4.2.3.2.9 uro:LandSlideRiskAttribute

4-53

型の定義

土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域に存在する構造物に、いずれの区域に含まれているかを属性として付与する。
一つの都市オブジェクトに、複数の「区域区分」が重なっている場合は、以下の優先順位に基づき、最も優先順位の高い区域区分のみを付与する。
区域区分の優先順位は優先順位の高いほうから、

  • 土砂災害特別警戒区域(指定済)

  • 土砂災害警戒区域(指定済)

  • 土砂災害特別警戒区域(指定前)

  • 土砂災害警戒区域(指定前)

とする。
なお、一つの建築物に、複数の「現象区分」が重なっている場合は、それぞれを土砂災害リスク属性として記述する。

上位の型

uro:DisasterRiskAttribute

ステレオタイプ

<< DataType >>

継承する属性

属性名

属性の型及び多重度

定義

uro:description
[ DisasterRiskAttribute ]

gml::CodeType [1..1]

使用する下位のデータ型により以下のように定義する。

  • 洪水浸水想定区域の場合

    • 指定河川の名称。コードリスト(RiverFloodingRiskAttribute_description.xml)より選択する。都市ごとにコードリストを作成する。
      指定河川の名称には、水防法に基づき指定された洪水浸水想定区域図の対象となる洪水予報河川又は水位周知河川として示された、「水系名」及び「指定河川名」を用いることを基本とする。
      一つの浸水想定区域図に複数の洪水予報河川又は水位周知河川が含まれている場合は、「指定河川名」を列挙する。指定河川名を列挙する場合の区切り文字は「・」(全角中点)を使用する。また、都道府県が独自に作成している浸水の区域図は、当該浸水想定区域の名称から、対象となる区域を指す名称を用いる。

  • 津波浸水想定の場合

    • 津波浸水想定の属性を付与する元となる図又はデ-タの名称。コードリスト(TsunamiRiskAttribute_description.xml)より選択する。都市ごとにコードリストを作成する。

  • 高潮浸水想定区域の場合

    • 高潮浸水想定区域の属性を付与する元となる図又はデ-タ集合の名称。コードリスト(HighTideRiskAttribute_description.xml)より選択する。都市ごとにコードリストを作成する。

  • 内水浸水想定区域の場合

    • 内水浸水想定区域の属性を付与する元となる図又はデ-タの名称。コードリスト(InlandFloodingRiskAttribute_description.xml)より選択する。都市ごとにコードリストを作成する。

  • ため池ハザードマップの場合

    • ため池ハザードマップの属性を付与する元となる図又はデ-タの名称。コードリスト(ReservoirFloodingRiskAttribute_description.xml)より選択する。都市ごとにコードリストを作成する。

  • 土砂災害警戒区域の場合

自身に定義された属性

属性名

属性の型及び多重度

定義

uro:areaType
[ LandSlideRiskAttribute ]

gml::CodeType [1..1]

土砂災害警戒区域に含まれているのか、否かの区分。
コードリスト( LandSlideRiskAttribute_areaType.xml)より選択する。