決に貢献します
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000014.html

○交通政策審議会第48回港湾分科会の開催
  http://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000106.html

※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
 は、以下のURLからご覧いただけます。
 国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
 観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index24.html
 運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
 海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/index.html


◆東日本大震災における対応状況等
○応急仮設住宅関連情報
 応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html

○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
  http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html


◆現場レポート
○台風12号により発生した河道閉塞箇所の調査・工事の実施状況
              (近畿地方整備局)
 昨年9月の台風12号で奈良・和歌山両県で発生した河道閉塞(いわゆる天然
ダム)に対し、近畿地方整備局では、土砂災害防止法に基づき、奈良県で4箇
所(赤谷地区、長殿地区、栗平地区、北股地区)、和歌山県で1箇所(熊野地
区)合計5箇所で緊急調査を行い、現在、地域の安全と安心を確保するための
緊急工事を実施しています。

 河道閉塞の対策にあたり第一に取り組んだことは、常時監視体制でした。
現場は奥深い渓谷にあるため、ヘリコプターによる上空監視や投下型水位計
を使った湛水状況の監視、ワイヤーセンサーの設置による土石流の検知、監
視カメラの設置などの対策を執ってきました。

 奈良県十津川村長殿地区では、台風12号による河川の増水の影響で、常時監
視体制に必要な資材等を陸路から搬入することが困難であったため、十津川村
森林組合の協力により、人力ロープウェイ「野猿(やえん)」を使用して十津
川の対岸へ運搬しました。また、長殿・栗平地区では、現場が極めて奥深いた
め現地にヘリポートを建設し、ヘリコプターで機材等を運搬しながら工事を進
めています。
 和歌山県田辺市熊野地区と奈良県野迫川村北股地区については、現地の崩壊
土砂を利用して湛水池を埋め立てる工事を実施し、昨年末までに埋め立てを終
えました。その結果、それぞれの地区の警戒区域の指定が解除され、避難住民
が帰宅されました。
  さらに、奈良県五條市大塔町赤谷地区については、越流時に仮排水路を用い
た通水が可能となり土石流発生の危険性が低くなったこと、奈良県十津川村長
殿地区については、湛水地の水位が低いため仮に河道閉塞箇所周辺で過去10年
間に観測された非出水期(11月~6月)の最大日雨量147mmの降雨があったとし
ても、越流による土石流の危険性が低い状況になったことから、警戒区域の指
定を解除しました。

 しかし、河道閉塞を発生させた大規模な崩壊斜面は依然として不安定な状態
にあること等から、今後、降雨等により土砂が下流に流れ出す危険性があり、
引き続き、流水をより安全に流すための仮排水路の早期完成を目指します。

 ■近畿地方整備局(台風12号関連情報)
   http://www.kkr.mlit.go.jp/typhoon12/index.php


◆お知らせ
○東日本大震災から1年。日本から世界へ、「感謝」を伝えます。
   ~「Japan.Thank You.」キャンペーンの開始~     (観光庁)
 来る3月11日、未曾有の大震災から1年を迎えます。海外からの観光客誘致に
取り組む観光庁及び日本政府観光局(JNTO)では、関係省庁、地方自治体、民
間事業者等と連携して、改めて、世界へ感謝「Thank You」を伝え、訪日機運
を高めるため、次の取組を進めます。

・特別ロゴ「Japan. Thank You.」及び特別ポスターを作成し、官民連携に
 より海外へ「Thank You」を発信
・主要国際空港等(出入国審査ブース、ターミナル等)でのお出迎え展示
・本年1月に新規開設したJNTOツーリスト・インフォメーション・センターが
 所在する東京・丸の内において、「Thank You」折鶴キャンペーンの実施
・東京、横浜、大阪、京都、仙台等の大都市と米国・ニューヨークにおいて、
 商店街バナー、バス・タクシー、ホテル・フラッグなどへ
 「Japan. Thank You」ロゴを掲出
・震災復興への感謝を込めた3月11日特別ライトアップ(東京スカイツリー、
 横浜マリンタワー、京都・東山花灯路、神戸ポートタワー、別府タワー)                            
・岐阜県高山市の16の主要観光施設及び公共交通機関について、外国人の利用
 が3月11日に限り無料
・外国人旅行者向けガイド「ZAGAT」Thank You版の製作・配布
・東京マラソン等参加の外国人へ、「Thank You」カードを配布
・日本全国からThank You動画の募集と海外発信           

 期間は、2月下旬~4月下旬で、取組により異なります。
 この時期は、日本の代表的な観光魅力である「桜」のシーズンで、外国人観
光客が最も多く訪れる季節のひとつです。また、4月16日~19日には、世界の
旅行会社、航空会社のCEO等が集う観光版ダボス会議「WTTCグローバル・サミッ
ト」の日本で初めての開催も予定され、震災後の再生に向かう日本を発信する
絶好の時期です。
 日本中のたくさんの方々と連携し、暖かいご支援をいただいた海外の皆様へ、
心からの「Thank You」を発信し、日本と世界の「絆」を強め、訪日需要の拡大
につなげたいと考えています。
 引き続き、本取組への御参画を募集しております。

 ■「Japan. Thank You.」キャンペーン特設サイト
  http://www.ustream.tv/thankyou2012

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