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将来の輸送機関として、どのような乗り物が利用されると予想されますか? |
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国と鉄道会社・バス会社等が協力して、新しくて便利な乗り物をみんなが利用できるように努力しています。みなさんの街ではどんな乗り物が走るとよいでしょうか。 ◆連節バス 通常のバスを2台つなぎ合せたようなバスで、より多くの人を運ぶことができます。普通のバスより高価ですが、利用客が多い区間で活躍します。 ◆LRT(ライトレールトランジット) 次世代型の路面電車システムです。低床化などバリアフリーに配慮した乗り降りしやすい車両、屋根付きの停留所などを組み合せることで、誰にとっても利用しやすい交通機関をめざしています。バスよりも時間どおりに多くの人を輸送でき、地下鉄よりも安く整備できます。 また、自動運転技術の開発も進んでおり、近い将来、自動運転による公共交通機関を利用できるようになるかもしれません。 |
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MaaS(マース) とは何ですか? |
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MaaS(Mobility as a Service、 頭文字の"M"、"a"、"a"、"S"を取って「マース」と読みます。)とは、とても便利なアプリのことです。 たとえば、皆さんが家族と旅行に行くとき、電車やバスの時間、ホテルや観光施設などを調べ、バラバラに電話やインターネットで予約をし、インターネット上でクレジットカードを使ったり、窓口で現金で料金の支払いをしていると思います。 MaaSは、電車、バス、タクシーなどの移動手段や、ホテル、観光施設、飲食店などの検索、予約、支払いをまとめて1つのアプリでできるようにするとても便利なものです。 また、人口が少ない過疎地のお年寄りが病院に行ったり買い物をしたいとき、乗り物や病院、買い物の予約・支払いをすべて一つのアプリでできたら安心ですよね。 ![]() |
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全国の交通網の整備はどのように、どのような優先順位で行われますか? |
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社会資本(インフラ)には、生産性の向上など、地域において中長期にわたり経済を成長させる、いわゆるストック効果(※)があります。例えば、道路ネットワークの整備によって、移動時間の短縮等による生産性向上をはじめとした、ストック効果が発揮されます。これにより、物流の効率化や観光交流の促進が期待されます。 人口減少や厳しい財政制約の下、こうした社会資本のストック効果を最大限に発揮させ、地域の課題の解決や地方の成長につながるよう、戦略的な社会資本整備を進めています。 また、社会資本整備は、その整備や効果が長期間に及ぶものであり、中長期的な視点に立ち、計画的に進めていくことが重要です。 そのため、第5次社会資本整備重点計画では、社会資本整備の基本的方向性を定め、また、ブロック版重点計画では、各地方ブロック毎の個別事業の整備スケジュール等を明らかにしているところです。 参考ページ:インフラ巡礼(https://note.com/infra_junrei)
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