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国土交通省はどのような環境対策に取り組んでいますか?
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わたしたちの生活の中で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの増加は、地球の気温が上昇する原因と言われており、このような気温の上昇によって自然災害が増加することなどが懸念されています。 このため、国土交通省では、温室効果ガスの排出量を抑制するための取組と、地球温暖化の進行により懸念される悪影響に備えるための取組を、車の両輪として取り組んでいます。具体的には、環境に優しい自動車の開発・普及や、住宅やビル等の建築物の省エネルギー化、環境負荷を減らすまちづくりによって温室効果ガスの排出削減を進めるとともに、地球温暖化によって増加することが懸念されている水害、土砂災害、高潮災害、渇水などの影響を小さくするための取り組みを進めています。 また、このほかにも、建設廃棄物の発生抑制・リサイクルの推進、ヒートアイランド対策、良好な河川環境の保全・形成などに対する対策も行っています。
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環境問題が問題になっていますが、国土交通省では具体的にどのような対策をしてCO2を減らしていますか? また今後どのような対策をしようとしていますか?
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地球温暖化が進み、日本でも自然災害や生態系の破壊など多くの環境問題が起きています。 国土交通省が担当している自動車や鉄道などの運輸分野では多くのCO2を排出しており、排出量を減らすため、様々な対策を推進しています。 自動車分野では電気で動く電気自動車を普及させるために補助を行ったり、環境にやさしい車にかかる税金を減らすなど国民に車の買い替えをしてもらえるような取り組みをしています。 鉄道分野では、CO2を排出しない水素で動く燃料電池鉄道車両の開発推進、省エネ車両の導入促進等を行っています。 また、飛行機の燃料としてCO2の排出が少ない持続可能な航空燃料(SAF)の導入を進めたり、船でも、水素、アンモニアで動くガス燃料船の開発を進めていきます。 今後は、自家用車から環境負荷の小さい鉄道やバス等の公共交通機関への利用へと転換を図るべく、デジタル技術を用いて皆が公共交通機関を利用しやすいサービスを開発したり、電気自動車が充電するための施設の普及を進めていく予定です。 国土交通省では上記の他、住宅・建築物や、港湾、上下水道等の分野も担当しており、例えば住宅分野では「高性能な住宅と効率的な設備による省エネ」と「太陽光発電による創エネ」を備えた住宅であるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及促進を進める等しています。
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