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年間に起きる地震の回数はどのくらいありますか?
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日本及びその周辺では、1年間に体に感じるような地震(震度1以上の地震)が2000回前後(平均すると1日に5、6回)、体に感じない地震まで含めると20万回以上観測しています。 これは、全世界で発生した地震の回数(アメリカ地質調査所の調べによる)の約1割にあたり、日本及びその周辺は世界でも有数の地震多発地帯となっています。 なお、2009年~2023年に震度1以上を観測した地震の回数はグラフのとおりで、2011年と2016年は、それぞれ平成23年東北地方太平洋沖地震と平成28年熊本地震が発生し、この地震以降に極めて活発な地震活動があった影響で、他の年の回数を大きく上回りました。 ![]() 詳しい解説はこちら: 気象庁HPの「知識・解説」のコーナー (https://www.jma.go.jp/jma/menu/menuknowledge.html)
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キキクルなどの防災気象情報を伝えるインターネットの手段が増えてきていますが その上で、少子高齢化も進んでいます。高齢者だけで住んでいる家では、住んでいる人がパソコンやスマートフォンの操作が苦手かもしれず、防災気象情報が届かないかもしれません。対策は何かしていますか?
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気象庁が発表する様々な情報は、テレビ・ラジオ・インターネットなど様々な手段で高齢者を含めた多くの人に届けられます。 キキクルのように、インターネットやアプリでリアルタイムに見ることができる情報は、高齢者などの家族が防災情報を入手し、直接危機を伝えてあげるという取り組みが有効です。国土交通省でも「逃げなきゃコール」という取り組みを呼びかけています。 また、気象庁から発表する情報を踏まえて、地元の自治体からも避難指示(警戒レベル4)や、高齢者等避難(警戒レベル3)が発令されます。 そういった情報を見たご家族など身近な方が、高齢者に危機を伝えていただく行動が、最も効果的に避難行動につながります。 気象庁が緊急時に開催する記者会見の中でも、そうした行動をお願いしております。 皆さんがキキクルや他の防災気象情報を見聞きして、大切な人が住んでいる地域が危険だなと思った時は、ぜひあなたが直接電話をかけて、危機感を伝えてあげてください。
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