MLIT mail magazine◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2012/7/11 第927号
国土交通省メールマガジン(MLITメルマガ)のご利用ありがとうございます!
MLITメルマガでは、新着の報道発表資料のほか、皆さまの生活に役立つ
情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇MLIT mail magazine
◆目 次◆
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(7月11日)
2国土交通セミナー
平成23年度 国土交通白書 復興を通じた国土交通行政の転換
~持続可能で活力ある国土・地域づくりへ向けて~
3お知らせ
夏休みの一日をダムで過ごしてみませんか
◆新着情報[7月11日発表分]
【本日の報道発表】
(政策)
○XRAIN(XバンドMPレーダネットワーク)の利活用促進
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000523.html
(会議開催案内)
○土砂災害への警戒の呼びかけに関する検討会(第1回)の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000522.html
○社会資本整備審議会 第14回道路分科会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000271.html
○第28回国土交通省政策評価会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu05_hh_000037.html
(その他)
○エコレールマークと熱中症予防声かけプロジェクトとのタイアップ企画
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo04_hh_000033.html
○偽造免許証の写しによる非建築士の違法業務等
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000327.html
【国土交通省人事異動(平成24年7月11日)】
http://www.mlit.go.jp/about/h24jinji.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/press-2012.html
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index24.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/index.html
◆国土交通セミナー
○平成23年度 国土交通白書 復興を通じた国土交通行政の転換~持続可能で
活力ある国土・地域づくりへ向けて~
人口減少・高齢社会の一層の進展、国際競争の激化等我が国をめぐる経済社
会情勢が変化する中、今回の大震災は発生しました。その震災の復興を通じて、
人々が安心して生活できる国土を築き、持続可能で活力ある国土・地域づくり
のための国土交通行政の新たな展開が求められています。
今年の国土交通白書は、「復興を通じた国土交通行政の転換~持続可能で活
力ある国土・地域づくりへ向けて~」をテーマに、第1章で、東北地方の現状
をまとめたうえで、復旧・復興に向けた着実な取組として、インフラ整備、居
住安定の確保、復興まちづくりの推進、また、減災に向けたハード・ソフト施
策を組み合わせた津波・地震対策などについて解説しています。第2章では、
持続可能で活力ある国土・地域づくりに向けて、国土交通省がもつ現場力、統
合力、即応力を最大限に発揮して、タテ(現場業務から制度論まで)、ヨコ
(分野の多様性)、ソト(他省庁との連携)への広がりをもった施策の具体的
な方向性と現時点での取組を解説しています。
<第1章> 震災からの復興と国土交通行政の転換
[1] 震災からの復興
・各種公共施設については、着実に復旧・復興が進行。
・高速道路は、24年末までに警戒区域内を除き本復旧完了。直轄国道は24年
度末までに本復旧を完了予定(なお、国道45号の橋梁等大規模な被災箇所
については、地域の復旧計画を踏まえて復旧)。復興道路・復興支援道路
は、23年度補正予算で18区間224kmを新規事業化。24年度には八戸南道路
(5.3km)、普代バイパス(4.2km)、東北横断自動車道釜石秋田線(宮守~東
和)(24.0km)を供用予定。
・鉄道は、26年4月頃に三陸鉄道、27年度内にJR仙石線が全線運転再開。
貨物専用の鉄道は、24年12月までに全線運転再開。
・重要な港湾施設については、24年度内で復旧完了。
・海岸堤防の高さは、比較的発生頻度の高い津波を対象に設定。
・液状化対策については24年度中に完了予定。
[2] 震災後の国民意識の変化
・国土交通省が実施した国民意識調査において、震災後の考え方の変化を聞い
たところ、「防災意識の高まり(52%)」「節電意識の高まり(44%)」
「家族の絆の大切さ(40%)」となり、今回の東日本大震災は、防災等に対
する国民意識を大きく変えた結果となりました。
・企業においては、災害対応の意識が高まり、災害時の事業継続体制強化のた
めの設備投資や工場等の再配置、複数拠点化等の動きが見られました。
・不動産において、海岸・湾岸沿いの物件や高層マンション高層階への需要
減退、中古物件の耐震性への不安感など、災害リスクへの関心が高まってい
る結果となりました。
[3]震災後における国土交通行政の転換
・最大クラスの津波に対しては「人命が第一」としたハード・ソフトの施策を
組み合わせた「多重防御」による津波防災地域づくりを推進します。
・公共施設の地震・津波対策の強化を図ります。
・より住民の避難につながる警報となるよう、津波警報の改善を図ります。
・災害に強い都市・交通の拠点づくりと大都市圏における帰宅困難者の対策に
取り組みます。
・災害対応の担い手となる地域建設産業の再生を図ります。
・災害を踏まえた道路網の整備、道路ネットワーク強化に取り組みます。
・多重防御、避難路、避難地としての都市公や道の駅、SA・PAの整備等を
進めます。
・災害時の支援物資物流拠点を選定し、災害に強い物流システムを構築します。
・震災後の落ち込みが大きい観光産業を立て直すため、海外向けの訪日プロ
モーション等を行い、観光振興を図ります。
<第2章> 持続可能で活力ある国土・地域づくり
[1]都市の低炭素化の促進に関する法律
・地方都市での自家用車の依存が高まり、公共交通機関の利用の減少やサービ
スの低下が進んでいます。今後は、バス路線やLRTの整備や鉄道駅の整備
等により公共交通期間の利用促進を図る事業制度を創設して、過度に自家用
車に依存しない都市の構造への転換を目指したまちづくりを推進します。
・都市の低炭素化を推進するため、温室効果ガス吸収源としての緑地の保全や
緑地の推進、下水熱等の未利用エネルギーの有効活用、都市公園、港湾等の
空間スペースを活用した太陽光パネル、蓄電池等の設置による再生可能エネ
ルギーの活用を進める必要があるため特例措置を設け支援します。
・優れた省エネ性能等を有する低炭素建築物に対して、税制等の特例措置を設
けて支援します。
[2]中古住宅・リフォーム市場の環境整備
・中古住宅は、物件ごとの品質に差があると考えられることから、物件の品質
や価格に関する情報、他物件との比較が可能となるような情報を把握し、良
質住宅の選択が可能となる環境整備を図ります。
・リフォームについても、リフォーム内容の検討やリフォーム事業者の選定等
を適切に行うことができるよう、工事費用、事業者の施行実績や評判等に関
する情報が提供されるよう環境整備を図ります。
[3]省CO2・省エネルギー管理の一体的推進
・自動車のエネルギー消費と家庭・業務のエネルギー消費を一体的に管理する
省エネシステムの開発等を支援します。
[4]学校復興とまちづくり連携の推進
・学校の安全安心な立地確保、学校施設と公益施設との複合化、エコスクール
の整備、地域防災・避難拠点の整備を促進します。
[5]サービス付き高齢者向け住宅の供給促進
・「サービス付き高齢者向け住宅制度」を創設して、民間事業者等に対して、
補助、税制、融資による支援を行います。
■国土交通白書の全体版については、ホームページをご覧下さい。
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h23/index.html
◆お知らせ
○夏休みの一日をダムで過ごしてみませんか
毎年7月21日から31日は「森と湖に親しむ旬間」です。皆さんに森林や湖に
親しむことにより、森林やダム等の重要性について理解を深めていただくこと
を目的としています。
期間中に行われるイベントの一環として「ダム見学会」を実施します。普段
は開放されていないダムの操作室やゲート室、監査廊などをご覧になれます。
ぜひ、ご参加ください。
■石淵ダム・胆沢ダム(東北地方整備局)
日時:平成24年7月28日(土)10:00~15:00
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/41821_1.pdf
■小里川ダム(中部地方整備局)
日時:平成24年7月28日(土)(1)11:00~ (2)13:00~ (3)14:30~
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2012/06/0657.html
■宮ヶ瀬ダム(関東地方整備局)
日時:平成24年7月28日(土)及び29日(日)
・観光放流・・・(1)11:00~ (2)14:00~
・ダム内部一般開放・・・(1)11:20~ (2)14:20~
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000063489.pdf
■天ヶ瀬ダム(近畿地方整備局)
日時:平成24年7月29日(日)9:30~
http://www.kkr.mlit.go.jp/yodoto/pdf/kisya-hapyou/20120706_2.pdf